2008年10月27日

ベーコンの保存法

 先日、物産展に行ったときにベーコンを買ったのですが、その際にお店の方からベーコンの長期保存法を教えてもらいました。もしかしたら知っている人にとっては基本なのかもしれませんが、私は知らなかったので、自分の備忘がてら書いておきます。

 まず、1回に使う分ごとに切っておきます。それをラップで包んで、さらにアルミホイルにくるんで冷凍庫に保存。これで2ヶ月くらいは問題なく保つそうです。使うときは自然解凍で。

 電子レンジや冷凍庫などの近代的(?)なものを上手に利用するのが苦手な私には、大変勉強になります。
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2008年10月03日

スチームオーブンレンジがほしくなった

 ここ最近、多機能な電子レンジ、中でもいわゆるスチームオーブンレンジと呼ばれる物が人気を博しているようですね。あまり得意とは言えないジャンルなので、あまり興味を持っていませんでした。こと調理に関しては私、レンジや冷凍庫などを使って「楽をすること」が苦手なのです。それにお値段も高いしね。

 でも先日、これを使って焼いたパンを友人からお裾分けをしてもらって、少し認識が変わりました。だって、恐ろしく美味いんだもん。

 というわけで、ほしくなりました。ええ。ブランド名で言うとビストロとヘルシオが有名ですが、外にも各社いろいろと出しているみたいですね。

 ただ、性能や使い心地など、きちんと調査するには時間がかかりそうです。情報そのものはたくさんあるのですが、いろんなところにばらばらになっているので、整理がつきません。こりゃ、ヒマな時間を作ってじっくり取りかからないといけないなぁ……と思う次第です。買うにしろ、買わないにしろ、進展があったら(多少なりと価値があると思える情報が見つかったら)また報告します。
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2008年09月28日

カープソースあるある(?!)

 カープソースを使ってるお好み焼き屋さんって、ソースをたくさんつけるお店が多いと思いませんか? 気のせいかもしれませんが。
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2008年09月21日

なぞなぞ:黒いのに白い物ってなーんだ?

 残暑も厳しいですが、それでも秋になりました。秋と言えば、もちろんモンブランですよね。先日、今季初のモンブランを食べてきました。やっぱりモンブランは美味いですねー。

 さて、美味けりゃそれでいいと言われればその通りですが、この「モンブラン」という名前はやっぱり何だか変だと思います。だって、モンブランを日本語に訳したら「白い山」なんですもん。昔のモンブランは黄色かったし、今時のモンブランは茶色で、ちっとも白くないじゃないですか。くだらないこだわりですが、前々から気になって仕方がないです。

 気になるので、ときどき友人達との雑談の中にも、その話題を出すことがあります。でもあるとき、もっと衝撃的な話を友人から聞いてしまいました。

「九州にはブラックモンブランってお菓子があるんですよ」

 何という背徳的な名前! これには負けました。

 ちなみにこのブラックモンブラン、ケーキのモンブランとは無関係で、実はアイスなのだそうですね。九州と、中国地方の一部でのみ販売されているのだとか。その「一部」に広島も含まれているとのことですが、私自身は一度も見たことがありません。このことを教えてくれた九州出身の友人も、「九州にはある」という言い方をしたことでわかるように、実は広島でも売っていることを知らなかったようです。つまりまあ、「どこにでも売っていて、わざわざ探さなくても手に入る」というレベルで売っているわけではないわけです。
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2008年09月20日

人生初ジョリパ

 先日、生まれて初めてジョリーパスタに行きました。正直、全然期待していなかったのですが、期待してたよりずっと美味しくて本当に、本当にびっくりです。安いし、量も多いし、(一部の)下手な専門店よりよっぽど良いですね。

 ただ、ショックなこともありました。カルボナーラにしてもペペロンチーノにしても、似てるんです。麺の茹で具合以外、私が作るのによく似てるんです。これ、何だか訳もなくショックです。
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2008年08月30日

チーズ専門店「フロマージュリー・ピノ」

 段原の COCO'S(元サンデーサン)のすぐそばに、チーズの専門店がオープンしました。「フロマージュリー・ピノ」(公式サイト)という名前で、もともとは岡山にあるお店が、広島にも出店してきたようです。地図でいうと、この辺です。


 こぢんまりしたお店です。ショーケースの中には20種類を超えるチーズがあります。私はチーズには詳しくないのですが、以前広島中を駆けめぐってチーズを見て回ったときがありました。(この時のことは記事にもしましたね。)行ってみる前の予想では、専門店だからそれらより少し高いのかなと思っていたら、逆でした。割安です。たとえば、以前見たお店ではゴルゴンゾーラチーズ100g で750円程度の値段設定のところが多かったように記憶しています。こちらでは600円台(確か650円だったと思う)で売っていました。

 チーズの販売もありますが、お店での中で食べることもできます。この「お店の中で食べる場所」は何て言えば良いんでしょうかね? イートインコーナーと言うには本格的すぎますし、カフェと言うには食事やワインもあり盛りだくさんですし、レストランと言うのも何か違う気がします。とはいえ、お店のサイトに「チーズショップ&ワインカフェ」と書かれていますので、それに準じてカフェと書くことにしましょう。小さなお店だけあって、カウンター含め15席程度です。

 カフェのメニューですが、さすがにチーズの名前が羅列してあるという訳ではありません。かなりメニューは豊富です。本格的な食事(たとえばチーズ入りカレーやチーズフォンデュ)もできますし、ブランチ(サンドウィッチなど)も OK、デザートやカフェ(チーズケーキやコーヒー、紅茶など)としても使用できますし、ワインを交わしながらディナー(単品メニューに加えて、セットメニューもあり)も可能です。公式サイトにメニューも掲載されていますので、興味のある方はご覧ください。

 今回は、カフェを利用することにしました。「おすすめチーズの盛り合わせ3種」を注文し、パンと一緒に食べてみました。出てきたのはゴルゴンゾーラ、カマンベール、ミモレットかな?(繰り返しますが、私はチーズに詳しくないので、間違っている可能性があります。間違いのご指摘は歓迎します。)さすがは専門店のおすすめ、美味しかったですよ。

 コーヒーはヨーロピアンスタイルなのか、あまり熱くありませんでした。普段、ぬるいコーヒーを飲み慣れていないこともあり、大好き! とまではいきませんでしたが、まあまあ美味いかなと思いました。

 これだけでは、このお店のことがあまりわからなかったので、さらにデザートでマスカルポーネのシュークリームを追加。こちらは紅茶(ダージリン)と共にいただきました。かなり大ぶりのシュークリームに、アイスまで付いてきてなかなかのボリュームです。こちらも気に入りました。今時の甘さ控えめスイーツ全盛の時代の基準からすると、やや強めの甘さなんですが、それが嫌な感じになっていないんですよね。これがチーズのマジックなんでしょうか。

 紅茶も地味にサプライズでした。ちゃんとポットの中に茶葉が入って出てきましたし、美味しかったです。こういった、特に紅茶のことを謳っていないお店でちゃんとした紅茶が飲めると、「紅茶文化がようやく日本にも広がり始めたのかも?」と少し期待してしまいます。先日行ったお店で、料理は美味いが紅茶はヒドいという経験をしたばかりなので(そして、それがよくあることなので)、余計にうれしかったですね。

 お店には満足ですが、行った時期が多少不運でした。なにやら有名どころで紹介されたばかりらしく、チーズは売り切れが続出のようでした。また、やや混み合う店内で、やかましくご歓談されるお客さんと一緒になってしまい、多少落ち着けない感じでした。まぁ、マスコミや有名サイトに紹介されたら、一時的にそうなっちゃうのは仕方がないですね。そのうち落ち着くでしょうし、少し間をおいてまた行ってみたいと思います。

※追記

 後日、改めて行き直してみたら、意外と空いていました。時間帯が20時30分頃と、少し遅かったのも理由のひとつかもしれませんが、先日の混み合いとのギャップに少し驚きました。

 さて、この時はチーズ入りカレーのセットを注文しました。カレーはどちらかというと家庭風・和風のカレーと言えるかもしれません。辛さは中辛くらいで、やや酸味が感じられるルーでした。ちなみに家庭風と思ったのは味付けだけでなく、付け合わせにらっきょうと福神漬けがついてきたのもあります。こういった欧風のお店で出てくると、なかなかに意外な印象を受けます。

 セットにはミニサラダ、チーズかケーキ、コーヒーか紅茶が付いてきます。今回はベイクド・チーズケーキと紅茶の組み合わせにしました。ベイクド・チーズケーキはかなり酸味が強く甘さ控えめです。紅茶はダージリンをカップで出してくれます。カップで出てきたときには、残念半分、仕方ない半分という気持ちでしたが、1杯立てなのにそんなに悪くないお味で少し驚きました。どうやって入れてるんだろう? 気になるところです。
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2008年08月14日

やさしいスープカレー「nob象」

 私の通勤ルートの途中に小さな駐車場がありました。そこに新しい建物が建つことになり、しばらく工事をしていました。そして、2週間くらい前になるでしょうか。工事中だった場所にほぼ建物の形ができあがりました。こぢんまりとした、でもしゃれた作りのお店だなぁ、何のお店だろう? カフェ? それともバー? と思っていたら、まさかのスープカレー屋さんでした。お店の名前は「nob 象」

 場所は中区橋本町。エリザベト音大と RCC 文化センターとの間にある細い通りにあります。


 前々からスープカレーには興味がありました。以前、札幌に行ったときに食べさせてもらって気に入ったはいいものの、結局それ以来まったく口にできないままだったのです。広島ではお店も少ないですからね。だから、できたお店がスープカレー屋さんだと知って、楽しみにしていました。

 さて、初めてお店に行ったのはとある土曜日の午後の3時前、お昼ご飯には少し遅い時間でしたが、意外にも開店していたのを目にして、入ってみました。中は20席程度、うちカウンターに7席ほどという小さなお店です。物腰の柔らかいご主人に迎えていただきました。

 その日のカレー(といっても当面、同じメニューになるかとは思いますが)は3種類。ポーク、チキン、野菜です。お値段はいずれも1000円。今回はポークを注文。辛さも調整できると言っていただけたので(よく考えたら普通やってくれますよね)、少し辛めにしてもらいました。

 お味の方ですが、きちんといろいろスパイスなどを使っている割にマイルドな印象を受けました。マニアック路線ではなく、万人向けだと思います。と言っても「無難」という意味ではなく、「辛い中にも優しさが感じられる」ということなんですけども。なので、いろんな人にお勧めできるかなと思います。

 営業時間その他は試行錯誤中とのことです。休みは「日曜日にしようかと思っています。」とのことですし、きのうの晩通りかかったらお休みだったので、たぶん普通の休み方をするんじゃないかと思います。

 ちなみに別の日、今度は夜に行ってみたら、メニューは昼と同じく3種のみ、値段も1000円のままでした。メニューの陣容は将来的には変わる可能性はあるかもしれませんが、昼も夜も同じメニューというのは、ご主人の自信が窺えて好印象です。飲食店では「無言の自信」を感じられるお店が私の好みなんですよね。
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2008年07月16日

