2008年09月21日

なぞなぞ:黒いのに白い物ってなーんだ?

 残暑も厳しいですが、それでも秋になりました。秋と言えば、もちろんモンブランですよね。先日、今季初のモンブランを食べてきました。やっぱりモンブランは美味いですねー。

 さて、美味けりゃそれでいいと言われればその通りですが、この「モンブラン」という名前はやっぱり何だか変だと思います。だって、モンブランを日本語に訳したら「白い山」なんですもん。昔のモンブランは黄色かったし、今時のモンブランは茶色で、ちっとも白くないじゃないですか。くだらないこだわりですが、前々から気になって仕方がないです。

 気になるので、ときどき友人達との雑談の中にも、その話題を出すことがあります。でもあるとき、もっと衝撃的な話を友人から聞いてしまいました。

「九州にはブラックモンブランってお菓子があるんですよ」

 何という背徳的な名前! これには負けました。

 ちなみにこのブラックモンブラン、ケーキのモンブランとは無関係で、実はアイスなのだそうですね。九州と、中国地方の一部でのみ販売されているのだとか。その「一部」に広島も含まれているとのことですが、私自身は一度も見たことがありません。このことを教えてくれた九州出身の友人も、「九州にはある」という言い方をしたことでわかるように、実は広島でも売っていることを知らなかったようです。つまりまあ、「どこにでも売っていて、わざわざ探さなくても手に入る」というレベルで売っているわけではないわけです。
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2008年09月20日

人生初ジョリパ

 先日、生まれて初めてジョリーパスタに行きました。正直、全然期待していなかったのですが、期待してたよりずっと美味しくて本当に、本当にびっくりです。安いし、量も多いし、(一部の)下手な専門店よりよっぽど良いですね。

 ただ、ショックなこともありました。カルボナーラにしてもペペロンチーノにしても、似てるんです。麺の茹で具合以外、私が作るのによく似てるんです。これ、何だか訳もなくショックです。
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2008年09月19日

イチロー、8年連続200本安打達成

 今年のシアトルは本当に弱くって、このまま行くとシーズン100敗なんてことになりかねません。なので、野球を見るモティベーションが大きく下がっていたのですが、それでもこの記録にはずっと注目していました。

 イチロー選手が今年もシーズン200安打を放ちました。9月17日(現地時間)カンザスシティ・ロイヤルズ戦での出来事です。前日にあと3本と迫っていて、ここ最近はあまり爆発していなかったので、正直この日には期待していなかったんですけど、不意を打たれましたね。ちょくちょくこんな風に不意を打ってくるのはわかっているハズなのに、今回は油断していました。舞台はカウフマン・ステイディアム、相手のスターターは元同僚のギル・メッシュ。そのメッシュからの2本を含む3安打で、見事に200本に到達です。

 これでルーキーイヤーから連続で8年連続で200本を達成したことになります。彼自身が持つ MLB 記録を塗り替えました。「新人から」という言葉を取った場合、つまり「8年連続200本安打」となると、ウィリー・キーラーが1894〜1901年に達成した MLB 記録(ということは、おそらく世界記録と言っても良いでしょう)と並び、さらにウェイド・ボッグスが1983〜1989年に達成した7年連続のアメリカンリーグ記録を抜き去ったこととなります。

 松井秀喜選手や松坂大輔選手らのコメントもマスコミを通じて発表されていましたが、口を揃えて「当たり前のように思われているが、それを本当にできてしまうのがすごい」というような趣旨のことを言っていました。現役の選手が肌で感じた素直な印象なのでしょうね。まったくその通りだと思います。

 チームは負けてしまい、少しほろ苦い記録達成ではありました。そもそも数日前に同地区の優勝がロサンジェルス・エインジェルズに決まっていましたから、勝ち負けは割とどうでもいいっちゃあいいんですけどね。ただ、そんなモティベーションを高めるのが難しい状況の中、それでもとにかくコツコツと打ち続けることはやはりすごいと思います。

