2008年08月30日

チーズ専門店「フロマージュリー・ピノ」

 段原の COCO'S(元サンデーサン)のすぐそばに、チーズの専門店がオープンしました。「フロマージュリー・ピノ」(公式サイト)という名前で、もともとは岡山にあるお店が、広島にも出店してきたようです。地図でいうと、この辺です。


 こぢんまりしたお店です。ショーケースの中には20種類を超えるチーズがあります。私はチーズには詳しくないのですが、以前広島中を駆けめぐってチーズを見て回ったときがありました。(この時のことは記事にもしましたね。)行ってみる前の予想では、専門店だからそれらより少し高いのかなと思っていたら、逆でした。割安です。たとえば、以前見たお店ではゴルゴンゾーラチーズ100g で750円程度の値段設定のところが多かったように記憶しています。こちらでは600円台(確か650円だったと思う)で売っていました。

 チーズの販売もありますが、お店での中で食べることもできます。この「お店の中で食べる場所」は何て言えば良いんでしょうかね? イートインコーナーと言うには本格的すぎますし、カフェと言うには食事やワインもあり盛りだくさんですし、レストランと言うのも何か違う気がします。とはいえ、お店のサイトに「チーズショップ&ワインカフェ」と書かれていますので、それに準じてカフェと書くことにしましょう。小さなお店だけあって、カウンター含め15席程度です。

 カフェのメニューですが、さすがにチーズの名前が羅列してあるという訳ではありません。かなりメニューは豊富です。本格的な食事(たとえばチーズ入りカレーやチーズフォンデュ)もできますし、ブランチ(サンドウィッチなど)も OK、デザートやカフェ(チーズケーキやコーヒー、紅茶など)としても使用できますし、ワインを交わしながらディナー(単品メニューに加えて、セットメニューもあり)も可能です。公式サイトにメニューも掲載されていますので、興味のある方はご覧ください。

 今回は、カフェを利用することにしました。「おすすめチーズの盛り合わせ3種」を注文し、パンと一緒に食べてみました。出てきたのはゴルゴンゾーラ、カマンベール、ミモレットかな?(繰り返しますが、私はチーズに詳しくないので、間違っている可能性があります。間違いのご指摘は歓迎します。)さすがは専門店のおすすめ、美味しかったですよ。

 コーヒーはヨーロピアンスタイルなのか、あまり熱くありませんでした。普段、ぬるいコーヒーを飲み慣れていないこともあり、大好き! とまではいきませんでしたが、まあまあ美味いかなと思いました。

 これだけでは、このお店のことがあまりわからなかったので、さらにデザートでマスカルポーネのシュークリームを追加。こちらは紅茶(ダージリン)と共にいただきました。かなり大ぶりのシュークリームに、アイスまで付いてきてなかなかのボリュームです。こちらも気に入りました。今時の甘さ控えめスイーツ全盛の時代の基準からすると、やや強めの甘さなんですが、それが嫌な感じになっていないんですよね。これがチーズのマジックなんでしょうか。

 紅茶も地味にサプライズでした。ちゃんとポットの中に茶葉が入って出てきましたし、美味しかったです。こういった、特に紅茶のことを謳っていないお店でちゃんとした紅茶が飲めると、「紅茶文化がようやく日本にも広がり始めたのかも?」と少し期待してしまいます。先日行ったお店で、料理は美味いが紅茶はヒドいという経験をしたばかりなので(そして、それがよくあることなので)、余計にうれしかったですね。

 お店には満足ですが、行った時期が多少不運でした。なにやら有名どころで紹介されたばかりらしく、チーズは売り切れが続出のようでした。また、やや混み合う店内で、やかましくご歓談されるお客さんと一緒になってしまい、多少落ち着けない感じでした。まぁ、マスコミや有名サイトに紹介されたら、一時的にそうなっちゃうのは仕方がないですね。そのうち落ち着くでしょうし、少し間をおいてまた行ってみたいと思います。

※追記

 後日、改めて行き直してみたら、意外と空いていました。時間帯が20時30分頃と、少し遅かったのも理由のひとつかもしれませんが、先日の混み合いとのギャップに少し驚きました。

 さて、この時はチーズ入りカレーのセットを注文しました。カレーはどちらかというと家庭風・和風のカレーと言えるかもしれません。辛さは中辛くらいで、やや酸味が感じられるルーでした。ちなみに家庭風と思ったのは味付けだけでなく、付け合わせにらっきょうと福神漬けがついてきたのもあります。こういった欧風のお店で出てくると、なかなかに意外な印象を受けます。

 セットにはミニサラダ、チーズかケーキ、コーヒーか紅茶が付いてきます。今回はベイクド・チーズケーキと紅茶の組み合わせにしました。ベイクド・チーズケーキはかなり酸味が強く甘さ控えめです。紅茶はダージリンをカップで出してくれます。カップで出てきたときには、残念半分、仕方ない半分という気持ちでしたが、1杯立てなのにそんなに悪くないお味で少し驚きました。どうやって入れてるんだろう? 気になるところです。
posted by Yosh at 18:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月15日

