2008年03月18日

赤い魔法に魅せられて

 「赤」と「魔法」というキーワードから、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか? コンピュータゲーム『ファイナル・ファンタジー』という方は、きっと私と同世代以下ですね。忌野清志郎+坂本龍一『い・け・な・いルージュマジック』という方は、きっと私と同世代以上でしょう。今回のお話はどちらの話でもありません。でも、後者とは少し関係があります。

 土曜日。珍しく仕事中に休憩時間が取れました。そこで、ケーキ屋さん「ムッシムパネン」に行ったのですが、ちょうど良いタイミングで新作ケーキが品出しされたところでした。そのケーキ、ヴィジュアルからしてとてつもなく豪華です。透明のカップにいちごがぎっしりと8個も載っています。その様子はまるでいちごの森。シェフ曰く「ひとりで食べるのはキツいですよー」とのことでしたが、お構いなしに購入しました。だって一目惚れしちゃったんだもん。

 で、もちろんこれは単なるいちごの盛り合わせじゃなくてケーキです。いちごの下がいろんなものの層になっています。チョコレート、生クリーム、スポンジ、そしてカスタード。上にはストロベリーソースもかかっています。実に絢爛豪華なお菓子でした。お値段は、土曜日の時点で「900円にしようかと思っています。」とのこと。ケーキ1個にしては高い? いえいえ、実物を見たら安いと思っちゃいますよ。

 お味は? 心が溶けます。いろんなものが入っていますが、不思議なくらい見事にマッチしています。大ぶりですが、その豪華で複雑な構成から全然飽きがこないし、かといって変に気取った味でもないんですよね。素直に美味いです。

 そうそう、見た瞬間「いちごの森だ」と思ったのは正解でした。お店が銀山町に移転してくる前(廿日市時代)にも、同じような商品を作られていたのだそうです。その時には実際に「いちごの森」という名前だったとも伺いました。今回の新製品は、そのヴァージョンアップしたものらしいです。

 じゃあ、そのお名前は? 「ルージュマジック」だそうです。ロック好きのシェフが名付け親だそうですが、私なんかはやはりニヤリとするネーミングですね。「『い・け・て・るルージュマジック』です」だそうで。ちなみに「恥ずかしい」とスタッフさんがたからは反対の声が多数だとか。この新作のネーミング、最終的にどういう結論になるのか、ちょっと楽しみです。

 まあ考えてみたら、フランス語+英語ですよね。全部英語にすると「レッド・マジック」でしょうか。うーん。全然いけてないですね。じゃあ全部フランス語だとどうでしょう。「マジー・ルージュ」かな?
posted by Yosh at 09:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月05日

アーネスト・ゲイリー・ガイギャックス逝去

 世界で最初のロールプレイング・ゲーム、『ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ』の作者のひとりであるアーネスト・ゲイリー・ガイギャックス氏が現地時間で3月4日、亡くなりました。享年69歳。もともと心臓に病を抱えていましたので、そんな日が遠くないことはわかってはいましたが、それでもやはりその早すぎる死には悲しみが絶えません。心臓に爆弾を抱えつつも、かなり精力的な活動を続けていたそうです。

 彼がどれくらい偉大な人物であるかを説明するのは難しいですが、私は音楽の世界にたとえるなら近代音楽の父ヨハン・セバスチャン・バッハのような人物と言いたいですね。バッハがいなければ、近代西洋音楽はなく、ショパンも、リストも、ルイ・アームストロングも、ビートルズも、クイーンも、みんなその才能を十分には発揮できていなかったことでしょう。ガイギャックスがいなければ、ウルティマも、ドラクエも、ファイナルファンタジーも、ラグナロク・オンラインも、もしかしたらプレイステーションや Wii などのゲーム機も存在しなかったかもしれません。

 趣味が高じて始めたゲームデザインで、特に訓練もされていなかったからか、たいそう読みづらい文章を書く人でもありましたが、ファンとの交流にも熱心な印象があり、とても気さくな方でした。ご冥福をお祈りします。

 『ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ』は1974年に初版が発売され、改訂を重ねて今年、最新版が発売される予定です。その最新版を見ることなく逝ってしまわれました。そのことも大変残念です。彼が新しい版をどのように評価するのか、その言葉が聞きたかった……。 
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