 こんな偉業を成し遂げて、しかもその難しさを素人なりにわかったつもりになっているにもかかわらず、ついつい「次」を期待してしまう私は悪いファンかもしれません。

 その「次」とは、まず張本勲の持つ日本での安打記録3085本に日米通算で並ぶこと。残り15本です。これはまあ、今季中に達成しなければ二度と達成できないというものでもないので、限りなく時間の問題に近いでしょう。そうは言っても、イチロー本人が今季中の達成を目指しているようですから、私もその気持ちの尻馬に乗りたいと思います。

 その先となると、次に待っているのはおそらく2つの大記録です。それは、もちろん今回の記録の更新に相当し、単独トップとなる9年連続200本安打です。この記録を達成すれば、「連続」という条件がつかない9シーズン200本安打も自動的に達成されます。これはあの“球聖”タイ・カッブに並ぶ歴代2位の記録です。今季の残り試合での安打数次第でもありますが、それを達成すればおそらくほぼ同時期に、MLB 通算2000本安打にも到達します。今季の200本目が、MLB 通算1792本目になるからです。

 で、最後には、「日米通算で良いから、ピート・ローズの4256本を抜き去ってほしい」と思っていたりもするのです。そうすれば、MLB 通算でも3000本安打を超えている計算になります。(途中で日本球界に戻らないと仮定して。)とても贅沢な話ですが。

2008年09月18日

【映画】おいしいコーヒーの真実

 実は DMC を見る前日に、別の映画も見ていました。と言うのも、もっと別に気になるタイトルの映画があったんです。そこで、横川シネマに見に行きました。いわゆるミニシアターです。普段映画なんてめったに見に行かない(おそらく約1年半ぶり)のに、まるで映画マニアみたいですね。

 だって、気になるじゃないですか。『おいしいコーヒーの真実』だなんて。コーヒー取引の現実を描いたドキュメンタリー映画ということで、コーヒー好きとしては、見に行かざるを得ません。ちなみに原題は "Black Gold" ――黒い黄金と言います。この原題にも、なかなかの迫力を感じます。

 というわけでわざわざ朝一の上映に行きました。どうやらこの日(日曜日だから?)は割引をやっているようで、1000円で見ることができました。

 さて内容ですが、ドキュメンタリーにネタバレもないだろうということで、そのまま書いていきます。要は、コーヒー農家に分配される収入が極端に少なく、大多数が流通などの中間段階や消費段階に分配されているという現状を訴えている映画ですね。主にコーヒー発祥の地(と一説では言われる)エチオピアを舞台に、フェア・トレード(公正な取引)がほとんど行われていないことを淡々と映し出しています。

 この映画の日本語公式サイトの中に、このことを端的に表したページがありますので、興味があればご覧ください。(ただし Flash か何かを使っているようなので、携帯電話等では見られないかもしれません。)

 感想としては……うーん、言われようもない違和感ですね。ここで語られている「真実」は確かに真実かもしれません。ただ、何かパーツが足りないような気がしてなりませんでした。ドキュメンタリーとして、センセーショナルにではなく淡々と描いている様からごまかされそうですが、ちょっと一面的に過ぎる気がします。もちろん、別に一方的で一面的な言論というのは、あっても構わないと思います。だから、この映画自体が悪いとは言いません。これをきっかけに議論が巻き起これば、大変価値あることではないかなとは思います。が、簡単に鵜呑みにすべきではないでしょうね。

 あまりの違和感に、見終わった後そのままニシナ屋なかまち店に駆け込みました。なんせこの映画について、コメントを求めるのにニシナ屋のご主人ほどの適任者はいません。コーヒー豆屋さんで「餅は餅屋」というだけではなく、流通にも大変精通しており、世界情勢にも詳しく、その上映画の見方も十二分に心得ているときています。

 私が横川シネマに行ったことを告げたら、すぐにピンと来られたようです。最初の言葉が
「あれが、すべてじゃないですよ。」
でした。そして、いくつかのことを教えてもらいましたが、私にとっては最初の言葉で存分に腑に落ちました。

 ……とかなんとか良いながらも、そのときに買った豆はエチオピアのイルガチャフィなんですけどね。「影響されやすいんですよー。」などと軽口をたたきながら買っちゃいました。今、そのイルガチャフィを飲みながら記事を書いてます。
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2008年09月16日