最近行ったお店メモ

 自分用メモっぽいんですが、近頃こんなお店に行ってきました。たぶんきっと近いうちにブログに紹介記事書きます。
  • ステーキロック

  • MOGMOG Doughnut Factory(モグモグ・ドーナッツ・ファクトリー)

  • DELHI'S Curry Dining(デリーズ・カリー・ダイニング)

  •  いずれのお店も、名前から何屋さんかよくわかりますよね。
    posted by Yosh at 01:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2008年04月21日

    手軽にドリップ式水出しコーヒー(その1)

     新しい水出しコーヒーメーカーを買いました。以前、ハリオの水出しコーヒーメーカーを紹介しましたが、それとは別のものです。そちらの方は、豆を水に浸しておいて8時間かけて抽出する“水浸式”でした。今回紹介する「iwaki ウォータードリップコーヒーサーバー」は、水を点滴のように少しずつ落として抽出する“ドリップ式”です。

     ドリップ式の水出しコーヒーはダッチコーヒーとも呼ばれ、人によっては「コーヒーの究極の抽出法」と言う人もいるようです。その抽出装置はとても高価で大きく、コーヒーを作るための「調理器具」や「道具」と言うよりむしろ「家具」というたたずまいでした。実際、喫茶店にもよく家具(インテリア)として置いてあるのをよく見ます。当然ながらわが家に置くには高嶺の花とあきらめていたのです。

     近年、それを小型化して、家庭でも置けるようにした商品もいくつか発売されました。たとえば、「ウォータードリッパー・ポタ」という商品がハリオから出ています。(どんな代物かはハリオのサイトをご覧ください。左と真ん中のヤツが、以前紹介した水浸式のメーカー、右のヤツがここで書いた「ポタ」です。)が、こちらもかなり高価(メーカーのサイトで21,000円)でちょっと手が出ませんでした。同様の商品は iwaki にもあり、こちらは26,250円です。

     今回紹介する商品は、ドリップ式水出しコーヒーを極めてシンプルな構造で作ることを可能にしたものです。見た目はこんな感じ。構造が単純なので、取り扱い(作る、洗う、収納するなど)が楽な上に、とても安価(2,100円)です。アイディアの妙ですね。
    iwaki ウォータードリップコーヒーサーバー


     こんな風に使います。コーヒー粉を真ん中のバスケットに入れて湿らし、上に水を入れておきます。
    iwaki ウォータードリップコーヒーサーバー・抽出中


     そうすると上から水が少しずつ、少しずつ、ぽたり、ぽたりと落ちてきます。


     できあがりも意外と速く、2時間後にはこんな風になっています。
    iwaki ウォータードリップコーヒーサーバー・抽出完了


     できあがったら、上にセットしていた水用タンクとコーヒー粉バスケットを外して、こんな風に保存も可能です。
    iwaki ウォータードリップコーヒーサーバー・保存


     ただし、蓋はぴたっと閉まらないので、別の容器に入れ替えた方がいいかもしれませんけどね。

     さて、できあがったコーヒーのお味はどんなものでしょうか。それは次回に続きます。
    posted by Yosh at 15:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2008年03月18日

    赤い魔法に魅せられて

     「赤」と「魔法」というキーワードから、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか? コンピュータゲーム『ファイナル・ファンタジー』という方は、きっと私と同世代以下ですね。忌野清志郎+坂本龍一『い・け・な・いルージュマジック』という方は、きっと私と同世代以上でしょう。今回のお話はどちらの話でもありません。でも、後者とは少し関係があります。

     土曜日。珍しく仕事中に休憩時間が取れました。そこで、ケーキ屋さん「ムッシムパネン」に行ったのですが、ちょうど良いタイミングで新作ケーキが品出しされたところでした。そのケーキ、ヴィジュアルからしてとてつもなく豪華です。透明のカップにいちごがぎっしりと8個も載っています。その様子はまるでいちごの森。シェフ曰く「ひとりで食べるのはキツいですよー」とのことでしたが、お構いなしに購入しました。だって一目惚れしちゃったんだもん。

     で、もちろんこれは単なるいちごの盛り合わせじゃなくてケーキです。いちごの下がいろんなものの層になっています。チョコレート、生クリーム、スポンジ、そしてカスタード。上にはストロベリーソースもかかっています。実に絢爛豪華なお菓子でした。お値段は、土曜日の時点で「900円にしようかと思っています。」とのこと。ケーキ1個にしては高い? いえいえ、実物を見たら安いと思っちゃいますよ。

     お味は? 心が溶けます。いろんなものが入っていますが、不思議なくらい見事にマッチしています。大ぶりですが、その豪華で複雑な構成から全然飽きがこないし、かといって変に気取った味でもないんですよね。素直に美味いです。

     そうそう、見た瞬間「いちごの森だ」と思ったのは正解でした。お店が銀山町に移転してくる前(廿日市時代)にも、同じような商品を作られていたのだそうです。その時には実際に「いちごの森」という名前だったとも伺いました。今回の新製品は、そのヴァージョンアップしたものらしいです。

     じゃあ、そのお名前は? 「ルージュマジック」だそうです。ロック好きのシェフが名付け親だそうですが、私なんかはやはりニヤリとするネーミングですね。「『い・け・て・るルージュマジック』です」だそうで。ちなみに「恥ずかしい」とスタッフさんがたからは反対の声が多数だとか。この新作のネーミング、最終的にどういう結論になるのか、ちょっと楽しみです。

     まあ考えてみたら、フランス語+英語ですよね。全部英語にすると「レッド・マジック」でしょうか。うーん。全然いけてないですね。じゃあ全部フランス語だとどうでしょう。「マジー・ルージュ」かな?
    posted by Yosh at 09:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2008年02月24日

    バースデイ・ピッツァパーティ

     先日24日(日)、誕生日を迎えました。というわけで今回の記事は、その日の日付で書いています。(実際に書いているのは3日後の27日ですけどね。)ちょっと複雑なお年頃ですが、友人たちに素晴らしいお祝いをしてもらえたので、大変良い誕生日になりました。

     まぁ私が誕生日なのに、私がある程度段取りを組むという変な形じゃありましたが。と言うかむしろ、ピッツェリアをみんなで使う日がたまたま私の誕生日だっただけなのかも。

     そんなこんなで生地から作ってみました。初めてなので勝手もあまりわかりませんが、いろいろと調べてみたりして、手習い的にチャレンジです。もちろん実験的な意図もありますので、いくつかのパターンを試してみました。

    〈生地〉
     まずは2種類の生地を作ってみました。強力粉を使ったものと、薄力粉を使ったもの。生地作りというのは大変時間がかかるようですが、その反面パンなどに比べてある程度テキトーが許されるようですね。真のナポリピッツァ協会の勧告に従い、小麦粉、水、イースト、塩のみで作りました。水の量は耳たぶの硬さを目安とした目分量です。粉を練りたいという立候補者が2名ほどいたので、その2人に任せました。1時間程度したら、イーストのおかげでこれが2倍くらいにふくらむはずだったのですが、ナカナカふくらまないんでやんの。特に強力粉の方が全然ふくらまなくって困りました。やはり生地は事前に仕込んでおくべきでした。

     その後、食いしん坊が集っていた関係で、生地が明らかに足らないことが判明したので、急遽新しい生地を練り始めました。これが案外上手くいきました。この時は薄力粉を使用し、少しだけべちょっとする感じに仕上げました。ある程度最初から暖かいところに置いていたこともあり、比較的よくふくらみました。でもよく書かれている「2倍くらい」とまでは行かず。やっぱり料理は温度管理やねぇ。

     4種類目の生地は、「テレビでやっていた」という水を使わずオリーブオイルだけで生地を練るというやり方。これはビスケットみたいな食感になっちゃいました。賛否両論、否が優勢といった感じです。オーブンで焼くなら別の感じになったのかもしれませんが、ピッツェリアには合わないように思います。

     結局、うちで試した限りでは薄力粉で作った生地の方が良いように思えました。なんかイタリアでは日本と違って精製の度合いで00番・0番・1番・2番という分類の仕方をし、ピッツァ生地には00番が向いているという話もあるようですね。ちょっと試してみたいですが、簡単に調べてみたらこれが高いんだ……。安価なものでも1kg で500円以上、しかもそこら辺で売っていないみたいなので、通販にすると送料がかかるという。ちょっと通販は現実的じゃないっぽいので、街中を探してみます。

    〈具材〉
     だいたい初めてのことをやると、やり過ぎになってしまうのがわれわれの常です。いろいろなものを試してみたいがあまりにちょっと具を増やしすぎました。とは言え、それがとても楽しかったのも事実です。用意したのはこれだけ。
  • 自家製トマトソース

  • エクストラヴァージンオリーブオイル

  • モツァレラチーズ(ベースのチーズ)

  • カマンベールチーズ

  • ブルーチーズ

  • サラミ

  • 生ハム

  • ソーセージ

  • アンチョビ

  • ツナ

  • コーン

  • たまねぎスライス

  • トマトスライス

  • マッシュルーム

  • シーフードのミックス

  • インドカレー

  • ハラペーニョ

  • オリーブの実

  • バジルパウダー

  • 豚バラ肉のチリソース煮

  • ボロネーゼソース


  •  これらを気の向くままにトッピングしていきます。手巻き寿司の楽しみと似ていますね。いろいろと発見もありました。たとえばチリソースはケチャップよりトマトソース使った方がかなり美味いとかね。

     あと、トッピングはスピードが大事です。打ち粉の意味がなくなって、ぐずぐずのピッツァになってしまいます。釜の中も、さんざん焦げとこびりつきがついてしまい、少し復旧が大変になってしまいますし。かといって、打ち粉が多すぎると、付着した打ち粉の焦げが強い苦味になってしまいます。これはこれでよくありません。作る側にもある程度の技術が要求されます。

     生地は練習しないと丸く作れないようですね。今回、私はノータッチでしたが、最初のうちは八昌のお好み焼きでした。担当者が熟練するにつれて、次第にみっちゃんのお好み焼きになっていきました。(注:広島弁で八昌はこだわりのない楕円形の意、みっちゃんは異常なほど綺麗な円形の意)
    posted by Yosh at 23:30| Comment(7) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2008年02月23日

    ピッツェリアがやって来る ヤア! ヤア! ヤア!