さようならの思わぬおみやげ――広島−中日第18回戦

 今日は――厳密にはきのうですが――お別れを告げに行きました。初めて出会った5歳の頃から30年近い付き合いになる広島市民球場に。試合日程から判断するに、たぶんこの日の中日ドラゴンズ戦がラストチャンス。だから、時間を作って思い切って行ってきたのです。

 ちょっとセンチメンタリズムに浸りながら17時前に球場入り。席は SS 指定のオレンジシート(年間指定席の売れ残り。前売りや当日で販売している。)。少し早めに行って練習を見るところから、私の野球観戦は始まります。すでにドラゴンズの打撃練習がスタートしていました。

 かなり日本のプロ野球から離れていたんですよね。去年から今年にかけて、球場に観に行くことはありませんでした。それどころか、テレビ中継すらほとんど見ていません。ですので、選手名が今イチ把握できなくて少し困りました。発表されたドラゴンズの先発投手は川井。誰やねん? いや、俺が無知なだけなんだけど。

 ……などという感じで見ていたのですが、このお別れの日に思わぬ贈り物をもらうことができました。それもたくさんね。

 お盆休み中のナイトゲームということで、徐々に増えてきたお客さんは試合開始時にはほぼ満員です。いろいろと嫌な思いをするかなぁ……などと思っていたのですが、2年前と比べて応援マナーが格段に良くなっていてびっくりしました。たまたま今日だけだったのかもしれませんが、そうだとしてもそんな日があること自体に驚きです。

 まず、鳴り物の音量が控えめで、応援はほぼ声援です。満員で盛り上がる中でも、ちゃんとバットにボールが当たる音や、キャッチャーミットにボールが収まる音が聞こえるのです。やっぱり野球はこうじゃなくっちゃ。私は鳴り物応援が嫌いで、また、試合に集中できない応援スタイル(いわゆるスクワット、メガホンその他)も嫌いです。その辺がすべて外野に陣取っていて、内野席にはいません。落ち着いて観戦したい人は内野へ。騒ぎたい人は外野へ。見事な棲み分けがなされており、これなら妥協できる範囲内です。

 好き嫌い以前に迷惑(大きな旗を振るなど)という行為も、ひとつをのぞいてほとんど見られなくなっていました。唯一残っている大きな悪習は、試合開始前に相手チームのベンチ入りメンバーがアナウンスされる際に、コンバットマーチでそれを妨害する行為だけです。

 他にもいろいろありました。7回表開始時には相手チームの応援歌である『燃えよドラゴンズ』が流れました。かつてグリーンスタジアム神戸(現スカイマークスタジアム)に観戦に行ったとき、7回表に近鉄バファローズのテーマが流れたことを思い出しました。そのときにこれは良いなと思ったものでしたが、広島市民球場でもそれをやってくれていたのを知り、驚きと感動を覚えましたね。いや、大げさでなく。

 そして、試合のテンポがまた速くて良かったですね。元々、ブラウン監督が就任して以降のカープはテンポが速い試合が多くて好印象だったのですが、さらにリーグ全体で試合のスピードアップを標榜し、攻守交代の時にスコアボード横の大画面液晶にタイマーを表示するなどの明確な努力もなされています。日本のプロ野球はプロ以外や海外と比べて、かなりもたもたしていましたから、この動きは大歓迎です。

 そして何より、試合がおもしろかったのですよ。こう言っては失礼ながら、実はあんまりそちらを期待してはいなかったのです。ここ数年、なかなか結果を残せない広島東洋カープというチームに期待していなかったという要素もあり、緻密なデータ野球を標榜する割に非科学的な言論が横行する日本プロ野球の不可解さという要素もあり、「たかが選手が」などの発言に代表されるいわゆる偉い人の考え方が理解できないという要素もあり、自然と日本プロ野球から気持ちが離れていました。

 だけどこの日は好ゲームでした。そして野球の好ゲームはすべての要素をぶっ飛ばすくらいおもしろいに決まってます。

 カープの先発、大竹寛は立ち上がりから球が高めに浮いてマズいかなと思いきや、時には球威で押し切り、時には適度にコースを散らして、あれよあれよとアウトの山を築きます。かつての大竹にあった制球難のイメージはあまり見られず、1四球無失点、そしてわずか3安打の見事な完封勝利を飾りました。球が走ってましたねー。最初は久々にプロの球を生で見たからかと思っていましたが、どうやら原因はそれだけじゃないようです。ナイスピッチングでした。

 ドラゴンズ先発の川井進も巧みな投球術で途中までは見事にカープ打線を牛耳っていました。もちろん、まったく打てなくなったにもかかわらずドラゴンズの正捕手として君臨し続ける谷繁元信捕手のリードも大きかったのでしょう。カーブを巧みに使われ、なかなかヒットが出ません。両投手の力投により、試合は素早く、しかし重苦しく進んでいきます。(ちなみにこういう展開、たまらなく好きです。力、技、そして頭脳がフルに活用される場面ですからね!)