【映画】デトロイト・メタル・シティ

 映画『デトロイト・メタル・シティ』を見てきました。最初、どこかでポスターをちらっと見てこの映画の存在を知りました。でもそのときには、そもそも何の映画なのかさえわからなかったので、まるっきり興味が湧かなかったんですよね。外国のホラー映画かヒーローもの? って思ってました。(原作の漫画のことも知らなかったしね。)が、たまたまどこかで紹介記事を読んで、大きな勘違いをしていたことに気づくと同時に、興味が湧いてきました。簡単に紹介するとこんな感じでしょうか。
 気弱だが優しい青年、根岸(松山ケンイチ)はおしゃれな音楽を志し上京。しかし何の因果か彼はデスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ (DMC)」のヴォーカル兼ギターの「ヨハネ・クラウザーII世」となり、彼の意に反するまま人気を博してしまう。本当にやりたい音楽との葛藤。そんな中、大学時代のサークル仲間であり、憧れの人だった相川さん(加藤ローサ)と再会する。が、その相川さんは DMC なんて大嫌い! 淡い恋心、そして志向する音楽と現実とのギャップの悩み続ける根岸を中心に織りなされるドタバタ音楽コメディ!

 私は普段あまり映画を見ませんが、音楽がモティーフとなると、つい反射的に見てしまうようなところがあります。テーマとかトーンとかは関係なく、単に「音楽」ってだけで。今回は「なんだかダメな映画なんじゃないかな」なんて予想しつつも、それでも音楽が題材になっているというのに抗いがたく、見てしまいました。

 予想は良い方に裏切られ、とてもおもしろかったです。お話自体はつじつまの合っていないところも多数見られますが、まあコメディ映画ですし、そこは目をつぶるということで。そもそもリアリティを言い出したら、デスメタルのバンドがそんなに大人気になるわけないでしょ?(って、人気出たらどうしよう……。)頭空っぽにして、見に行くのにオススメです。

 さて、ここから先は少しネタバレを含みますので、お気を付けください。ストーリーにはほとんど触れていないですけど、この映画の中で個人的に非常に驚いたことを紹介しするので、劇場(または DVD など)でその驚きを直接味わいたい方のために隠しておきます。(ロックに興味がない人なら見ても大丈夫です。その分、私が感じた驚きもないでしょうけど。)

というわけでネタバレ(?)
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2008年09月15日

華麗ならざる一族

 母方の祖母の法事がありました。仕事があって法要には参加できず、その後の食事会にのみ参加してきたのですが、その様子に唖然としてしまいました。

 予兆は、3日前にすでにありました。弟夫婦の欠席が急遽決まってしまい、2人分の席が空席となってしまいます。この食事会の幹事役を務めるうちの父親、この事態に対しこんな決断を下します。
「まあ2人分の食事くらい、ほかの誰かが食べるだろう。予約はそのままにしとこう。」

 ちなみに会場はお寺の近くの日本料理店です。某ホテルの最上階にある、比較的名の知れたお店です。そんなところでこのような狼藉を働こうというのですから、思わず苦笑まじりに
「余るくらい食事を出すなんて、中国流だね。」
とちょっとした皮肉を言ってやりました。食い意地の張ったうちの一家ならいざ知らず、親族の集まる席でそりゃないでしょ。それに、お店の格を考えたらちょっと考えられない決断ですよね。

 さてさて、当日です。仕事が長引いて開始約1時間後に到着してみたら、ある意味で宴もたけなわでした。うちの母方の親戚は飲む人が少なくて(というか飲む人は比較的早死にしてしまい)、大騒ぎ、馬鹿騒ぎにはなりません。和やかな歓談風景です。われわれはそれで特に不満もなく楽しみます。

 が、もしその光景をよくよく観察してみたら、少し異常なものに映ることでしょう。久々に会う親戚には「元気にしてた?」「今、何年生?」「早く結婚しないと」なんて話題が定番なのでしょうが、なぜかそんな会話はあまりありません。むしろ
みよしの(広島の老舗の団子屋さんです)ってどこに移転したの?」
とか、
「大阪に旅行に行ったときに体調が悪くなって、有名なお好み焼き屋さんに行ったのに“ミニお好み焼き”しか食べられなかったのが悔しい!」
とか、そんな話ばっかりです。