     さて、先日紹介した調理器具「ピッツェリア」がうちにやって来ました。その時に書いた繰り返しになりますが、ご家庭のガスコンロでピザ釜を再現しようという陶器製の調理器具です。お値段は実売で1万円〜といったところ。こんな道楽的な、伊達や酔狂じゃないと買えないような代物、いったいどうするんでしょうかね? アホとしか言いようがありません。

     種明かしをすれば、実は複数人でお金を出し合って買ったのです。確か6人だったかな? 休みの日によく一緒に食事をするメンバー「GTC」(ご飯をたべるクラブ)のメンバーで共同購入し、よく食事会場となるわが家に置いておくことにしたと、そういうわけですね。誰ですか? 「なんだ、アホが増えただけか」とか言ってる人は。

     と言うわけで、こちらが実物でございます。
    ピッツェリア様御近影 


     こんな風に使います。
    ピッツェリア使用中


     とりあえず実験で2枚ほど焼いてみました。と言っても、平日に試すので生地から作るほどの時間はありません。1枚目は出来合いのマルゲリータ(オーブンに入れるだけで調理できるヤツ)です。あと、焼いた後に生ハムも乗せてみました。

    出来合いのマルゲリータ


     評判通り、生地がぱりっとして美味いです。まったく同じ物をオーブンで焼いて何度か食べていますが、だいぶ違いますねー。しかし釜に入れるのを失敗してしまい、焼きムラができてしまいました。理由は2つ。台をセットする向きを間違えたことと、打ち粉をしなかったこと。打ち粉は出来合いの生地を使っていても必要そうです。

     2枚目は市販のピザ生地にトマトソース(自家製)、とろけるチーズ(市販の安物)、ハム(もらい物、やや高級)、パセリパウダーというシンプルなもの。まあ、半分手作りと言っていいかもしれません。

    半手作りピッツア


     こちらは上手くいきました。しかしうまくいったがゆえに、欠点も明らかになってしまいました。材料の釣り合いが取れていないことがありありとわかるのです。要は、安物のチーズと、自家製のトマトソースは合わないってことです。次は生地作りから始めることを考えると、もう少し高級なチーズを使った方が良さそうです。

     あ、そうそう。サンドウィッチマンさんに敬意を表して、今日限りでピザって言い方をやめて、ピッツアって言うことにします。
    posted by Yosh at 02:15| Comment(4) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2008年02月14日

    世の中悪くなるばっかりじゃないよね!

     なんかいつの時代も「昔は良かった」と言う人が絶えませんが、少なくとも今の時代に関して言うなら、悪いことばっかりじゃなくて良いこともたくさん増えています。

     だって、一昔前はあまり口にすることのできなかった生チョコが、最近ではそんなに珍しくないんだもん! 単に作るだけならそんなに難しくない、その割にちょっと普通のチョコと“差をつける感”があるからでしょうか。ここ数年、生チョコを戴ける機会が増えました。

     えっ? 本命かって?? それは聞くなや(広島弁)
    posted by Yosh at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2008年02月11日

    ゴルゴンゾーラチーズのお好み焼き、食べました

     さて、先日お伝えしたゴルゴンゾーラチーズのお好み焼きですが、今日ようやく食べることができました。
    ゴルゴンゾーラチーズのお好み焼き様御近影


     ご主人がどんな風に仕上げてくるのかも含めて楽しみにしていたのですが、結果は上記のような見た目となりました。途中までは普通にお好み焼きを作り、お好みソースを塗った上にチーズを乗せ、バーナーであぶって溶かした後に軽く蒸し焼きにしてできあがりと、そういう作り方ですね。

     最初の一口目、チーズが香って美味い! でも少しずつソースの甘みとチーズとが作り出す少し強烈な味付けに飽きてきます。が、お好み焼きの外部から内部に進むにつれて、また新たな顔を見せてくれました。中よりには肉と大葉(しその葉)が入っており、これとチーズとの組み合わせが絶妙です。(したがって、私オススメの食べ方は、外部から内部に進んでいくという順番にすることです。)

     今回は普通のお好み焼きそば入りでしたが、ちょっと変わったアレンジにも合いそうですね。ご主人は「高級なゴルゴンゾーラよりむしろ安いブルーチーズの方が合うんじゃないか」と言われていました。私もそう思います。さらに夢が広がりますね。たとえば生クリームに溶かして、チーズそのものをソースにしちゃうとか。
    posted by Yosh at 15:17| Comment(3) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2008年02月08日

    ゴルゴンゾーラチーズのお好み焼き、成功(らしい)

     イタリアの青かびチーズであるゴルゴンゾーラ、パスタソースなんかにも利用されますよね。以前ふと、お好み焼きにゴルゴンゾーラチーズのソースを使ったら美味いんじゃないかな? と思い立ちました。

     とは言え家庭で実験するのもナカナカ難しいものです。そもそも鉄板のない一般家庭でお好み焼きを焼くのは困難を極めます。

     アイディア倒れかと思っていたのですが、これが思いもかけず実現することとなりました。とあるお店で(……ってわかる人にはバレバレでしょうが、特にお店の名前を出す許可も得ていないので、念のため一応伏せます)、そういうのを思いついたという話をしたら、お店のご主人が試作を申し出てくれたのです。

     結果。予想以上に上手くいったとのことでした。ご主人だけでなく他のお客さんなども食べられたそうですが、大好評なんだとか。ワインにすごくよく合うそうです。

     え? 私? そうなんです。発案者の私はまだ食べていません。2度も食べに行ったのですが、結局今のところ食べられていません。と言うのも、好評すぎてチーズがなくなっちゃってたんです。

     まあ近い将来、もちろん口にする機会はあるでしょう。私の単なる思いつきがご主人の手によって現実のものとなり、お客さんに大好評だというのなら、それもとてもうれしいです。……が、ちょっと複雑だなぁ。
    posted by Yosh at 12:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2008年02月01日

    本当にナイスカットだったナイスカットミル

     ほんのちょっとした、でも積年の夢が思いがけず叶いました。ずっとずっとほしかったある物を、友人一同がプレゼントしてくれたのです。それが、表題にあるナイスカットミルです。

     電動式コーヒーミルです。要は、コーヒー豆を粉にするための機械です。しかし、数千円で買えるような物とは、チト訳が違うシロモノでもあります。元々は業務用として使用されていた物を小型化して、家庭用にしたものだそうです。家庭用と言っても、このミルを業務用として使っている喫茶店・カフェはかなりあります。プロ仕様と言っても良いでしょう。

     私にとって、「いつかはクラウン」ではなく「いつかはナイスカットミル」でした。その憧れのミルがついにやってきたわけです。

    ナイスカットミル様ご近影


     もちろん、すぐに試しました。飲み慣れているマンデリンで、今まで使っていたミル(こちらも決して性能の低い物ではありません)と飲み比べてみます。結果。
    「やっぱり違う。」
    まず、味が少しさわやかになりました。それと同時に、多様な味を楽しめるようになりました。この言い方だと、なんじゃそら? と思われたことでしょうが、要はコーヒーの中であまり良くないとされる味「雑味」が大きく減ったのです。美しい味になりました。

     コーヒーライフがますます楽しくなります。
    posted by Yosh at 06:30| Comment(9) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2008年01月23日

    ピッツェリアを試してみたい

     きのうは朝、早起きしてカルボナーラを作りました。mixi にアクセスすると、日記のランキング1位も「カルボナーラ」。日本中みんなカルボナーラを食べたい気分だったのかなと思いきや、どうやら人気番組「あいのり」の登場人物の名前で、詳しくは知りませんが月曜日の放送でなんか話題になることをしたようで。

     さて、全然違う話です。友人に教えてもらった新アイテムがほしいなぁという、そういう話。何かというと「ピッツェリア」という名前の……えーと、調理器具です。ガスコンロにかぶせてピザ窯を再現しようというシロモノ。

    白峯陶器「ピッツェリア」

     オーブンでは再現できない300度の高温で、3分程度の短時間で焼いてしまうというもの。アイディア商品ですね。「家庭で手軽に本格志向」というのがかなりツボです。正直、かなりほしい。ちなみに実売は1万円程度だそうです。もし使っている人がいたら、感想を聞かせてくださいねー。
    posted by Yosh at 01:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2008年01月11日

    買いすぎ?

     いやー、間が空きすぎていますね。特に強く書きたいネタもない今日この頃ですので、日常のことを簡単に書いておきますね。

     忙しかった年末年始も一段落し、ようやくおととい少し時間ができました。そこで、ちょうど食材屋の Jupiter(過去の紹介記事もどうぞ)から「会員限定10%オフ」のハガキが届いたことですし、なくなった食材を買い足しに行くことに。2ヶ月ぶりなのでけっこうものが不足しています。

     というわけで、シャレオ地下の Jupiter に行きました。まずは私にとって限りなく主食に近いパスタ。500g 入りのスパゲッティーニを4袋つかみます。オリーブオイルもそろそろ切れそうなので購入。何と1mL につき1円を切る安値のエクストラヴァージンオイルがあるじゃないですか。初めての銘柄で、少し冒険ですがこちらの500mL ビンを2本。まあオリーブオイル1L 程度はすぐなくなっちゃいますから、ハズレでもよしとしましょう。それからトマト缶。今まで小ぶりの400g トマト缶を4つ買っていたのですが、あまりにコストパフォーマンスが悪いので、今回2.5kg 缶にしてみました。あと、カルボナーラを作りたかったので、ついでにベーコンの切れっ端も。

     さて、ホントは牛乳やバター、生クリームもここで買っておきたかったのですが、改めて見てみるとこの辺は意外と品揃えが良くないですね。そこで別のお店に向かうことにしました。目的地は福屋食品館 FRED です。福屋といっても本店とは少し別の場所、中区幟町にあります。

     こちらは逆に、妙にバターとか牛乳の品揃えが良いです。バターは雪印や四つ葉などもありますが、カルピスバターや小岩井バター、果ては地元や近隣で作っている高級バターも置いてあります。高い(けど美味い)バターに手が伸びそうなのを我慢して、味と値段のバランスが良い四つ葉バターを購入。牛乳も、「明治おいしい牛乳」などのスーパーやコンビニに置いてあるような銘柄だけじゃなく、木次や砂谷といった地元民ならおなじみの銘柄も置いてあります。今回は木次牛乳をチョイス。でもなぜか生クリームは3種類しかなかったですね。こんだけ乳製品がいろいろ置いてあるのに、生クリームだけはフジより少ないのは少し不思議です。

     ……なーんて感じに買い物していたら、気がついたら荷物が10kg くらいになっていました。帰る途中立ち寄ったなじみの某店で、あまりの大荷物に笑われてしまいましたよ。きっと、「どんだけ食い物買い込んでんの」って思われたことでしょう。まあ100%事実なんで、私に反論の余地はまったくないのですが。
    posted by Yosh at 00:58| Comment(4) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年12月25日

    クリスマス風鳥足のオーブン焼き

     クリスマスおめでとう!(日本人的に)

     ちょっとクリスマスらしき料理をしてみたいと思い(日本人的に)、鳥足を買ってきました。特にこうしようという絵も描かずに買ってきたものですから、いざ調理する段階でどう料理しようかチト迷ったのですが、深く考えずにテキトーにやったら思いの外上手くいきました。というわけで、今日は“クリスマス風鳥足のオーブン焼き”をご紹介します。意外と簡単に作れちゃいますよー。

    【材料】
  • 鳥足

  • 黒コショウ
  • ナツメグ
  • にんにく
  • しょうゆ
  • 砂糖
  • 赤ワイン

  • ミックスハーブなどの香味

    【作り方】
    1. 赤ワインを小鍋で煮込み、アルコールを飛ばして冷ませる。
    2. 鳥足に塩コショウ、ナツメグを振り簡単に揉み込む。
    3. ワインに卵、しょうゆ(多め)、砂糖(少々)を入れる。
    4. 鳥足を3. に浸し30分以上待つ。(ポリ袋を使うと便利)
    5. オーブンを200度に予熱
    6. にんにくを刻み、ハーブと共に鳥足の上にかける
    7. 鳥足をオーブンに入れ、そのまま200度で40分(※)焼く。
    ※もしかしたら単にうちのオーブンの火力が弱いのかも……。最初試したとき、20分や25分焼いても中まで火が通っていませんでした。(この時は、後で網であぶり直し。)「うちでは」40分ってことですから、初めてやってみるときは焼き具合を確かめながらやってみてください。