 その重い空気を切り裂いたのは広島の1・2番コンビでした。6回裏、東出輝裕が二塁手デラロサのグラブをはじくセンター前ヒットで出塁すると、続く赤松真人が川井の失投を見逃さず、持ち前のパンチ力でバックスクリーンすぐ左のスタンドに飛び込む大きな2ランホームランを放ち、先制します。そして、7回裏2アウトからも彼らに活躍の場面が訪れました。まずは東出が2本目となるヒットをライト前に放つと、ライトの井上一樹のファンブルを見て取って一気に2塁を陥れます。このチャンスに赤松はまたしても直球をねらい打ち。今度はセンターを越える鋭い当たりを放ち、快足を飛ばして一気に3塁まで到達します。もちろん東出は余裕を持って生還。これで勝負はほぼ決したと言っていい貴重な追加点でした。

 7回以降は勝敗という観点だけからすると一方的でしたが、ひとつひとつのプレイの中に楽しめる点が随所に見られました。たとえば内野守備。ドラゴンズの名ショート井端弘和はもちろんですが、ほんの少し前までザルと言われていたカープの内野陣もなかなか良い動きをしています。この日ショートとして出場した小窪哲也は、もしかしたらリーグ随一と評価されるほどの特別な選手ではないのかもしれませんが、本当に堅実で、送球も正確でした。守備範囲が広くは見えなかったサードのスコット・シーボルも、プレイ自体は丁寧でしたね。また、数年前は下手くその代名詞的な扱いだった東出も、去年辺りから守備の評価を急速に上げてきていましたが、見ていて確かに何の不安も感じませんでした。

 とまあ、そんなこんなで。とにかくひたすら楽しい野球観戦でした。寂しい気持ちを吹っ飛ばしてくれたたくさんのおみやげにも感謝しつつ、広島市民球場に笑顔でサヨナラを告げることにしましょう。それじゃね。

2008年08月14日

やさしいスープカレー「nob象」

 私の通勤ルートの途中に小さな駐車場がありました。そこに新しい建物が建つことになり、しばらく工事をしていました。そして、2週間くらい前になるでしょうか。工事中だった場所にほぼ建物の形ができあがりました。こぢんまりとした、でもしゃれた作りのお店だなぁ、何のお店だろう? カフェ? それともバー? と思っていたら、まさかのスープカレー屋さんでした。お店の名前は「nob 象」

 場所は中区橋本町。エリザベト音大と RCC 文化センターとの間にある細い通りにあります。


 前々からスープカレーには興味がありました。以前、札幌に行ったときに食べさせてもらって気に入ったはいいものの、結局それ以来まったく口にできないままだったのです。広島ではお店も少ないですからね。だから、できたお店がスープカレー屋さんだと知って、楽しみにしていました。

 さて、初めてお店に行ったのはとある土曜日の午後の3時前、お昼ご飯には少し遅い時間でしたが、意外にも開店していたのを目にして、入ってみました。中は20席程度、うちカウンターに7席ほどという小さなお店です。物腰の柔らかいご主人に迎えていただきました。

 その日のカレー(といっても当面、同じメニューになるかとは思いますが)は3種類。ポーク、チキン、野菜です。お値段はいずれも1000円。今回はポークを注文。辛さも調整できると言っていただけたので(よく考えたら普通やってくれますよね)、少し辛めにしてもらいました。

 お味の方ですが、きちんといろいろスパイスなどを使っている割にマイルドな印象を受けました。マニアック路線ではなく、万人向けだと思います。と言っても「無難」という意味ではなく、「辛い中にも優しさが感じられる」ということなんですけども。なので、いろんな人にお勧めできるかなと思います。

 営業時間その他は試行錯誤中とのことです。休みは「日曜日にしようかと思っています。」とのことですし、きのうの晩通りかかったらお休みだったので、たぶん普通の休み方をするんじゃないかと思います。

 ちなみに別の日、今度は夜に行ってみたら、メニューは昼と同じく3種のみ、値段も1000円のままでした。メニューの陣容は将来的には変わる可能性はあるかもしれませんが、昼も夜も同じメニューというのは、ご主人の自信が窺えて好印象です。飲食店では「無言の自信」を感じられるお店が私の好みなんですよね。
posted by Yosh at 10:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月11日

近況報告

 気がついたらお盆ですね。実はすっかりブログ更新のことは忘れ去っていました。ちなみに前回の更新から今日までの間、また新しい仕事が増え(久々の心理学関係)、日本語検定の結果が返ってきて、いくつかの新しいお店に行ってきました。

 そして明日、あさってと留守にします。仕事(塾)で合宿に行ってきて、その間はネットにつながっていません。まあ厳密には携帯電話を利用すれば更新できなくもないのですが、そんな時間はなさそうです。

 と言うわけで、できるだけまた近いうちに記事が書ければと思っています。特にスープカレー屋の「nob 象」というお店が良かったので、紹介したいかなと。
posted by Yosh at 22:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 当ブログについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。