2008年09月16日

【映画】デトロイト・メタル・シティ

 映画『デトロイト・メタル・シティ』を見てきました。最初、どこかでポスターをちらっと見てこの映画の存在を知りました。でもそのときには、そもそも何の映画なのかさえわからなかったので、まるっきり興味が湧かなかったんですよね。外国のホラー映画かヒーローもの? って思ってました。(原作の漫画のことも知らなかったしね。)が、たまたまどこかで紹介記事を読んで、大きな勘違いをしていたことに気づくと同時に、興味が湧いてきました。簡単に紹介するとこんな感じでしょうか。
 気弱だが優しい青年、根岸(松山ケンイチ)はおしゃれな音楽を志し上京。しかし何の因果か彼はデスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ (DMC)」のヴォーカル兼ギターの「ヨハネ・クラウザーII世」となり、彼の意に反するまま人気を博してしまう。本当にやりたい音楽との葛藤。そんな中、大学時代のサークル仲間であり、憧れの人だった相川さん(加藤ローサ)と再会する。が、その相川さんは DMC なんて大嫌い! 淡い恋心、そして志向する音楽と現実とのギャップの悩み続ける根岸を中心に織りなされるドタバタ音楽コメディ!

 私は普段あまり映画を見ませんが、音楽がモティーフとなると、つい反射的に見てしまうようなところがあります。テーマとかトーンとかは関係なく、単に「音楽」ってだけで。今回は「なんだかダメな映画なんじゃないかな」なんて予想しつつも、それでも音楽が題材になっているというのに抗いがたく、見てしまいました。

 予想は良い方に裏切られ、とてもおもしろかったです。お話自体はつじつまの合っていないところも多数見られますが、まあコメディ映画ですし、そこは目をつぶるということで。そもそもリアリティを言い出したら、デスメタルのバンドがそんなに大人気になるわけないでしょ?(って、人気出たらどうしよう……。)頭空っぽにして、見に行くのにオススメです。

 さて、ここから先は少しネタバレを含みますので、お気を付けください。ストーリーにはほとんど触れていないですけど、この映画の中で個人的に非常に驚いたことを紹介しするので、劇場(または DVD など)でその驚きを直接味わいたい方のために隠しておきます。(ロックに興味がない人なら見ても大丈夫です。その分、私が感じた驚きもないでしょうけど。)


 映画そのものは大満足でした。しかし、いちロックファンとして唖然としてしまったことがあります。

 それは、本作の中で敵役として登場する“デスメタル界の大御所”ジャック・イル・ダークです。全世界ツアーを通じて DMC に宣戦布告をするジャック、私はこの人に見覚えがあるような気がしました。見ている間も、気になって仕方がありません。

 さて、映画が終わり、エンドテロップが流れます。へー、デスレコーズの狂った女社長は松雪泰子さんだったのね、とか、おや、どこかにマーティ・フリードマンが出てるのかぁ(大の親日家ですから、まあ出ていてもおかしくないでしょう)、とか思いながら、見ておりますと、ようやくジャックの正体が明かされました。スクリーンの中央に描き出されたその文字は……

ジーン・シモンズ


 思わず「あーっ!」と大声を出しそうになりました。そりゃ、見たことあるわな。おっさん、なにやっとんねん……。

 何せ映画のタイトルからして、『デトロイト・メタル・シティ』ですから、まるでテレビのモノマネ番組で本人登場みたいな感じですよね。
posted by Yosh at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 本とかTVとかネットとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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