     とまあ、こんな感じ。一見、かなりの手間のようですが、実際には待っている時間がかかるだけです。その間は他の調理をしておくと良いのではないでしょうか。ちょっとごちそう感があってオススメです。クリスマスっぽく、足にリボンを結ぶのも良いかも。(……と、某所で教えてもらいました。)

     これ、ちょっと味付けを変えたらいろいろなアレンジができそうですね。紹興酒ととうがらし(または豆板醤)を使って四川風とか、塩コショウの下味に日本酒を使って焼いて、ポン酢と大根おろしで食べるとか、アイディア無限大かもです。
  • posted by Yosh at 07:15| Comment(6) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年12月05日

    ティーコミュニケーションネットワーク

     「ティーコミュニケーションネットワーク」をご存じでしょうか? この秋に発足したばかりの集まりで、紅茶のお店を紹介するために結成されたもののようです。紹介の媒体は小さな冊子のみ。その冊子の冒頭には、次のように書かれています。

    お茶(紅茶・緑茶・ウーロン茶など)を普通に楽しむこと、
    紅茶を普通に楽しく飲めるお店
    ティーコミュニケーションネットワーク

    お茶を通しての交流と会話と情報交換を目的に、
    ティーコミュニケーションネットワークを発足いたしました。

    このティーコミュニケーションのリストに掲載されているショップの条件はただひとつのシンプルなもの。

    ポットと茶葉を使うこと。
    チャイはカップでかまいません。ティーバッグでも OK です。

     紹介内容はお店の名前、代表者名、住所と電話番号、それに数行の紹介文です。日本国内69店舗が紹介されていました。

     とても素晴らしい試みだと思います。いち紅茶ファンとして、大きく羽ばたいてほしいとですね。

     ただ、たった69軒なのかという気持ちもあります。まだまだ紅茶文化が広まっているとは言えないのだなぁと、そう思いました。もちろん、漏れ(見落とし)も多いのでしょうが。

     特に広島県では2軒しか紹介がなかったんですよね。残念です。ちなみにその2軒とは「午前10時午後3時」と「ムッシムパネン」。上記の条件なら、星ビルの「オルゴールティハウス」、ソレイユの「マザーリーフ」、ホテルグランヴィアの1階ティーサロン、それになんとミスド(ティーポットにティーバッグでウーロン茶をサーブしてくれますよ?)まで入っちゃうと思うんですが。

     まあ聞くところによるとお店の認定は1年に1回行われるそうですから、今後2つの意味で認定店が増えていくことを期待しています。あと、杓子定規に捉えた場合、上記の基準はあまりに甘すぎるので、もう少しだけ厳しくしてほしいですね。たとえば「オルゴールティハウス」と「ホテルグランヴィア」は極端に高価なのでお茶を普通に楽しめるとは言い難いですし、ミスドのウーロン茶のようなサーヴィスをいつやめてしまうかわからない(最近行ってないから知らないけど、もしかして今やってなかったりして)ところも外してほしいです。逆に大手チェーンだからといって、ちゃんとポットと茶葉で紅茶を出している「マザーリーフ」は外してほしくないですね。(磯淵さん監修とのことだし。)

     あと、普及を考えるならインターネットを利用しない手はないと思うのですが、現状はその動きもないようです。将来的にはインターネット版を出してほしいものです。

     おっと、この冊子を入手できる場所を書いておかないと。認定店で手にはいると思います。少なくとも広島では上記2店で入手できます。もっといろんなところに置かないと、お店を知らない人には永遠にお店がわからないという本末転倒なことになっちゃいますね。それこそ、私が配ってもいいくらいだと思ってるんですが。
    posted by Yosh at 23:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年11月29日

    めっちゃ気になる検索ワード

     アクセス解析を見ていて、とてもとても気になる検索ワードが出てきました。
    「お好み共和国のソースは本当に全てオタフクソー……」

     スなのか、と続くのでしょう。そう問いかけられれば、かなり気になります。

     言われてみれば、確かに私もすべての店を食べて確かめたわけではありません。単にオープン当初、オタフクソースがお好み共和国と関連していて、すべてオタフクソースで揃えてあると報道されていただけ。疑おうとすれば疑えます。

     めっちゃ気になるなぁ……。真相を知っている人がいたら、ぜひ教えてください。
    posted by Yosh at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年11月27日

    【広島のお店】こなもん屋

     今回はちょっと変わったお好み焼き屋「こなもん屋」を紹介します。場所は広島駅前にある「広島お好み物語・駅前ひろば」の中になります。エレベータを上がって、右通路の最初(右側)のお店です。

     店主はイタリア料理の修業をされた経験があり、ソムリエの資格もあるという、お好み焼き屋さんとしては変わり種の経歴の持ち主です。そんな多彩な方が作る物ですから、実にチャレンジ精神旺盛なメニューが並んでいます。

     もちろん通常のお好み焼きもあります。これも少しだけ変わっていて、しその葉が中に入りますけどね。これはこれでもちろん美味いのです。しかし、それだけではありません。こちらのお店の特徴的なメニューの、その代表格は何と言っても「イタリアンお好み焼き」でしょう。

     生地を鉄板に引いてキャベツを乗せるところまでは普通と同じです。しかしその後に入る具が違います。もやしや三枚肉、天かすなどが入る代わりに、コーンやベーコンが入っていくのです。味付けもお好みソースではありません。まずピザソースから始まり、その上にとろけるチーズがどさり。これをバーナーで溶かした後にケチャップとマヨネーズが乗ります。

     正直な話、普段の私なら嫌うタイプの仕上げ方なんですよね。マヨネーズとケチャップなんて安易に思えますし、特にマヨネーズは単純に味が強すぎて嫌いなんです。(味覚障害の人がマヨネーズをやたら好む傾向があるのも、この味の強さが原因だそうで。)なので、最初頼んだときは失敗したかなと思いました。が、食べてみると美味いんですよね。気取っていないというか、新しいのに昔懐かしい味というか。リピーター率がけっこう高いメニューなんだそうですが、私もまんまとリピートしちゃってます。

     「全然イタリアンじゃないじゃん」というツッコミもありそうですが、店主曰く「よっぽど“なんちゃってイタリアン”と名付けようかと思ったけど、食材に申し訳なかったのでそれはやめておきました」だそうで。とてもおもしろい方です。

     ちなみに裏メニューもいくつかありまして、そちらもこのイタリアン同様のチャレンジ精神が感じられます。たとえば先日紹介した本『食わずに死ねるか』でも紹介されていた“横スペ”は四角い形をしていて、仕上げに溶かしバターが乗るという変わり種のお好み焼きです。他にもいろいろありますので、お店に行ったら聞いてみてください。また、こっそり教えてもらったのですが、今もいくつか開発中のメニューがあるのだそうです。こちらの方も完成を楽しみにしているんですよね。

     とても楽しいお店だと思います。「食」という点に関して、すごく刺激をいただきました。
    posted by Yosh at 06:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年11月26日

    【広島のお店】ジュネ

     今回は最近知ったお店、焼肉ジュネを紹介します。実は熱狂的ファンがたくさんいる評価の高いお店みたいですね。荒神陸橋のたもと、広島インテリジェンスホテルの別館隣りにあります。(地図)このお店、昼と夜で2つの顔を持っています。昼はお手頃ランチで近隣オフィスの会社員のハートをがっちり掴み、夜は食べ放題焼肉のお店として家族連れに大人気です。

     お昼は4種類の定食が看板メニューとなっています。ハンバーグ、鶏肉ステーキ、サイコロステーキ、ぶたショウガ焼きの定食がいずれも500円というびっくり価格。中身は昔ながらの鉄プレートにお肉と野菜が乗り、それプラスご飯と味噌汁となります。他にもいろんなお弁当やランチがあり、メニューはお昼なのにかなり豊富です。食後のコーヒーを100円で出してもくれます。

     夜になると焼肉屋に変身します。単品メニューもあるのですが、こちらで人気なのは食べ放題プランです。値段設定は男性2630円、女性2100円とかなり安め。プラス1050円で飲み放題もつきます。ちなみにホットペッパーに500円分の割り引き券がついているようですが、世の中には親切な方がいらっしゃって、わざわざホットペッパーを探さなくてもこんなウェブページを作ってくれています。この安さは異常です。ちなみに肉の中身は単品で頼んだときと変わらないらしいですよ。私は基本的に食べ放題を信用していないのですが、ここはアリだなと思いました。
    posted by Yosh at 18:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年11月24日

    【広島のお店】天晶

     観音新町にある天ぷら屋さん「天晶」に行ってきました。2週間ほど前に改装再オープンしたばかりのお店です。(地図

     このお店、以前はやや古めかしい店構えで、席数もさほど多くなかったように記憶しています。きちんと美味い物を出してくれて、それでいて天ぷら屋としては安かったので気に入っていたのですが、先日行ってみたら古いお店を完全に更地にしていたので、なくなってしまったのかと思っていました。そうしたら、この度ずいぶん立派に改装されて再オープンしたのです。

     新しいお店の概観は天ぷら屋らしく高級感があります。しかし、お値段は安いままで、そこがうれしかったですね。普通のお店だったらお昼のランチとしてしか出さないであろう「サービス天丼」1,200円を夜でも日祝日でも出してくれます。天ぷらのコースでいちばん量が少ない「梅」は9品ご飯と味噌汁つきで2,000円とお手頃です。もちろんさらに高級なコースもありますし、カウンターに座れば単品注文ができる点は、他の天ぷら屋さんと変わりありません。

     個人的には「物に対してちょっと値段が安すぎね?」と思うお店のひとつです。うれしいような、心配なような。
    posted by Yosh at 23:02| Comment(2) | TrackBack(1) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年11月19日

    ムッシムパネンに温州みかんジュース登場

     ……ゴメン、やっぱり思わせぶりな意地悪やめるわ。せっかくだから情報シェアします。すぐ下の記事に少し触れた新ドリンクメニューというのは、みかんジュースです。ちなみにホットもあります。

     以前から伏線はあったんですよね。お店で「英語でみかんってどういうの?」という質問をされたことがありました。最初はその意図がわかんなかったんですが、たぶんメニューに記載するためだったんでしょうね。それから数日して、シェフ曰く「大好きな」温州みかんがお店に届いたそうです。

     注文したら、その場でみかんを絞りはじめるじゃないですか。これにはオレサマ大感激でした。もちろんお味の方も感動の美味さです。ケーキと飲み物を始末した後の追加オーダーにお勧めしたいところですね。
    posted by Yosh at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年11月13日

    コーヒーの味の決め手

     コーヒーの美味さは、「コーヒー豆の質」と「入れる人の腕」とではどちらが比重が大きいのでしょうか?

