2008年11月25日

結婚おめでとうな土曜日 (1)

 久々に、日記っぽいこと書きます。

 この前の土曜日は友人の結婚式でした。式を大々的に挙げて、さらに“披露”宴で世間にお披露目したのでもう書いても良いと思いますが、古い友人であり、こちらのブログにもコメントをくれる小川&あゆみの2人が晴れて結婚と相成りました。土曜日は結婚式・披露宴と、その2次会が開催され、そちらに出席してきたのです。

 さて、披露宴では受付の仕事を任されました。当日からおよそ10日ほど前の出来事です。(まあ、ありがちありがち。)赤の他人がご祝儀を預かる訳ですから、問題が起こりがちなポジションです。多少、気を遣わないといけません。だから、簡単にでも会場側や他の受付メンバーと事前に打ち合わせをしておいて臨もうと思っていたのです。なのに、私は渋滞に巻き込まれて11時の集合に遅刻してしまいました。おかけでほかのメンバーに迷惑かけた……スマン。

 大きなウェルカムボードがすでに受付横に設置されています。これを作ったのは4様。手作りです。そこに、チェキで撮られた招待客の写真が次々と貼られていきます。完成型のウェルカムボードはきっと、2人の思い出にずっと残ることでしょう。さすがデザイナー、素晴らしいものに仕上がりました。

 一方、わざわざ京都からやって来たけんご君が、すでに撮影を始めています。ごっついプロ仕様のカメラを持って、きびきびと動き回っているじゃないですか。そういえば、彼が写真家として仕事をしている姿は一度も見たことがありませんでした。今回は結婚式から2次会まで、記念写真を撮るという重責を担っています。

 結婚式は式場内のチャペルで行われます。厳かな式は滞りなく進みます。まあ新郎新婦にとっては多少滞りがあったらしいのですが、神父さんが丁寧にリードしてくれ、実質上の問題は特になく、無事終了です。そんな中、けんご君が猛烈に撮影をしています。スイッチが入ったようですね。ちなみにチャペル内は本来、外部の撮影が禁止のはずだったのですが、交渉して OK をもらったのだそうです。そこも含めてプロの仕事ですねぇ。

 一方の私は気楽なものです。古い仲間である M 村や S たちと軽口をたたいたり、気分良く賛美歌を歌ったり、S の娘さんと軽くコミュニケーションを取ったりしていました。ともあれ式もつつがなく終わります。受付に戻らなければなりません。(続く……たぶん)
posted by Yosh at 05:45| Comment(2) | 雑記帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月18日

女性の発達心理学(エセ)

 ここ最近、といってもこの数ヶ月くらいですが、なかなかおもしろいデータが取れたので報告してみようと思います。女性が、子どもから大人になっていくにつれて、どのような心の発達を見せるのか。彼女たちの言動を通じて考えていきましょう。

 題材(話題)に使ったのは私の歳(34歳)です。それに対して、それぞれの世代の女性がどんな反応をするのかを、若い順に紹介していきましょう。

■小学5年生の場合
 (何歳かと聞かれたので、何歳に見えるか聞き返した時の反応。)
「53! 53! 絶対、53!」

 うーん、さすがにまだ子どもですね。基本的に、このくらいの世代の子どもたちがいちばん傷つくことを言ってくるように思えます。

■中学1年生の場合
 (「このくらいの歳の人に『おじさん』って言ったらダメだよ」と言ったときの反応。)
「だって、どう見てもおじさん!」

 (「そこをあえて『お兄さん』と呼ぶのが賢い子なんだって」に対して。)
「(とても嫌そうに)お兄さん……。」

 まだまだ子どもですね。ちなみに、意に沿わないことを無理やり言わされたせいか、彼女はその後3日間寝込んでしまいました。

■中学3年生の場合
 (歳が34だと言ったときの反応)
「なんか大人って感じですね〜。」

 この辺りから、だんだん言動が大人っぽくなってきますね。20歳も年が離れていたら、大きなギャップを感じるでしょうが、それを正直に表明しながらも、相手を上手く持ち上げています。

■22歳の場合
 (同じく、歳が34だと言ったときの反応)
「若いんですね。」

 もう完全に大人です。内心では「見た目より」という言葉がその前についているのかもしれませんが、そういうそぶりを一切見せない辺りはさすが。

■28歳の場合
 
「おっちゃんは年相応よ。」

 もう少し歳いってくると、今度は遠慮がなくなり始めます。おばさんまであと一歩!

 なんかちょっとおもしろいかなと思って、紹介してみました。ちなみにサンプル数は各群につき1名ですので悪しからず。まあいろいろと“エセ”です。

■番外編:??歳の場合
 (約30年ぶりの再会時に)
「(5歳の頃から)全然変わってない!

 こちらの例はちょっと極端なんですが……。
posted by Yosh at 08:40| Comment(4) | 雑記帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月07日

イチロー、8年連続ゴールドグラブ賞

 MLB では2008年のゴールドグラブ賞が発表されました。前日のナショナルリーグに引き続き、今日アメリカンリーグの受賞者が明らかにされたわけですが、今季もまた外野手部門でイチローの名前がありました。これでデビュー以来8年連続となります。

 いつも言っていることですが、イチローが本当に凄いのはこの安定と継続だと思います。「イチローは過大評価されている」と言う人の大多数はおそらくこの点を完全に見落としています。8年もの間、常に200本以上のヒットを打ち、30以上の盗塁をし、ゴールドグラブ賞受賞という狭き門をくぐり抜け、オールスターにも出場し続ける……こんなプレイヤーはそうたくさんはいません。それを支える試合を欠場するような負傷をしない丈夫さ(しないように細心の注意を払っていること)も見逃せません。

