広島市からの位置関係ですが、JR の快速電車で30分ほど(普通列車で50分ほど)東に向かって海沿いに走ったところにあります。そんな遠くにわざわざ行った理由は『爆笑バトルライブ in くれ』というイベントがあったからです。
そうは言っても、せっかくのお休み。単にライブを見るだけでなく小旅行にしようということになりました。
まずは JR に乗り込み、海田駅で途中下車。朝ご飯にメロンパンを買うためです。駅から徒歩20分ほど行ったところにある「デオデオ海田店」に、日曜日になるごとに売りに来る「ボンジュール神戸」の焼きたてメロンパンをゲット。旅の始まりからアホです。
呉には昼前に到着し、軽く街をぶらぶらしてから昼食を取ります。「田舎洋食・いせ屋」というお店です。歴史のある(大正10年創業)、有名なお店らしいですね。値段設定がおもしろくて、「いせ屋特製カツ丼」や「カツカレー」が1100円、「うどん」が300円、「ご飯」は100〜200円と、肉が入るか入らないかで値段が大きく違います。
「これは逆に期待できる!」と直感し、看板メニューでもある「いせ屋特製カツ丼」を注文しました。聞くところによると要はデミカツ丼だという話でしたが、丼ではなく皿で出てきました。つまりはカツハヤシです。そしてカツは昔風の薄いビーフです。意外づくしでしたが、お味は良かったですよ。のれんに書かれている「田舎洋食」ってのがピッタリです。
お店はとても狭いので、昼食時は避けた方が良さそうです。少し早めか、少し遅めか。今回は12時と少し前に行きましたが、その直後から混み始めましたから、正解でした。
その後少し呉の街を散策してから、お笑いライブの方へ。場所は呉市文化ホールです。行ってみたら、このホールが意外と広くてチト驚きました。広島で言うと ALSOK ホール(旧郵便貯金会館ホール)くらいはありそうです。その、前から4列目。なかなかの特等席です。
出演者は出てきた順に次の通り。意外と豪華です。髭男爵、狩野英孝、鳥居みゆき、インスタントジョンソン、ヒロシ、桜塚やっくん、おぎやはぎ。ちょっと見たことのあるネタが多すぎるかなというのと、出演順が客本位ではなく芸人さん側のキャリアで決められていると思えるなど、不満点もありますが、全体としては楽しめました。
それから呉駅ビル「レクレ」にある温泉(スーパー銭湯)「大和温泉物語」でゆっくりしました。入浴が1100円、貸しタオル200円という値段設定です。特別変わったところのない、「ごく普通」のスーパー銭湯なんですが、スーパー銭湯って「普通」のレベルが高いですよね。なので、大満足できると思います。
温泉から上がって、締めに夕食を食べに行きます。ちょうどライブがあった呉市文化ホールの近くに屋台が出ています。その中から炭火焼き「まんまる」というお店を選びました。結果から言うと、とても良かったです。美味かったし、お店のご主人もとても気持ちの良い接客をしておられました。
というわけで、楽しい旅になりました。呉、ちょっとした小旅行には悪くないと思いますよ。