     「美味いコーヒーの決め手は、腕よりも豆」と断言したその人は、いともたやすく私好みのコーヒーを入れてくれる達人です。腕の良い人の言うその言葉、あまりの説得力のなさに笑っちゃいました。

     また別の達人はこう言います。「顔を見ると、ついそういうふうに手が動く」と。どういう意味かというと「その人の好みを把握しているから、どんなコーヒーを入れるにしても無意識にその人好みに仕上げてしまう」ということです。私の顔を見ると、しっかりとしたコーヒーを入れてくれます。

     まあ、美味いコーヒーを入れるには良い豆じゃないとダメだけど、良い豆だから好みの味になるとは限らないってのが正解なんでしょうけどね。
    posted by Yosh at 23:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年10月16日

    【広島のお店】ムッシムパネン

     近所にですね。すっごく良いケーキ屋さんがオープン(移転オープンだそうですが)したんですよ。しかもカフェ併設です。場所は中区銀山町、川沿いというか稲荷大橋のたもとです。「えっ? ここって店を構えられる場所なんかないじゃん」と思われる地元のみなさん、実はあの川沿いのベンチとか公衆トイレとかがある面には、1軒だけお店が入るスペースがあるのですよ。(実は見つけるのにちょっと苦労しました。)場所を地図で示しておきます。

     見つけて以来、ここ最近通い詰めています。近いので、仕事で煮詰まったときの息抜きにちょうど良いんですよね。でも、もちろん単に近いからというだけで、このお店が気に入っているわけじゃありません。

     こちらのお店の特徴は、飲み物もケーキも両方ともがんばっているところにあると思っています。広島のカフェは層が薄いのか、どうも両立しているお店が少ないんですよね。昔ながらの「喫茶店」に名店は見あたりますが、イマドキの「カフェ」の中にこれ! というのを見たことがなかったんです。探せばあるのかもしれませんが、こちらに巡り会うまで、私はそんなお店を1軒も知りませんでした。

     まずケーキ。果物をふんだんに使った物が目立ちます。きちんとした仕入れをして、きちんと作っているという印象が強いです。今はモンブランが看板メニュー的な存在かな。これも栗がなくなり次第終了だそうです。他にお勧めしたいのはシュー・ア・ラ・クレーム、要はシュークリームですが、こちらも絶品ですよ。本来なら私は高級っぽいシュークリームがあまり好きじゃなく、昔風のジャンクフードみたいなシュークリームが好きなんです。こちらはその本来の私の好みと正反対なのに、大好きなんですよね。今は新メニューの「かぼすのカトルカール」に目をつけています。今度行くときにはこれにしよう。うん。

     そして、ケーキ屋さんのカフェとは思えないくらい飲み物にも力が入っています。紅茶は大阪のムジカティーを茶葉として使っています。私も10年以上愛飲し続けている茶葉ですね。初めてお店に入ったとき、入り口付近に「ムジカ」の名前が付いた茶葉がディスプレイしてあるのを見つけたときは、もう期待度5割増しでしたよ。

     あ、単に好きだからってだけじゃないですよ。紅茶はどんなに良い茶葉を使っても、ちゃんと(要はポットで普通に)入れないとちっとも魅力が引き出せない飲み物です。なので私の頭の中で「ムジカの良さがわかる」→「ちゃんと紅茶を入れている」→「客にもちゃんとした紅茶を出してくれる」と期待がふくらんだんですよね。そして、この期待は大当たりでした。ちゃんとポット・オブ・ティーを出してくれます。(ちなみにメニューは「ダージリン」「ヌワラエリア」「アッサム」「堂島ブレックファスト」の4種。すべて1ポット500円。ここより安いところは広島ではたぶん「午前10時午後3時」しかないと思います。)カップでしか紅茶を出せない店、ポットでも茶葉を抜いた状態で出す店などが多い中、普通に紅茶を入れてくれるお店がどれだけありがたいことか。

     でも本当のオススメはコーヒーなんですって。段原のグリーンコーヒーさんの豆を使われているのだそうです。ただしそちらで販売している豆そのままを使うのではなく、ケーキに合うようにと相談して2種類のブレンド「ヘヴィブレンド」「ライトブレンド」として出されているのだとか。入荷によって豆の質が変わることも当然あり得ますが、その辺も真摯に試行錯誤なさっているようです。

     入れ方ですが、ペーパードリップであっさりした感じです。私が普段自分で入れるカラーとは正反対ですが、これはこれで美味いものですね。カウンターに座ったときにドリップ工程を見させていただきましたが、そのドリップ技術、手間のかけ方の両面で思わず見惚れてしまいました。聞けばドリップをされている方は某有名店で修行されたのだとか。妙に納得しちゃいました。粉にお湯が広がる様は、喫茶店のベテランマスターの技そのまんまです。(あ、実際にはすらっとした綺麗なお姉さんです。その節はガン見しちゃってスミマセン……。)

     それで、これだけ配慮が行き届いているお店ですから、当然ながら接客の方もとても好感度が高いです。実は正直に言うと、ぱっと見若い女性のスタッフが多いのを見て、第一印象ではちょっと不安がよぎったんですけどね。というのも、別に女性差別とかではなく、ケーキ屋って「女の子」をバイトで雇ってロクに教育をしないところが結構多いですもん。でもこちらのお店は違いました。とても安心感のある接客で、心地よいです。

     ちなみに9月に広告が掲載されたらしく、お店は連日の大人気です。落ち着いて行きたければ、可能なら土日は避けた方が無難かと思います。もしくはにわかの人が落ち着くまで待つか。どんなに人気が出ても、良い意味で「このまま」でいてほしいなって思います。

     営業時間は10時〜20時、定休日は火曜日です。そうそう、ブログもありますので紹介しておきましょう。ちょっと商売度外視な感じのブログですが、むしろそれが味になっていて良いかなと思っています。
  • ブログ

  • お店プロフィール
  • posted by Yosh at 02:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年10月13日

    広島のお好み焼き・番外編 駅前ひろばコンプリート

     駅前ひろばの全店巡りが終わりました。何せ25件も店があるので大変でしたが、とても楽しかったです。記憶に残っていて、また行きたいなって思ったお店9軒を紹介しておきます。
  • こなもん屋:今度はイタリアン風を試してみたい

  • あっDADDY:鉄板がまあまあ熱い

  • SOZO:大根おろし乗せを試したい

  • たむちゃん:とても熱い、温泉卵試したい

  • PEACE:ミツワソース最強

  • ちんちくりん:ぱりぱり麺が少しおもしろい

  • 大蒜:大蒜入りを試したい

  • OHANA:一味かけがナカナカ

  • ゆいまある:安い


  •  たぶん、忘れているけど美味かったところもあると思うけど、さすがに覚えきれませんでした。

     ちなみに公式サイトに載っているお店のうち、「さいさい」「マヨーラ」の2件がなくなり、代わりに「OHANA」が増えています。サイト、最初に作った型はまあまあ良かったのですが、ちょっと更新が良くないですねぇ。改善していただきたいところです。
    posted by Yosh at 01:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年10月05日

    最近のパスタ写真

     今日は、最近作ったパスタ料理の写真公開。まずは先日少し触れたイカスミのパスタ、スパゲッティーニ・ネロです。
    スパゲッティーニ・ネロ
     お次は創作パスタ……ってもそんな大げさなものじゃないですが、四川風味スパゲッティーニです。味付けは豆板醤と甜麺醤、それに紹興酒も加えています。
    四川風味スパゲッティーニ
     どでしょ?
    posted by Yosh at 18:22| Comment(5) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年10月04日

    広島のお好み焼き (5) 味の決め手はソース

     お好み焼きの味の決め手はソースです。もちろんその他の調味料等で味は劇的に変わったりもしますが、オーソドックスに作った場合はやはりソースの味が大部分を占めるのは間違いありません。広島のお好み焼きで使われるソースは「お好みソース」と呼ばれる独特のとろみと甘みのあるもので、たとえばウスターソースや関西のどろソースとは全然違うものです。

     お好みソースを作っているメーカーはそんなにたくさんはありません。シェアナンバー1で有名どころの「オタフクソース」、お好み村のオリジナルソースを作るサンフーズのソース(ミツワソースやヒガシマルソース)、そして毛利酒造(創業者の方は戦国大名、毛利元就の末裔なんだそうで)の作る「カープソース」が有名です。4番手を挙げるとすればセンナリソースですかね。

    (注意:ここから先に書くことは主観的な面も含まれる上に、ちょっと理屈っぽいので、あまり影響を受けすぎてほしくないです。自分の舌で確かめてください。)

     個人的な好みを言わせていただくなら、ミツワソースがいちばん美味いと思っています。(ヒガシマルソースはブランド名は違いますが、同じ会社が作っていて同じ味です。)次いでカープソース。オタフクはあんまり私、好きじゃないです。毛嫌いまではしてませんけど。

     オタフクがシェアナンバー1なんだったら、それだけ支持されているってことじゃないの? とお思いかもしれません。しかし、味以外で選ばれている面も大きいのです。と言うのも、オタフクは起業支援に大変熱心なのです。私の聞いた範囲内だとたとえば、のれんを作ってくれたり(実はのれんって作るのに金かかるんですよね)、小皿やソース差しなどを提供してくれたりするそうです。もちろんその手の起業支援は他社もやってはいるそうなのですが、オタフクソースがいちばん手厚いらしいです。それだけ支援してくれると、店側としてはやりやすいですよね。あと、店によってはそのオタフクのメリットを甘受しつつ、オタフク以外の味もほしいという考えから、ソースを他社のものとブレンドするところもあるようです。ちょっとずるいかも??