 ちなみに引き出物にはムッシムパネンの焼き菓子です。こちらを渡すときも親戚一同、
「あ、知ってる知ってる。よく自転車で買いに行く。」
「前、廿日市にあったでしょ。」
とまあ、そんな感じ。みなさん、情報通ですね……。

 会話だけではありません。テーブルの少し向こう側に目を向けると、中学生になる従甥(いとこの息子さん)がご飯のお茶碗を追加で2人前押しつけられながらも、それをものともせずにぱくついています。「まだまだイケル」と頼もしいセリフつきで。

 その姉、つまり従姪(いとこの娘さん)の席の前にはなぜか漬け物が5人前。しかもそれに大喜びしています。「へへっ、すまねぇな。」と(ある意味)今時の若い娘らしいセリフつきで。

 仲間内や職場ではよく食べる方で通っている私ですが、母親に言わせれば「少食」にされてしまいます。私も職場でいただいた差し入れ(大判焼き)を1個食べた後に来ていて、ここでもお刺身を1人前余計に食べてるんですが……。

 これまで、こんなに「食」に偏っているのはうちの家だけだと思っていました。まさか親戚一同こんなんだとは気づかなかったよ……。このままでは飽食の大罪により、一族郎党地獄行きは免れないので、せめて毎日の食事に感謝しながら今後も生きていくことにします。ごちそうさま。
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2008年09月03日

未確定予告・移転するかも

 はっきりとは確定していませんが、そのうちブログやらサイトやらを移転させるかもしれません。あとメイルアドレス等も変更しようかなと。

 ちょっとおもしろいことができそうなのです。(あ、みなさんにとっておもしろいかどうかは保証外です。私にとっておもしろいという意味。)ただ、知識と技術、それに時間が上手く取れるかどうかがわからないので、あくまで「未確定」なんですけどね。


(もう少し詳しくて難しい説明)
posted by Yosh at 14:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 当ブログについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月30日

チーズ専門店「フロマージュリー・ピノ」

 段原の COCO'S(元サンデーサン)のすぐそばに、チーズの専門店がオープンしました。「フロマージュリー・ピノ」(公式サイト)という名前で、もともとは岡山にあるお店が、広島にも出店してきたようです。地図でいうと、この辺です。


 こぢんまりしたお店です。ショーケースの中には20種類を超えるチーズがあります。私はチーズには詳しくないのですが、以前広島中を駆けめぐってチーズを見て回ったときがありました。(この時のことは記事にもしましたね。)行ってみる前の予想では、専門店だからそれらより少し高いのかなと思っていたら、逆でした。割安です。たとえば、以前見たお店ではゴルゴンゾーラチーズ100g で750円程度の値段設定のところが多かったように記憶しています。こちらでは600円台(確か650円だったと思う)で売っていました。

 チーズの販売もありますが、お店での中で食べることもできます。この「お店の中で食べる場所」は何て言えば良いんでしょうかね? イートインコーナーと言うには本格的すぎますし、カフェと言うには食事やワインもあり盛りだくさんですし、レストランと言うのも何か違う気がします。とはいえ、お店のサイトに「チーズショップ&ワインカフェ」と書かれていますので、それに準じてカフェと書くことにしましょう。小さなお店だけあって、カウンター含め15席程度です。

 カフェのメニューですが、さすがにチーズの名前が羅列してあるという訳ではありません。かなりメニューは豊富です。本格的な食事(たとえばチーズ入りカレーやチーズフォンデュ)もできますし、ブランチ(サンドウィッチなど)も OK、デザートやカフェ(チーズケーキやコーヒー、紅茶など)としても使用できますし、ワインを交わしながらディナー(単品メニューに加えて、セットメニューもあり)も可能です。公式サイトにメニューも掲載されていますので、興味のある方はご覧ください。

