2007年05月30日

【TV ドラマ】『セクシーボイスアンドロボ』第8話・プッチーニ(前編)

 今回は前情報で前・後編の2部構成になっていることがわかっていたので、私はまあ良かったんですが、何も知らずに見た視聴者は混乱したんじゃないですかね? 話が次々と拡散していきましたからね。今回だけでは未完なので、感想の持ちようがないと言えばないのです。が、乱雑に広げられた大きな風呂敷、どうやってたたむのかは気になるところです。

 注目すべき伏線について2、3、書いておきましょう。まず、「プッチーニ」から。単にぷちぷちを潰したときの擬音じゃないですよ。あの看護士3人組が「プッチーニ」として暗躍している訳ですが、それがなぜイタリアの著名な作曲家の名を冠しているのか。3人がヴァイオリンとチェロと思われる弦楽器を持って移動するシーンが何回かありました。黒ずくめの格好と相まって妙にミステリアスですが、なぜそのような儀式めいたことをしているのか。そして「別子」とは? この話のメインの伏線となると思います。

 それから、これまで謎に包まれていた社長ですが、次回その一端が明らかにされそうですね。どんな秘密が隠されてるのでしょうか。

 当然、主人公であるニコの動向も大いに気になるところです。今回、暴発するような幼さを見せたニコですが、次回どうなっていくのでしょうか。この、一見荒唐無稽なドラマの真のテーマは少女の成長物語と言って間違いないと思いますので、ある意味本筋よりも大事かも知れません。

 何より気になるのが、ここまで大したセリフもないもたいまさこさんの存在です。いや、いるだけで存在感はあるっちゃあるんですが、このままとはとても思えません。

 そして、ロボとプッチーニ・昭子(小林聡美さん)の行方は……。これは多分なるようにしかならないからどうでもいいや。でも、思いもよらない裏切りがあったら少しうれしいな。

 それと。

 作品そのものの中身ではなく、幕間で少し気になることがあります。今回のおしまいの時、次回予告がなかったですよね? それと、第10話についての情報もまだ出てきていません。あと少しで最終回だというのに、現場がドタバタしている感じが窺えますね。
posted by Yosh at 01:15| Comment(2) | TrackBack(1) | 本とかTVとかネットとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月29日

『指輪物語』恐い……

※今回の記事は、小説『指輪物語』について少しの(ホントに少しで構いません)知識がある方向けのものです。ご了承ください。

 今、『指輪物語』関連の翻訳をやってます。最初、この話が来たときは無邪気に引き受けちゃったんですが、おかげで大変な代償を支払うことになってしまいました。泣きそうです。翻訳をしていて涙目になったのはこれが初めてです。

 それにしてもすごいですね。『指輪物語』って。これぞまさに文学ですね。実は中学校の頃、初めて『指輪物語』3部作を手にした時には、最後まで読み通すことができませんでした。当時はよほどぼんやりと本を読んでいたのでしょうね。途中から意味がわからなくなって、投げ出してしまったのです。しかし20年近く経って改めて読み直してみると、その時には理解できなかったものが本当にたくさんあったことに気づかされます。

 まあそもそも作者トールキンが作ったのは、単なるひとつの物語ではなくて、ひとつの世界だったのですから、中学時代の私が理解できなかったのも当たり前じゃあるんですが。当時の私は、ただの物語を読むつもりでこの本に臨んでいましたからね。構え方が間違ってると言ってもいいでしょう。

 で、多少の予備知識と忍耐力をつけて再チャレンジとなった訳ですが、その結果は別の意味で惨敗です。今度は、あまりの情報量の多さに押しつぶされそうです。いや、何度も押しつぶされました。

 この膨大すぎる世界では、ちょっとマイナーな固有名詞の訳語を調べて、つけるだけでも一苦労です。「旧版では……」「新版では……」「別の小説では……」「本来の語義を考えると……」などなど、などなど。逆に情報が多すぎるのも考え物ですね。正直しんどいです。なんなんだ? この作品は。

 おかげさまで、体調まで崩しました。あまりにも遅々として進まない翻訳、膨大すぎる情報から発生する混乱、頭を抱えて叫びたい気分に何度もなりました。……まあ、叫んでもストレス解消にはならないことがわかっているので、やりませんでしたが。そして、実作業にかけた時間が睡眠時間を削り、体力的にもふらふらです。

 こんなにしんどい『指輪物語』、大嫌いになりそうです。それでも、翻訳のことは別にしても読み進めています。なぜか、読むのをやめられないのです。この『指輪物語』という小説は、作中に出てくる「一つの指輪」そのものなのかも知れません。い と し い し と……。
posted by Yosh at 20:52| Comment(8) | TrackBack(0) | 本とかTVとかネットとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月28日