     逆に、そのメリットを選ぶことなく、あえて他のソースを選んでいるお店は、その店なりに味にこだわりがある可能性が高いんじゃないかなと、私はそういう目で見ています。(初めて入るお店にはね。)だから、見知らぬ店が並んでいて、のれんに書いてあるソースがオタフクとそれ以外だったら、ひとまずはそれ以外の方を先に試してみますね。

     でも、それがすべてじゃありません。いろいろ回っていると、私がそんなに好きじゃないオタフクソースを使っていても美味いと感じるお店はたくさんあります。逆に大好きなミツワソースでも、今イチだなって思うところもあります。ソースは味の決め手ではありますが、すべてではないのです。焼き方や材料、他の調味料とのハーモニーも大事ですよね。
    posted by Yosh at 12:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年09月30日

    広島のお好み焼き (4) お店の名前とか歴史とか

     広島のお好み焼き屋さんは「○○ちゃん」という名前が多いですね。これはもともと、戦災未亡人が始めた屋台が多かったからだと聞いています。戦争で夫を亡くし、女手ひとつで子どもを養い、あるいはたったひとりで生きていくためにお好み焼きを焼いていたというわけです。

     ただしもちろん、今となってはそんな名前のお店もずいぶん減りました。広島はコンビニよりもお好み焼き屋さんの方が多いのです。雨後の竹の子のごとく、お店はできます。たくさん潰れてもいきますけどね。今はオタフクなどのソース会社が起業を支援しているので、出すだけなら簡単なのです。したがって、今「○○ちゃん」というお店の名前だからと言って歴史の古いお店かというと、そうとも限りません。

     広島のお好み焼きの元祖は一応「へんくつや」ということになっています。(本なんかによくそう紹介されているのですよ。)ただし、私はすでに故人となった人から「へんくつやよりも古い店はあったよ。」という話を聞いたことがありますので、この公的な(?)歴史は必ずしも信用ならないと考えています。まあどこが元祖だとか、それはあくまで歴史の話。お店選びには頭でっかちにならないよう、くれぐれもお気を付けを。

     余談ですが、よく「広島のラーメン屋は鳥の名前を店につけていることが多い」と言われます。これは事実誤認です。単に広島の老舗の中華そば屋の有名どころに数軒そういうところがあるだけで、別に数は多くないです。単に目立つだけ。
    posted by Yosh at 01:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年09月27日

    広島のお好み焼き (3) 言葉の話

     私は「広島風お好み焼き」という表現を好んで使いません。広島にずっと住んでいる人間にとって、お好み焼きというのは広島風が当たり前なのであって、わざわざ広島風とつけることに違和感があるからです。同じような理由で「広島焼き」という言い方も使いません。あえてニュートラルに表現したり、比較したりしたいときには、「広島の」のように使うのを私の中の基本にしています。ですので、当ブログの記事を読むときには、そう思って読んでください。

     あ、いや。別に深いこだわりがあるからじゃないです。単にそれが私にとって普通だからそうしているだけです。

     まぁそもそも別の料理に同じ名前が付いちゃったのが間違いの始まりです。でも、仕方がないですよね。日本中にあるさまざまなお好み焼きの起源は、ほぼ戦前の一銭洋食にあるんですから。

     さて、最近(この10年くらいかな?)は広島のお好み焼きには「重ね焼き」、関西の方は「混ぜ焼き」なんて言葉をたまに聞くようになりました。これは別に、日常会話で
    「重ね焼き、食べに行こ」
    みたいな言い方をしているわけではありません。たとえばこんな風に使います。
     広島風お好み焼きは関西の混ぜ焼きと違い、重ね焼きです。
     たぶんなんですが、これらの言葉は説明のために作られた造語です。本当はこう書くべきなんでしょう。
     広島風お好み焼きは関西と違った作り方をします。関西では生地や材料を先に混ぜてしまい、すべて一緒にして焼きます。それに対して広島では生地や材料を順番に重ねて、焼いていきます。
     こう書くと長くなっちゃうんで、ピンと来やすいこういう言葉が作られたんだと思います。たぶんね。
    posted by Yosh at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年09月26日

    チーズフォンデュは外で食べるな

     この前、試しにチーズフォンデュを作ってみました。もともとはスイスの家庭料理らしいですね。家庭料理なら、簡単に作れるんじゃないかと思ってやってみたら、大変上手くいきました。お試しあれ。外食で全部セッティングしてもらってのフォンデュも良いかもしれませんが、家庭で作るのが何と言ってもオススメ! ですよ。

    【材料】
    チーズ:
     エメンタールチーズやグリエールチーズが一般的とされています。今回は両方とも150g のブロックで買いました。レシピを調べてみたところ4人前で200g と紹介しているところが多いですが、3人で300g でも足りませんでした。そこで、後からパルメジャーノ・レッジャーノを50g 程度加えています。

    白ワイン:
     安ワインで可。辛口が向いているみたい。375ml のビンを買いましたが、これでは少し足りませんでした。もっとも、それなら水や牛乳を入れれば済む話なのですが。(子どもがいる場合は水か牛乳で作るのが良いでしょうね。)

    にんにくとコーンスターチ(またはかたくり粉や小麦粉):
     具材じゃないよ。

    バケット:
     普通だと1本あれば十分過ぎますが、食いしん坊がいるなら少し多めが良いかも。硬くなったものでも OK です。

    温野菜:
     ジャガイモ、にんじん、ブロッコリー、ズッキーニなんかが定番かな。

    その他お好み具材:
     ソーセージとか。魚介ならいかやタコも悪くないんじゃないかな。あと、ハンバーグを一口サイズに作ってフォンデュするのもオススメ。

    【器具等】
    普通の小ぶりな鍋(別に特別なフォンデュ鍋でなくて可)
    カセットコンロ
    竹串(別に特別な専用の串でなくて可)

    【手順】
    1. 下ごしらえ
     具材を食べやすい大きさになるようカット。野菜は軽く茹でましょう。

    2. 鍋の準備
     ニンニクひとかけを半分に切って、断面を鍋に塗ります。ワインを入れてしばらく煮て、アルコールと酸味を飛ばします。アルコールが残らないくらいが良いと思います。そこにすり下ろすなりカットするなりして溶けやすくしたチーズを入れます。チーズはこのままだと分離しますから、コーンスターチ、かたくり粉などのでんぷんをある程度入れるのがコツです。失敗する場合はほとんどでんぷんを入れていないのが原因だと思います。

    3. 後は具材を串に刺して食べるのみ
     者ども、かかれー。
    posted by Yosh at 07:02| Comment(5) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年09月20日

    広島のお好み焼き (2) 関西のお好み焼きとの違い

     関西のお好み焼きはご存じだという方のために、そちらとの違いで目立つ点も紹介しておきましょう。

    〈重ね焼き〉
     何と言っても最大の違いは作り方です。生地と材料をすべて混ぜる関西風と違い、材料を順番に重ねていきます。「混ぜ焼き」「重ね焼き」という言い方で区別をつけることもあります。(この言葉、別に一般的に使われている言葉ではありません。詳しくは今後の記事で触れます。)

    〈ソースの味〉
     広島のお好みソースは、甘みがあります。知らずに関西の味を想像して食べると、「甘くて食べられない」ということにもなります。

    〈自分で焼かない〉
     ほぼ完全に店の人が調理します。関西から来た人が「自分でひっくり返したい」と言う場合がまれにあるそうです。気持ちはわかりますが、そんなことを言うのはやめましょう。関西のお好み焼きとは、ひっくり返し方が全然違います。それに、名前がかぶってるだけの別の料理なんだから、焼き加減も全然違います。関西風で身に付けたコツは何の役にも立ちません。

    〈というか、別の料理です〉
     日本のカレーライスと本場インドのカレーが全然違うように、別の料理と思った方がいいでしょう。関西から広島に来て、お好み焼きを食べた方がよく口にする言葉は「関西のお好み焼きも美味いが、広島のお好み焼きも別物としてそれはそれでエエもんだな」というものです。さすがは舌の肥えた関西人です。食の楽しみ方を知る粋な人が多いですね。

     ごく一部、了見が狭くて頭でっかちな人が、関西のお好み焼きを基準に変なクレームをつけることがあるそうですが。お店の方は、そんな人をマトモに相手しちゃダメですよ。どこの土地にもいるダメな客ですから、テキトーにあしらうのが正解です。別に関西の人がそんなんばっかりってわけじゃないです。
    posted by Yosh at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年09月19日

    追記:飲食店のぼやき、客の苦笑い

     先日書いた「飲食店のぼやき、客の苦笑い」という記事に関連した、興味深いブログ記事を見つけました。

    人が食べ物を「美味しい」と思う5つのポイント
    最近は「5つポイント」の中でも「情報で誘導されるもの」の要素が強くなりすぎて、他の要素が頭を抑えられてしまい、食文化そのもののバランスが崩れていると警告している。
     いやあ、そのまんまですね。以前、「かっこ悪い」と評した人そのまんま。この辺、特に大人(若者も含む)に多いかなって印象はあります。高校生とかだと、往々にしてけっこう自分に正直で好感が持てるんですけどね。
    posted by Yosh at 00:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年09月16日

    広島のお好み焼き (1) ゼロからのお好み焼き講座

     ありがたいことに、記事のリクエストを戴きました(さざなみさん Thx!)。テーマは「お好み焼き」。これについて何回か書き散らかしていきたいと思います。

     で、最初なんですが、当ブログは広島以外の方からのアクセスもけっこう多いようですから、まったくのゼロからスタートしていこうと思います。広島のお好み焼きのことをほとんど知らない方に向けて書いていきましょう。

     どんな食べ物なのか。簡単に言うと、いろんな物を鉄板に重ねて焼き、最後に「お好みソース」で味付けて食べるものです。こんな感じで作ります。

    (1) 生地:小麦粉を溶いて作った生地をクレープ状に薄く、丸く広げる
    (2) キャベツ:キャベツをその上に乗せる
    (3) 肉:三枚肉(豚の薄切りバラ肉)をその上に乗せる
    (4) 焼く:しばらく焼いて、ひっくり返す
    (5) そば:中華そばを炒める。火が通ったら (4) を上に乗せる
    (6) 卵:薄く、丸く広げて (5) を乗せる
    (7) ひっくり返して、ソースなどで味付け

     ベーシックな部分だけを紹介しました。もちろん、調理過程はお店によっていろいろと違っています。(2) のところでもやしが入っているお店は多いですし、(7) の仕上げの味付けには塩コショウと青のりはよくありますが、ネギ、ごま、ガーリックパウダーなんかが乗っているケースも見られます。変わり種では大根おろしなんてのも。他にも、生地に見えない工夫をしているところもあります。あと、イカ天のトッピングも人気ですね。新しめのお店なら、コーンやチーズなどのトッピングも見られます。

     んで、リクエスト元のさざなみさんのブログで触れられている焼き方の違い「ぎゅうぎゅう」と「ぱんぱん」ですが、これはどちらもあり得ます。どちらが正解というわけではなく、他のいろんな要因との兼ね合い、考え方や目指す味の違いなどで、こういった細かな作り方の違いが出てくるのです。(まぁいろいろあるのですよ。鉄板の温度とか。最初の記事でいきなりマニアックなことを書いてもアレなので、詳しくは後日気が向いたら触れます。)リンク先には広島駅そばの「金ちゃん」の動画が紹介されていますが、アバウトですねー。でも、これはこれでアリな訳です。しかし、こんな感じが主流というわけでもありません。
    posted by Yosh at 23:00| Comment(2) | TrackBack(1) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年09月06日

    飲食店のぼやき、客の苦笑い

     飲食店を営まれている方からよく聞く話があります。「最近は、頭でっかちな客が多い。」と。このぼやき、大いにうなずけます。何かの効能、特に健康効果を期待したり、こだわりの食材が云々という肩書きに弱かったりなど、確かに頭でっかちな人が多いなって思います。

     客の立場として自分を見つめ直すと、そういう面がないとも言い切れません。メニューに「烏骨鶏卵で作ったふわふわチーズオムレツ」なんて書いてあったら、ちょっと注文したくなっちゃいますしね。けれども、たとえそんな風に惹かれたメニューだったとしても、好みじゃなかったら次は頼まないでしょう。私は美味しい物を飲んだり食べたりしたいだけですからね。自分が好きか、嫌いか、単にそれだけです。

     それで十分だと思うのですが、世の中には確かに自分の感性ではなく、他人の言葉ばかりを信じる人が少なからずいるようですね。かっこ悪いなって思います。

     さて、この手のぼやきを「よく聞く」と書きました。どんなお店から聞くのかというと、共通点があります。長く腰を据えた営業をしていて、それでいて過度の拡張をしないようなところが多いですね。そういうお店はたいてい自分の出す物に自信があり、味で勝負しています。だから、味以外の基準で選ばれると拍子抜けするのでしょう。

     でもね。これは客だけの話かというと、違うと思います。お店の側だって、そういう売り方をしているところはたくさんあります。たとえば、イマドキのラーメン屋って本当に能書きがうるさいですよね。店内随所に、いかに「こだわっているか」が書き連ねられています。\∩∠耳なし芳一か!