 今回は、カフェを利用することにしました。「おすすめチーズの盛り合わせ3種」を注文し、パンと一緒に食べてみました。出てきたのはゴルゴンゾーラ、カマンベール、ミモレットかな?(繰り返しますが、私はチーズに詳しくないので、間違っている可能性があります。間違いのご指摘は歓迎します。)さすがは専門店のおすすめ、美味しかったですよ。

 コーヒーはヨーロピアンスタイルなのか、あまり熱くありませんでした。普段、ぬるいコーヒーを飲み慣れていないこともあり、大好き! とまではいきませんでしたが、まあまあ美味いかなと思いました。

 これだけでは、このお店のことがあまりわからなかったので、さらにデザートでマスカルポーネのシュークリームを追加。こちらは紅茶(ダージリン)と共にいただきました。かなり大ぶりのシュークリームに、アイスまで付いてきてなかなかのボリュームです。こちらも気に入りました。今時の甘さ控えめスイーツ全盛の時代の基準からすると、やや強めの甘さなんですが、それが嫌な感じになっていないんですよね。これがチーズのマジックなんでしょうか。

 紅茶も地味にサプライズでした。ちゃんとポットの中に茶葉が入って出てきましたし、美味しかったです。こういった、特に紅茶のことを謳っていないお店でちゃんとした紅茶が飲めると、「紅茶文化がようやく日本にも広がり始めたのかも?」と少し期待してしまいます。先日行ったお店で、料理は美味いが紅茶はヒドいという経験をしたばかりなので(そして、それがよくあることなので)、余計にうれしかったですね。

 お店には満足ですが、行った時期が多少不運でした。なにやら有名どころで紹介されたばかりらしく、チーズは売り切れが続出のようでした。また、やや混み合う店内で、やかましくご歓談されるお客さんと一緒になってしまい、多少落ち着けない感じでした。まぁ、マスコミや有名サイトに紹介されたら、一時的にそうなっちゃうのは仕方がないですね。そのうち落ち着くでしょうし、少し間をおいてまた行ってみたいと思います。

※追記

 後日、改めて行き直してみたら、意外と空いていました。時間帯が20時30分頃と、少し遅かったのも理由のひとつかもしれませんが、先日の混み合いとのギャップに少し驚きました。

 さて、この時はチーズ入りカレーのセットを注文しました。カレーはどちらかというと家庭風・和風のカレーと言えるかもしれません。辛さは中辛くらいで、やや酸味が感じられるルーでした。ちなみに家庭風と思ったのは味付けだけでなく、付け合わせにらっきょうと福神漬けがついてきたのもあります。こういった欧風のお店で出てくると、なかなかに意外な印象を受けます。

 セットにはミニサラダ、チーズかケーキ、コーヒーか紅茶が付いてきます。今回はベイクド・チーズケーキと紅茶の組み合わせにしました。ベイクド・チーズケーキはかなり酸味が強く甘さ控えめです。紅茶はダージリンをカップで出してくれます。カップで出てきたときには、残念半分、仕方ない半分という気持ちでしたが、1杯立てなのにそんなに悪くないお味で少し驚きました。どうやって入れてるんだろう? 気になるところです。
posted by Yosh at 18:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月15日

さようならの思わぬおみやげ――広島−中日第18回戦

 今日は――厳密にはきのうですが――お別れを告げに行きました。初めて出会った5歳の頃から30年近い付き合いになる広島市民球場に。試合日程から判断するに、たぶんこの日の中日ドラゴンズ戦がラストチャンス。だから、時間を作って思い切って行ってきたのです。

 ちょっとセンチメンタリズムに浸りながら17時前に球場入り。席は SS 指定のオレンジシート(年間指定席の売れ残り。前売りや当日で販売している。)。少し早めに行って練習を見るところから、私の野球観戦は始まります。すでにドラゴンズの打撃練習がスタートしていました。

 かなり日本のプロ野球から離れていたんですよね。去年から今年にかけて、球場に観に行くことはありませんでした。それどころか、テレビ中継すらほとんど見ていません。ですので、選手名が今イチ把握できなくて少し困りました。発表されたドラゴンズの先発投手は川井。誰やねん? いや、俺が無知なだけなんだけど。