 ため息ものですね。あっち風に言うと「ワオ!」ですか。

 さて、他の受賞の顔ぶれも少しだけ見てみましょうか。この部門のライバルとも言えるトリィ・ハンター (LAA) も同じく8年連続での受賞となりました。イチローが「見ていてワクワクする」という選手です。今回は初受賞や2回目の受賞といった選手がかなり多く、世代交代の波が押し寄せている感もありました。(まあ、初受賞のベテランもちらほらといる気もしますけどね。)でもそんな中、特にすごいのはナショナルリーグ投手部門で、通算18回目の受賞となったグレッグ・マダックスじゃないかなと思っています。
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広島の新球場の名称が「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム」に決定

 新球場の名称が決まりました。新球場はネーミングライツ(命名権)を売りに出していて、マツダが買うだろうという下馬評がありましたが、その通りになりましたね。マツダはもともと広島東洋カープとも、広島県や広島市とも縁が深い企業ですし、良かったのではないでしょうか。ちなみにもう1社の応募があったそうです。落選した方の企業名は正式には非公開なのですが、報道によるとスーパーの「イズミ」ではないかと言われています。

 でも「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム」という名前は今イチですね。球場のネーミングライツを行使する際に、広告を前面に出すと逆に引かれると思うんですが。CM などで利用される Zoom-Zoom という言葉を入れた段階で、ちょっと首をかしげてしまいます。こういうのは多少慎みがある方が好感度が高いと思いますよ。たとえば「広島 MAZDA ボールパーク」とか。(別にこれが一押しというわけではなく、単なる例としてですが。)

 まあかつての「Yahoo! BB スタジアム」よりはマシですかね。あれは史上最悪だと思いますもん。

 あと、21世紀にもなって新設球場に「スタジアム」はないでしょう。標準的な発音でステイディアムとするか、せめてスタディアム(こういう発音もあるらしいですね。直接は聞いたことないけど)じゃないですかね。昔の球場なら仕方がないですが。

 ……とまあ、名付けには文句もいくつかありますが、秋葉市長の言う「落ち着くべきところに落ち着き良い決定になった」というコメントに賛成ですね。MAZDA さんが買ってくれたこと自体は歓迎し、応援します。

 イズミだったら「ゆめタウンスタジアム」になってたのかな? なんて考えちゃいます。ほかにも、もし広島に多少なりとゆかりのある企業が買ってたらどうなっただろうと考えると、無駄に楽しいです。「カルビーサッポロポテト球場」とか「麒麟スタジアム」、「オタフクふくふくスタジアム」なんてね。
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2008年11月02日

流川ながれかわの人情

 広島の夜の街は、面積で言うと日本でも有数の繁華街なのだそうです。昼の繁華街の一翼を担っている八丁堀地区に隣接するこの地区は、多種多様な酒場(バー、スナック、キャバクラ、クラブ……)を中心とした街並みを形成しています。

 この辺は、少し歩くとすぐに町名が変わるので、流川町、薬研堀、堀川町、銀山町、弥生町などといった複数の“町”で形成された“街”となっています。ですが今回の記事ではそれらの地域すべてを、広島での一般的な言い方として通用する「流川」と呼ぶことにします。(ちなみに、このような呼ばれ方はおそらく、1965年までこの地域の大部分が「上流川町」「下流川町」と呼ばれていたことに起因するのだと思います。)

 私は以前から何度か書いていますが、その流川で遊ぶようなことはまずありません。だってお酒が飲めないんだもん。しかし、生まれ育った街でもあり、また今でもかなり近くに住んでいることもあり、決して縁遠くはないんですよね。

 流川はある意味で日本の都市そのまんまです。ヨーロッパのようないつまでも変わらない伝統的な街並みを良しとせず、ころころとその様子を変えます。実際、私が子供の頃からあったお店もかなり減ってしまいました。たぶん、小学校卒業当時(1986年3月)にあったお店の9割はすでにないでしょうね。なので、特に誇れる伝統のようなものもあまり思い当たりません。

 だけど、最近は若い(と言っても私と同世代〜やや下くらいだけど)人たちがやっているお店が目立ってきたように思えます。そして、彼らはしばしば、ちょっとだけおもしろい言葉遣いをすることがあります。皆が皆というわけでもないでしょうが、お店のお客さんに対し
「お疲れ様です。」
という言葉をかけているシーンをよく見かけます。

 おそらく、日本でのビジネスマナーの最大公約数を集めた場合、これは失礼に当たることでしょう。何をもってマナーとするのかにもよりますが、かなり多くの場面で「お疲れ様は身内(社内)向けに使う」とされていると思います。私もこのような言葉遣いを聞いたら、以前は違和感を覚えていました。が、「たまたまその人が一般的な礼儀を知らないだけだろう」と感じるだけで、すぐに忘れていました。

 だけどこの言葉、最近は単に礼儀を知らないというのとは違う印象を受けるようになりました。と言うのも、たとえば仕事の終わった飲み屋のホステスさんに、あるいは地元の人間に、そんな人にしかこの「お疲れ様」の声はかからないのです。一見さんや、流川に遊びに来ている人には、この声はかかりません。

 最近、気がついたんですよね。「あ、これって身内に対してだから使ってるんだ。」って。流川というひとつの街で生きる“身内”へのねぎらいの言葉。それが「お疲れ様」なんだと。これは流川の人情なんだなぁ……と、思ってしまったわけです。なんとなく。

※追記
 流川は「るかわ」ではないので悪しからず。昔の(と言うと怒られるかな?)漫画『スラムダンク』の登場人物と、今回の記事は一切関係ありません。
posted by Yosh at 07:27| Comment(4) | 広島のこといろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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