     こういうところは、こだわりが舌では伝わらず、書かないと伝わらないような、よほど味に自信がない店なんだなって、私の目には映ります。この手のお店、最初は宣伝と能書きで客を呼べるけど、だんだん流行らなくなるのがよくあるパターンです。(一部、安定営業をしているお店もありますが、例外的ですね。)

     店も客も、どっちもどっちなんですよね。まあ、そうじゃないお店と末永くお付き合いしていきたいものです。
    posted by Yosh at 03:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年09月03日

    【コーヒー】ありがとう、前田智徳選手

     もう終わった話で恐縮ですが、きのうニシナ屋さんで特別セールをしていました。土曜日に前田智徳選手が通算2000本安打を達成したことを記念し、なんとブルーマウンテン・ナンバー1が200g で2000円という大特価。ちなみに通常価格は3400円ですよ? とてもうれしいです。

     お店に入って開口一番「ブルマンに釣られてきましたー。」と言っちゃいました。へへっ。

     こんな、ちょっと普通じゃ考えられないセールをしてくれたニシナ屋珈琲さんにも感謝感謝です。
    posted by Yosh at 02:29| Comment(3) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年08月31日

    不味い! けどウケのいいフレンチトースト

     余って硬くなったバケットがあったので、フレンチトーストでも作って処分するべ? と思い立ちました。まあそんな特別なことはせず、オーソドックスに作ってみました。こんな感じ。

  • 小さめの容器に牛乳に生クリームを少し加え、卵と一緒にかき混ぜ
  • 砂糖大さじ2杯追加
  • 切ったバケットをつけて、一晩置く

     これでパンはぷるんぷるんになります。型くずれしないよう、慎重に作業しましょう。

  • 翌日、フライパンにバターをしいて焼く

     結果。型くずれと火加減に苦労しましたが、まあそれなりに上手くできました。でも甘すぎだし、朝ご飯にはチト重すぎます。最初の一切れはそれなりに美味しくいただけるのですが、それ以降食べ続けるのはけっこう苦痛です。要は、いとも簡単に飽きちゃう味なのです。飽き防止にシナモンを使うのもセオリーでしょうが、わが家にはシナモンを置いていません。仕方ないので、ナツメグを軽く振ってごまかしてみました。もう一切れだけ食べられました。

     じゃあ一切れなら不味くないんだろって発想を変えて、お裾分けに使ってみました。なかなか好評でした。要はデザート感覚なら、女の子受けする味になっているんだと思います。
  • posted by Yosh at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年08月22日

    【コーヒー】ゲイシャ(≠芸者)

     最近、コーヒー豆のニシナ屋さんに行くとスゴいんですよね。毎月のように新しい豆が入荷されています。思わず「近頃(お店が)スゴいですねー。」とご主人に言ったら、「ここ2〜3年は世界中の生産者ががんばっている」とその理由を教えてくれました。別に農産物であるコーヒー豆そのものが変化したわけじゃなく、世界中の生産者があるひとつの結論に達したからそうなったのだそうです。それは「良質のコーヒー豆は高く売れる」ということ。そのために質の向上を目指すところが増えているそうなのです。変わったのはコーヒー豆ではなく人間。そういうことですね。

     ……まあ、そんな世界中のがんばっている風を敏感に感じ取って、お店に取り入れる姿勢も同様に賞賛されてしかるべきかと思いますケドね。

     で、そんな新入荷の豆のうちのひとつ、マラウイ・ゲイシャを購入です。南東アフリカの小さな国、マラウイからやって来た豆です。ちなみにゲイシャというのは豆の品種の名前が「ゲイシャ種」というからだそうで、別に芸者さんとは関係ないそうです。このゲイシャ種、本来はパナマで生産されているものが有名なのだそうですが、パナマ産の高価な豆に比べてずいぶん安く、それでいて品質もさほど変わらないということで入荷を決められたのだとか。

     というわけで、最近の朝のコーヒーはこのゲイシャです。すきっとした透明感のある味わいですね。朝ご飯に軽くバケットをつまみながら、このコーヒーを飲むと最高です。(現実にはどこにも存在しない空想上の優しい、優しい奥さんがしてくれるみたいに)優しく起こしてもらえて、しゃきっとして出勤できます。
    posted by Yosh at 22:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    生ウニのカルボナーラ

     お気に入りだけど最近ご無沙汰だったパスタ屋、クチーナ・ビアンコに久々に行ってきまして、生ウニのカルボナーラを食べてきました。これがまた美味いんですわ。

     で、自分でも試したくなってきました。できあがりに上に乗せるだけで大丈夫かな?

     それと、お店で食べるカルボナーラはさすがにプロの味ですね。すっかり手についた自分流も気に入ってはいますが、もう少しこんなお店っぽく作れたら良いのにとも思ってしまいます。ソースがさらっとしていて、でもそれでいてクリームの濃厚さは強い。さらには黄色が強いし、ニンニクに頼らずに十分な風味を出しています。どこが違ったらこんなに感じが変わるんだろうって不思議に思いますね。

     卵黄の数が多いのかな? とか、ソースに使う生クリームと牛乳の量を増やした方が良いのかな? とか、バターを上手に使うべきなのかな? とか、いろいろ試せそうではあります。
    posted by Yosh at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年08月19日

    午前10時午後3時 公式サイト

     オープン当初からお邪魔している喫茶店「午前10時午後3時」に最近ウェブサイトができました。→公式サイト

     ケーキやスコーンのレシピなども公開されています。スコーンに関しては以前、冬か春先くらいに記事にしましたが、その時は特に掲載許可等戴いていなかったので、詳しく書けませんでした。今回晴れてそれが公開されます。ぜひともこのレシピで作ってみてください。

     あとは最近の季節商品の紹介なんかも併設ブログに載っています。

     実はきのうもお店に行ってきたんですよね。「食べる冷やしココア」が絶品ですよー。これだけのものがこの場所でたった150円というのは、言ってみればもうほとんど奇跡です。今年のダージリン・セカンドフラッシュも入手。へへへ……。
    posted by Yosh at 00:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年07月29日

    ひろしまお好み物語・駅前ひろば

     広島でお好み焼き屋が集う専門施設といえば「お好み村」が有名です。2軒目はお好み村の隣にある「お好み共和国」でしょうか。いずれも、地元民が見向きもしない観光客向けの施設です。んまあ、数字で把握しているわけじゃないですが、少なくとも世間ではそういう目で見られています。噂だけで判断するのも良くないので私自身も足を運んでみましたが、両者とも確かにいろいろと物足りないんですよね。

     2006年に、ダイエー広島駅前店跡地(現フルフォーカスビル)6階に「ひろしまお好み物語・駅前ひろば」がオープンしたときには、似たようなものだと思って、やはり見向きもしていませんでした。しかし、ここ最近、複数の友人たちが行ってみた結果「なかなか良い」と意外にも(?)好意的だったので、試しに行ってみました。

     済みません。正直ちょっとナメてました。ごめんなさい。コンセプトからしてちょっと違っていました。「駅前ひろば」は、単なる屋台村的な集合施設ではなく、ちょっとしたフードテーマパークでした。

     エレベータで6階に上がると、まずは公共のテーブルと椅子があります。そこには「作戦会議場」と書かれているではありませんか。そう。この場で、エレベータそばにあるパンフレットを見ながら、入るお店を検討するのですよ。この手の施設って、お店の人の客引きの声がうるさくて、なかなか落ち着いてお店を選べないですよね。ここで先に考えておけば、そんな心配もありません。

     パンフレットもなかなか良いです。店の特色を6つの要素(ソースの辛さ、卵の半熟度など)に分けてグラフ化し、さらに使っているソースやそばまで情報開示しています。単なるお店の人のアピールだけでなく、比較検討ができるデータがそろっているのは素晴らしいですね。私のようなミツワソース好きからすれば、まずはミツワソースを使った店から攻めていきたいですし、大変うれしい配慮です。

     ……ということは、です。広島の方なら、ここでもうひとつ従来の2施設との違いがあることに気づかれたことでしょう。他の施設では、ソースや材料が施設で決められていて、店側の裁量に任されていません。(お好み村はサンフーズの「お好み村オリジナルソース」、共和国は「オタフクソース」といった風に。)これが非常に不満だったのですが、駅前ひろばは各店ごとに違うのです。

     展開する店舗は26店。この26店全部をまわったら、好きなお店でお好み焼きを1枚サービスというスタンプラリーもやっています。この辺り、観光客だけでなく市民も取り込みたいという意図を感じます。なかなかやる気ですね。あと、この手の施設といえば公式サイトがボロいのが定番ですが、駅前ひろばのサイトは案外悪くないです。(良いってほどでもないけど、まあ比較の問題としてね。)

     この駅前ひろば、まだまだ改善の余地もたくさんあるように思えます。(たとえば売店がショボいとか、フロアが暗すぎるとか。)が、それでも意欲は買いたいですね。少し応援していきたいと思います。
    posted by Yosh at 14:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年07月23日

    イカスミのスパゲッティーニとパエリアまがいのもの

     先日、イカスミのペーストを買ったので使って料理してみました。お店で食べるほどじゃないですが、それでもなかなか美味かったですよ。それに実は、イカスミのペーストを使った料理には味以外にも良いところが2つもあるのですよ。

     まず、イカスミを使った料理って家庭ではちょっと珍しい部類ですよね。その物珍しさはけっこうポイントが高いのではないかと思います。それと、実はめちゃくちゃ手軽なこと。これって要は単なるソースなので、何かにかけてちょっと火を加えるだけでおしまいです。イカからスミを取るところから調理しようとすると大変ですが、ペーストを使うと本当に楽ちんです。

     なので、実はものすごい手抜き料理をちょっと豪華なものに見せかけられます。若い人はぜひ意中の男の子、もしくは女の子を騙すのに使ってみてください。(←あまり本気にしないように)

     というわけで、イカスミのペーストを使った料理2品を紹介します〜。

    《イカスミのスパゲッティーニ》
    【材料】
  • スパゲッティーニ(スパゲッティでも可)
  • にんにく1かけ
  • オリーブオイル適当
  • イカスミのペースト

    【作り方】
  • パスタを茹でる
  • オリーブオイルに刻んだニンニクを入れて香りがつくまで火を入れる。(オイルだまりを作って、半ば揚げるような感覚で)
  • ゆであがったパスタを投入し、オリーブオイルと絡める。さらに少量の茹で汁も絡める。
  • イカスミのペーストをちょっと贅沢に(パスタが真っ黒になるくらいの量)投入する。
  • 全体に行き渡るようにさっと混ぜて皿に盛る