 ……などという感じで見ていたのですが、このお別れの日に思わぬ贈り物をもらうことができました。それもたくさんね。

 お盆休み中のナイトゲームということで、徐々に増えてきたお客さんは試合開始時にはほぼ満員です。いろいろと嫌な思いをするかなぁ……などと思っていたのですが、2年前と比べて応援マナーが格段に良くなっていてびっくりしました。たまたま今日だけだったのかもしれませんが、そうだとしてもそんな日があること自体に驚きです。

 まず、鳴り物の音量が控えめで、応援はほぼ声援です。満員で盛り上がる中でも、ちゃんとバットにボールが当たる音や、キャッチャーミットにボールが収まる音が聞こえるのです。やっぱり野球はこうじゃなくっちゃ。私は鳴り物応援が嫌いで、また、試合に集中できない応援スタイル(いわゆるスクワット、メガホンその他)も嫌いです。その辺がすべて外野に陣取っていて、内野席にはいません。落ち着いて観戦したい人は内野へ。騒ぎたい人は外野へ。見事な棲み分けがなされており、これなら妥協できる範囲内です。

 好き嫌い以前に迷惑(大きな旗を振るなど)という行為も、ひとつをのぞいてほとんど見られなくなっていました。唯一残っている大きな悪習は、試合開始前に相手チームのベンチ入りメンバーがアナウンスされる際に、コンバットマーチでそれを妨害する行為だけです。

 他にもいろいろありました。7回表開始時には相手チームの応援歌である『燃えよドラゴンズ』が流れました。かつてグリーンスタジアム神戸(現スカイマークスタジアム)に観戦に行ったとき、7回表に近鉄バファローズのテーマが流れたことを思い出しました。そのときにこれは良いなと思ったものでしたが、広島市民球場でもそれをやってくれていたのを知り、驚きと感動を覚えましたね。いや、大げさでなく。

 そして、試合のテンポがまた速くて良かったですね。元々、ブラウン監督が就任して以降のカープはテンポが速い試合が多くて好印象だったのですが、さらにリーグ全体で試合のスピードアップを標榜し、攻守交代の時にスコアボード横の大画面液晶にタイマーを表示するなどの明確な努力もなされています。日本のプロ野球はプロ以外や海外と比べて、かなりもたもたしていましたから、この動きは大歓迎です。

 そして何より、試合がおもしろかったのですよ。こう言っては失礼ながら、実はあんまりそちらを期待してはいなかったのです。ここ数年、なかなか結果を残せない広島東洋カープというチームに期待していなかったという要素もあり、緻密なデータ野球を標榜する割に非科学的な言論が横行する日本プロ野球の不可解さという要素もあり、「たかが選手が」などの発言に代表されるいわゆる偉い人の考え方が理解できないという要素もあり、自然と日本プロ野球から気持ちが離れていました。

 だけどこの日は好ゲームでした。そして野球の好ゲームはすべての要素をぶっ飛ばすくらいおもしろいに決まってます。

 カープの先発、大竹寛は立ち上がりから球が高めに浮いてマズいかなと思いきや、時には球威で押し切り、時には適度にコースを散らして、あれよあれよとアウトの山を築きます。かつての大竹にあった制球難のイメージはあまり見られず、1四球無失点、そしてわずか3安打の見事な完封勝利を飾りました。球が走ってましたねー。最初は久々にプロの球を生で見たからかと思っていましたが、どうやら原因はそれだけじゃないようです。ナイスピッチングでした。

 ドラゴンズ先発の川井進も巧みな投球術で途中までは見事にカープ打線を牛耳っていました。もちろん、まったく打てなくなったにもかかわらずドラゴンズの正捕手として君臨し続ける谷繁元信捕手のリードも大きかったのでしょう。カーブを巧みに使われ、なかなかヒットが出ません。両投手の力投により、試合は素早く、しかし重苦しく進んでいきます。(ちなみにこういう展開、たまらなく好きです。力、技、そして頭脳がフルに活用される場面ですからね!)