YOSHIKI の新バンドに雅(Miyavi)加入

 また変な話になってきました。YOSHIKI が Gackt、SUGIZO らと組むという新バンドに雅(Miyavi)が加入するのだとか。これまで同窓会かと思っていたんですが、意外な人選ですね。何だか訳わかんなくなってきてますね。

 でもよく考えたら、雅のことは名前しか知りません。なので、良いとも悪いとも言えず、意外としか言えないのですが。

 最近(=ここ5年というスパンでの「最近」)の YOSHIKI はいろんなことに手を出している割には、表にはほとんど何も出していないので、バンドそのものの活動水準に関しては懐疑的に見ています。

 さて、これであとはベースですね。今は野に下っている凄腕ベーシストが結構いるように思えるので、その辺りから起用するのか。それとも無名の若手からの大抜擢があるのか。一応は動向を見守りたいと思います。
posted by Yosh at 23:44| Comment(2) | TrackBack(0) | こだわり! 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【MLB シアトル】水夫より弱い王様

 さて、23連戦の11〜13戦目、カンザスシティ・ロイヤルズ (KC) 戦です。やっと半分ですね。試合が毎日開催されるというのは、ファンとしては楽しみがあって良いのですが、やっている選手のことを思うと複雑です。故障者も出てきていますしね。

 その故障者ですが、先日2回を投げた後に緊急降板した左腕ラミレス投手が15日故障者リスト入りとなりました。代わりに上がってきたのはジョン・ヒューバー投手です。昨年、MLB 初昇格を果たして好投した投手ですが、リリーフです。ラミレスの代役となる先発ではありません。

 そのスポット先発ですが、監督によると「未定」だそうです。ウィーバーは間に合わないみたいですし(その方がいいな)、後は前回の昇格時に結果を出せなかったウッズ、あるいは40人ロスター内にいないが下で好投しているカンピーヨにお呼びがかかるかも知れません。こんな時いつもならマテオが投げていたんですけどね。ホントにちょっとマテオ。

【第1戦】○ SEA 10−2 KC
 フィリックス・ヘルナンデスの復帰第3戦は6回2失点で勝利投手です。並の投手なら「好投でした」と言うところですが、やはり彼にはキングと呼ぶにふさわしい投球を期待したいので、敢えて「多少不満だ」という言い方をしたいと思います。彼にはランディ・ジョンソンやカート・シリング、ペドロ・マルティネスのような大エースになってほしいのですよ。そうなる姿を体感したいんです。ただ、今回は故障明けで大事を取ったそうです。83球で6回を投げた投球術はナカナカのものです。

 打つ方はきのうに引き続き大爆発です。イチローの先頭打者ホームランを皮切りに、18安打(先発全員安打)10打点を取り、相手を寄せ付けませんでした。まあ、この試合は初回に相手先発のメッシュから2点を取った段階で勝利を確信(まあ、よく外れる「確信」でもありますが)しましたからね。気持ちいいです。

 イチローは初回のホームラン、2回のタイムリーを含む3打数2安打1四球(敬遠)で、打点2を上げています。最近は守備でも見事なラニングキャッチをよく見せてくれています。

【第2戦】○ SEA 9−1 KC
 あれれ? こんなにうまくいって良いんでしょうか。今日も大勝です。先発の白チャソンが7回(8回途中降板)を投げて失点1(自責点0)の素晴らしいピッチング、後は現段階でのチーム最強のリリーフ陣、防御率1点台のシェリル、モロー、プッツとつないでゲームセット。

 打つ方では4回に城島の MLB 初となる満塁ホームランが飛び出し、結果としてこれで試合が決しました。9回にも打線が爆発してもう5点取っています。

 今日のイチローはずっとノーヒットでしたが、9回にまわってきた5打席目でタイムリーヒットを放ち、5打数1安打1打点を記録しています。19試合連続安打となりました。こんな風に最終打席でヒットが出て記録がつながったのは何回目? という質問に対し、イチローは「何度もあるから覚えていない」と答えています。

【第3戦】○ SEA 7−4 KC
 好調の――というより単に弱いチームに強いだけの気がするのですが――マリナーズ、このシリーズのスイープを決めました。先発のウォシュバーンが7回3失点とクオリティスタートを決めると、最近安定感の出てきたグリーン、それに守護神プッツが抑えて快勝です。ウォシュバーンは低めの変化球を上手く使って相手打線を打ち取り、5勝目を挙げています。毎年、ランサポート(「味方打線が点を取って援助してくれる」という意味)が少なく、防御率は良くても勝ちがなかなかつかないことの多い投手ですが、やっと勝ちが負けを上回りました。