    《イカスミのパエリアまがいのもの》
    【材料】
  • ご飯
  • 入れたい具(たとえば貝やイカ、えびなどの魚介でもいいし、ベーコンやソーセージ、肉類でもいい)
  • オリーブオイル
  • イカスミのペースト
    ※鉄のフライパンで作ります。

    【作り方】
  • ご飯を炊く
  • オリーブオイルで具に火を通す
  • ご飯を投入し、チャーハンばりの強火で炒める。多少のおこげもまた良し。
  • イカスミどばーっ
  • 全体に行き渡るようにさっと混ぜて皿に盛る

     どっちもめちゃくちゃ簡単でしょ? お試しあれ。
  • posted by Yosh at 23:08| Comment(2) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年07月21日

    鉄フライパンデビュー

     実は、これまであまり鉄のフライパンに良い印象を持っていませんでした。厳密には、家庭で鉄のフライパンを使っていると言っている人に良い印象を持っていなかった、なんですが。

     というのも。鉄フライパン使いの人って、プロの料理人は別として「自分は料理できるアピがしたい人」か「料理オタク」かのどっちかが多いような気がするんですよね。後者は別に良いのですが、前者は往々にして口ばっかりで中身が伴っていないことが多い。とってもかっこ悪く見えるのです。

     私ゃ自分の調理技術には大いに不安と不満を持っているので、鉄のフライパンを使いこなす自信がなかったんです。この状況で鉄に切り替えたら、私自身がその“かっこ悪い人”になってしまいます。

     でも、フッ素加工フライパンに嫌気が差したのです。わが家のガスコンロはなぜか家庭用とは思えないくらいの強い火力を持っています。どうしてもこれを活かしたいんです。実は今まで、やっちゃいけないのを承知の上で、よくフッ素加工フライパンを強火にかけていました。が、そんな不適切な使い方をすれば当然傷むのも早いですよね。これで3回目か4回目くらいなのですが、まったく使い物にならなくなったので、買い換えることにしました。

     そこで思い切って鉄を選んでみたというわけです。世話する手間はかかるかもしれないし、使い慣れていないから失敗もたくさんするかもしれないけど、まあ逆にそれを楽しもうかな、と。わが家の2匹目のペットです。(1匹目はコーヒーを入れるためのネルくん。)

     ひとまずマニュアル通りに空焼きして、さび止め剤を洗い落として、油を引いて、野菜クズを炒めて……と、一連の準備をしてみました。油を引きすぎたらしく表面にムラができてしまいました。初日でいきなり不細工になってしまいましたが、調べてみたら特に調理には支障がないらしいので、そのまま使うことにします。

     それからそれから。腹が減ったのでペペロンチーノでも作るべ? と思ってスパゲッティーニを茹で始めたところで、不安がよぎりました。この、使い始めのフライパンにペペロンチーノオイル、つまりとうがらしの成分がしみ出しているオリーブオイルを引いてしまっていいものなのか、と。

     まあ結局は後先考えずに作っちゃったんですけどね。鉄フライパンで作った方が明らかに美味かったです。心配していた焦げ付き、こびりつきも全然発生せず。なかなかさい先が良いです。ただ、とうがらしの影響については、まだ次の料理を作っていないのでわかりません。支障がなければいいな。
    posted by Yosh at 06:00| Comment(9) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    皇帝と大王のコーヒー

     先日、少しだけ触れた超高級コーヒーのお話です。最近、ニシナ屋さんに入荷された100g で6300円もする「ナポレオン&アレキサンダー」ですが、なんと橋本町のアルテック・ミーで試飲ができます!

     もちろん、200円(他の豆での通常試飲価格)じゃないですけどね。今回の「ナポレオン&アレキサンダー」は試飲価格1350円でした。1杯で1350円だなんて、思わず半笑いになりそうです。が、豆の元の価格が明かされているから誰にでも判断できることですが、実はかなり良心的な価格ですよね。

     正直、今の懐具合から言って、頼むべきではありませんでした。でも、この機会を逃したら一生巡り会うこともないかもしれない、一期一会のコーヒーです。こういうとき、ついうっかり大胆にジャンプしてしまうのが、私の悪い癖です。

     ……。失敗したかもしれません。というのも、わが家で、使い慣れた道具を使って入れてみたくなったからです。そしてわが家でくつろぎながら飲んでみたくなったからです。ヒジョーにヤバいことになってしまいました。我慢しないと。
    posted by Yosh at 05:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年07月14日

    台風 vs. コーヒー

     えーと、台風です。広島について言うと、今日の夕方辺りにやってきて、夜中に吹き荒れて、朝には去っていくという予報でした。(世間一般で言う)3連休の初日の土曜日としては、とても迷惑な通り方です。

     天気のことを嘆いていても仕方がないので、計画もそちらに合わせて立てなければいけません。コーヒー豆がなくなったので土曜日に(つまり今日)買いに行こうと思っていたのですが、仕事が終わってからじゃ、広島は暴風域内だなぁ……と思ってお昼休みに買いに行きました。どうせ台風だから、街中に出てきている人が少なくてちょうどいいし。さすがに本通りも空いてるねぇ。

     というわけで、こんにちはニシナ屋さん。あれ? 意外とお客さん多いぞ?? どうやら、私と同じように早い時間に買い物を済ませようと考えた人が多かったのでしょう。思った以上にお客さんがいらっしゃっていた模様です。

     今回はマンデリン・グレード1をフレンチローストで300g と、トラジャのカロシアアラビカという豆をフルシティローストで100g ほど購入しました。どっちもインドネシアの豆ですね。マンデリンはすでに水出しに仕込んでいますので、明日のできあがりが楽しみです。カロシアアラビカの方はドリップで飲もうと思っています。

     ちなみに水出しコーヒーを作るにはこれがオススメ。ちょっと大きめのスーパーにも売っています。


     あと今回は買いませんでしたが、とんでもない豆が入荷されていました。名前は「ナポレオン&アレキサンダー」。もう名前だけでもお腹いっぱいなゴージャスさです。が、それで終わりじゃありません。値札を見て卒倒しそうになりました。100g で6,300円です。もう酔狂としか言いようがないですが、逆に物の試しというか、話のネタに一度買って飲んでみたい気もします。

     ああ、ちなみに台風ですが、避けて行っちゃいました。こんなことなら遊びに行く予定でも立てておけば良かったです。
    posted by Yosh at 20:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年07月12日

    続・広島でナツメグの種子

     広島でも種子のままのナツメグが手にはいることがわかりました。友人が教えてくれたところによると、ダイヤモンドシティ・ソレイユ1階、カルディ・コーヒーファームにあるそうです。(しかもわざわざ買ってきてくれたのですよ。うれしー)

     えっ? そこは広島じゃないって? 確かに区分上は広島市じゃないですけども、アクセスは市の外縁部より容易だからいいじゃないですか。
    posted by Yosh at 20:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年06月27日

    俺の中で yours 株急上昇、と110番の話

     いろいろあって、最近真夜中に家で仕事をしています。要は今まさにそんな状況ってことですが。

     今さっき、夜食にカルボナーラを食べたくなったのですが、材料がないのであきらめかけていました。が、よくよく考えたらどこかに24時間スーパーがあるんじゃないの? と思い至り、調べてみました。

     yours が開いている。それも東区光町という、自転車で楽に行ける距離に。

     正直これまで、yours って特徴のないスーパーだなという認識でした。袋町のネバーランド地下があまりに旧ダイエー食品売り場に似ていたので、よその yours もそんなもんだろうと高をくくっていたのです。勘違いでした。yours には私にとって2つも大きな長所を持っていました。

  • 24時間スーパーをやっていること
  • 実はよく利用していたアバンセも yours の系列であること

     これまで私の好みは会社全体としてはフレスタ、お店単体としてはフジグラン広島店がナンバーワンだったのですが、ちょっとそこに割って入ってきた感がありますね。今回行った光町店では、アバンセと同様に電子表示値札を採用していたことも密かにポイント高いです。

     敷地面積と品揃えも、特に食品に関してはなかなかで、利用に困りません。たとえば生クリーム、ゴーダチーズ、オイスターソース、クルミくらいならちゃんと手に入ります。さすがに雑貨売り場の敷地面積は多少狭いですが、それは全然気になりませんしね。

     専門家でも分析家でもない、単なる一消費者の目ですけども、広島でフレスタが巻き起こし、イオングループが激化させたスーパーマーケット戦争は、すごい相乗効果を生んでいるように見えますね。経営陣にはお気の毒様としか言いようがないのですが、私からすればホントにゾクゾクします。こう、商売敵同士が高いレベルでしのぎを削っているのがわかると、何か興奮しちゃうんですよねー。こんな私って、変ですか?(←どっからどう見ても変です。)

     そうそう、全然関係ない余談ですが。帰り道に不審者がいたので、市民の義務として警察に通報しました。その時に学んだのですが、わざわざ近くの交番や警察署に電話をせずに、110番に電話するのが正しいやり方なのだそうです。不審者って言っても単なる酔っぱらいっぽかったので、近所の交番の方に行ってもらうのが良いかなと思ったのですが、その程度でも110番して良いみたいですね。勉強になりました。
  • posted by Yosh at 02:42| Comment(7) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年06月19日

    ナツメグを探す旅

     ナツメグを探しています。

     ……ああ、MEGUMI さんと若槻千夏さんは関係ないですよ。(名古屋の人向け説明:この番組、広島じゃやってませんから。)ましてや、昔いた元グラビアアイドルで、漫才に転身するもまったく芽が出なかった2人組 NATSUMEGU(←コンビ名の表記法はうろ覚えにつき、間違っているかも)も無関係です。

     話を戻しましょう。たとえば、の話ですが。

     耳元で「挽肉料理にはナツメグよー。丸のままのヤツを調理するたびに擦って入れたら最高よー。」だなんてささやかれたら、脳内にお花畑ができませんか? 私はできます。

     だもんで、丸のままのナツメグを探す旅に出かけました。

     夕方少し遅く、自転車を走らせます。よーし、近所のフジグランに……って、休みか。仕方がないので三越のアバンセに行ってみたら、粉末はあるけど種子はないようです。本通りアンデルセンも同じ。さすがにジュピターまで行ったらあるでしょー。って、見あたらないんですけど。

     ここで私としたことが(いや「いかにも私らしく」かも知れません)、ついムキになってしまいました。こうなったらフレスタの上天満店へ。大規模店で、普通の品物の品揃えは良いのですが、さすがにナツメグの種子は置いてないようです。中広の業務用スーパー A-PRICE にも寄りたかったけど閉店時間を過ぎているのでスルーして、と。最後にフレスタ横川店に一縷の望みを託します。横川店は上に本社オフィスもある特別扱いの店なので、もしかしたら……と思ったのですが、ここでも見つかりません。がっくし。

     こんな風に広島市旧市内をぐるりと3分の1程度えぐるように回ってみましたが、戦利品ゼロでした。もはや心当たりはフジグラン広島と、ダイヤモンドシティ・ソレイユ内のカルディ・コーヒーファームとアバンセ、ここくらいしか思い浮かびません。あうー。
    posted by Yosh at 22:41| Comment(6) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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