 その重い空気を切り裂いたのは広島の1・2番コンビでした。6回裏、東出輝裕が二塁手デラロサのグラブをはじくセンター前ヒットで出塁すると、続く赤松真人が川井の失投を見逃さず、持ち前のパンチ力でバックスクリーンすぐ左のスタンドに飛び込む大きな2ランホームランを放ち、先制します。そして、7回裏2アウトからも彼らに活躍の場面が訪れました。まずは東出が2本目となるヒットをライト前に放つと、ライトの井上一樹のファンブルを見て取って一気に2塁を陥れます。このチャンスに赤松はまたしても直球をねらい打ち。今度はセンターを越える鋭い当たりを放ち、快足を飛ばして一気に3塁まで到達します。もちろん東出は余裕を持って生還。これで勝負はほぼ決したと言っていい貴重な追加点でした。

 7回以降は勝敗という観点だけからすると一方的でしたが、ひとつひとつのプレイの中に楽しめる点が随所に見られました。たとえば内野守備。ドラゴンズの名ショート井端弘和はもちろんですが、ほんの少し前までザルと言われていたカープの内野陣もなかなか良い動きをしています。この日ショートとして出場した小窪哲也は、もしかしたらリーグ随一と評価されるほどの特別な選手ではないのかもしれませんが、本当に堅実で、送球も正確でした。守備範囲が広くは見えなかったサードのスコット・シーボルも、プレイ自体は丁寧でしたね。また、数年前は下手くその代名詞的な扱いだった東出も、去年辺りから守備の評価を急速に上げてきていましたが、見ていて確かに何の不安も感じませんでした。

 とまあ、そんなこんなで。とにかくひたすら楽しい野球観戦でした。寂しい気持ちを吹っ飛ばしてくれたたくさんのおみやげにも感謝しつつ、広島市民球場に笑顔でサヨナラを告げることにしましょう。それじゃね。

2008年08月14日

やさしいスープカレー「nob象」

 私の通勤ルートの途中に小さな駐車場がありました。そこに新しい建物が建つことになり、しばらく工事をしていました。そして、2週間くらい前になるでしょうか。工事中だった場所にほぼ建物の形ができあがりました。こぢんまりとした、でもしゃれた作りのお店だなぁ、何のお店だろう? カフェ? それともバー? と思っていたら、まさかのスープカレー屋さんでした。お店の名前は「nob 象」

 場所は中区橋本町。エリザベト音大と RCC 文化センターとの間にある細い通りにあります。


 前々からスープカレーには興味がありました。以前、札幌に行ったときに食べさせてもらって気に入ったはいいものの、結局それ以来まったく口にできないままだったのです。広島ではお店も少ないですからね。だから、できたお店がスープカレー屋さんだと知って、楽しみにしていました。

 さて、初めてお店に行ったのはとある土曜日の午後の3時前、お昼ご飯には少し遅い時間でしたが、意外にも開店していたのを目にして、入ってみました。中は20席程度、うちカウンターに7席ほどという小さなお店です。物腰の柔らかいご主人に迎えていただきました。

 その日のカレー(といっても当面、同じメニューになるかとは思いますが)は3種類。ポーク、チキン、野菜です。お値段はいずれも1000円。今回はポークを注文。辛さも調整できると言っていただけたので(よく考えたら普通やってくれますよね)、少し辛めにしてもらいました。

 お味の方ですが、きちんといろいろスパイスなどを使っている割にマイルドな印象を受けました。マニアック路線ではなく、万人向けだと思います。と言っても「無難」という意味ではなく、「辛い中にも優しさが感じられる」ということなんですけども。なので、いろんな人にお勧めできるかなと思います。

 営業時間その他は試行錯誤中とのことです。休みは「日曜日にしようかと思っています。」とのことですし、きのうの晩通りかかったらお休みだったので、たぶん普通の休み方をするんじゃないかと思います。

 ちなみに別の日、今度は夜に行ってみたら、メニューは昼と同じく3種のみ、値段も1000円のままでした。メニューの陣容は将来的には変わる可能性はあるかもしれませんが、昼も夜も同じメニューというのは、ご主人の自信が窺えて好印象です。飲食店では「無言の自信」を感じられるお店が私の好みなんですよね。
posted by Yosh at 10:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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