 打つ方も相手先発のオダリス・ペレスを攻めて6回までに6点を取り、試合を決しました。チームで11安打7得点、先発全員安打を記録しています。イチローも4打数2安打1四球で、打点と盗塁を1つずつ記録しました。ここまでの打率は.339です。もちろん20試合連続安打です。自己最高の23試合連続が近づいてきました。

 そして、この試合でセカンドのホゼ・ロペスがエラーをしてしまいました。なぜそんな話を取り上げるのかというと、このエラーは彼の今季初のものになるからです。セカンドという、よくボールの飛んでくるポジションでこれだけエラーが少ないのは素晴らしいですね。しかも今季、彼の守備はさえ渡っています。単にミスが少ないだけではなく、守備範囲の広さ、肩の強さ、ダブルプレーの完成数など、非常に魅力的です。ちょっと夢のような話をするなら、SEA のセンターライン(城島、ロペス、ベタンコート、イチロー)でゴールドグラブを独占してほしいですね。

 というわけで対 KC のシリーズを見事にスイープで決め、貯金2とした SEA ですが、これで首位ロサンジェルス・エインジェルズ (LAA) とのゲーム差がかなり縮まって……あれ? 全然縮まってないじゃん。LAA の方もニューヨーク・ヤンキーズをスイープしているので、ゲーム差は4.5のままです。ただしオークランド・アスレティックス (OAK) が多少負け越していますので、2位に浮上しました。3位 OAK とのゲーム差は1.5です。4位テキサス・レインジャーズ (TEX) は借金14で、首位とのゲーム差が12.5となっています。

 次のシリーズは LAA 戦です。今度こそ、今度こそ LAA を引きずり下ろしてほしいものです。初戦の先発は SEA がバティスタ先生。LAA は元サイヤング賞投手で、故障からの復帰以来、まだまだ本来の力が発揮できていないコロンです。それと、SEA は2戦目の先発が空席ですので、誰になるのか気になるところです。LAA 3連戦の後は移動日なしで地元に戻って TEX との4連戦、そしてボルティモア・オリオールズとの今季初対戦が待っています。残り10連戦、ケガのないようにがんばってほしいものです。

2007年05月27日

【MLB】誰に入れよかミッドサマー・クラシック

 MLB では、毎年はやばやとオールスターゲームのファン投票期間が始まります。今季もとっくの昔に始まっていますが、先日、日本語での投票ページもオープンしました。(スポンサーが代わったので方式が変わるかも知れないけど、少なくとも去年までの)日本と違い、1日に1票だとか3票という風に決まっているのではなく、1人に最大25票までが許されています。投票はこちらにて。

  • 2007年オールスターゲーム公式サイト(英語。ただしここから日本語の投票ページに飛べます)
  • MLB 日本語サイト MAJOR.JP(←怠慢なので今はまだ投票できません……が、近日中にできるようになると思います)

     投票締め切りが6月の終わり頃になるので、私はそのころに入れようと思っています。今入れても、ケガして出られなかったら意味ないですからね。ただ、今の段階での候補はいろいろと考え中です。名選手がひしめく中、各リーグにたった8人の野手しか選べない(投手は投票できない)ので、本当に悩みます……が、それも楽しいんですよね。

     今は、こんな感じがいいなと思っています。投票できない投手も含めて、しかもオーダーまで考えてしまいました。1ヶ月後には変わるかも知れないけども、現段階の候補と言うことで。

    〈アメリカンリーグ〉
    LF イチロー SEA/SS ジーター NYY/RF ゲレーロ LAA/3B アレックス・ロドリゲス NYY/1B オルティーズ BOS/C マウアー MIN/CF ハンター MIN/2B カスティーヨ MIN/P ベケット BOS

    〈ナショナルリーグ〉
    SS ハンリー・ラミレス FLA/CF グリフィー CIN/1B デレク・リー CHC/LF カルロス・リー HOU/3B チッパー・ジョーンズ ATL/2B ケント LAD/C ロデューカ NYM/RF ウィン SF/P ピーヴィ SD

     うわー、考えただけでもワクワクするなー。ちなみにイチローをレフトに配したのは、他の外野手に普段のポジションを守らせたかったこと、イチローは急造でもレフトをしっかり守れること(ブルーウェーブ時代に実証済み)、それに会場となる AT&T パークは左方向が広いことなどが理由です。さすがにこの球場でマニー・ラミレス (BOS) のレフトは見たくない……(いや、ある意味見たいかも)。

     しかし野手ではイチロー以外の日本人選手は出られる可能性は低いでしょうね。イチローは例年ながら下馬評でも確実視されています。

     城島 (SEA)は.318、6本塁打という好成績なのに、ライバルが多すぎます。ポサダ (NYY) やマウアー (MIN) が.350を超える高打率ですし、同じくらいの成績のビクター・マルティネス (CLE) や、常連のベテランであるパッジ(イヴァン・ロドリゲス)(DET) やヴァリテック (BOS) もいます。あり得るとすれば、マウアーの故障が長引いて辞退となったとしたら、ポサダと共に選ばれるかも知れません。

     松井秀喜は成績もパッとしない上に、城島同様ライバルが多すぎます。アメリカンリーグの外野手には私が選んだ3人の他に、オルドニェス (DET)、クロフォード (TB)、リオス (TOR) が素晴らしい成績を残していますし、不調ながら人気のあるデーモン (NYY)、マニー・ラミレス (BOS)もいます。おっと、今季復活を遂げたサミー・ソーサ (TEX) のことも忘れちゃいけませんね。たとえ3人くらいケガをしたとしても、ちょっと松井には食い込む余地がないように思えます。

     岩村 (TB) や松井稼頭央 (COL) は故障によるブランクがマイナス評価されるでしょう。ただ、今後の活躍次第ではファン投票では無理にしても、推薦が全くないとは言い切れません。井口 (CWS) は今季ここまで絶不調ですからどうやったって無理でしょう。田口 (STL) はノミネートもされていません。

     ただ、投手陣は大塚 (TEX)、岡島 (BOS)、斎藤 (LAD) の3人が全員選ばれてもおかしくないと思います。松坂 (BOS) もすでに7勝を挙げる勝負強さがあり、また人気も高いですから、今後の防御率の改善次第では十分可能性があるでしょう。
  • 2007年05月26日

    ボランティアはじめました

     ちょっと思うところあって、と言えばいいのか、それとも後先を考えずに、と言えばいいのか自分ではわかりませんが、ボランティアをはじめることにしました。そんな時間どこから捻出するんじゃー??? でも何だかわけもなく、ぐらっと来ちゃったし、もう申し込んではじめてしまったんだから仕方がない。当面、できる範囲内でやっていこうと思います。

     で、何をはじめたのかと言いますと、海外癌医療情報リファレンスというサイトがあるのですが、そこで癌に関する海外文献を翻訳するボランティアなのですよ。最近、結構わけもなくストレスがたまるので、ストレス解消にもってこいです。(余談ですが、最近ブログの更新ペースが異常なのも、ストレス解消のためなのですよ。)

     ボランティアは随時募集中のようでして、「監修(医学的なアドバイスと翻訳の修正)」「翻訳」「サイト管理」の人を求めているようです。興味のある方はサイトをご覧になってみてはいかがですか?
    posted by Yosh at 04:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑記帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年05月25日

    【MLB】日本人選手情報アラカルト

     私は普段から「日本人だからという理由だけで選手に興味を持つことはない」と公言してはばからないのですが、それでも日本に住んでいて日本語が読める以上、どうしても日本人選手の情報が多めに入ってきます。その中にはいろいろとおもしろい情報も入ってきていますので、今日はその辺を紹介してみたいと思います。

  • SEA 城島のキャッチング・シーフ
     今やシアトルマリナーズの正捕手としてなくてはならない存在となった城島健司ですが、最近 "Johjima Catching Thieves" という見出しで記事が書かれていました。最初は「盗みをはたらくキャッチャー、城島」という意味かと思い(要は、Johjima is a catching thief. という意味かと思ったのです。複数形が目に入ってなかったですね。)、頭の中に???が浮かんだのですが、勘違いでした。「盗人を次々と捕らえる城島」という意味でした。

     そう、これは盗塁阻止の話です。4月こそかなり盗塁を許してきましたが、5月の盗塁阻止率は5割を越えています。今季通算だと.391になりますね。昨年は.337で日本時代に比べて不満の残る数字でしたが、2年目の5月に来て、ようやく本来の強肩が MLB にアジャストできたようです。

  • TB 岩村、来週にも復帰へ
     絶好調のまっただ中に故障してしまったタンパベイ・デヴィルレイズの岩村内野手ですが、早ければ来週に復帰の見込みです。なお、日本の新聞社の報道は「早ければ」を訳し落としているところが多かったように思います。実際には「健康状態を見て」復帰を決めるようですね。

     すでにマイナーの方では、調整のための試合に数イニングほど出ています。首脳陣も「マイナーで何本もヒットを打てるかどうか、そんな調子を確かめるようなことはしない」とのこと。純粋に体調のみを問題にしているようですね。

     別記事でも書きましたが、復帰後即クリンナップ(注:日本語の「クリンナップトリオ」のことではなく、本当の意味の「主軸」ということ。3番、もしくは4番)なんてこともあるかも知れませんよ。なんせ、今日の打線は1〜3番こそ打率3割前後の打者が並んでいましたが、4番以降は2割5分未満の選手ばかりでしたからね。

  • NYY 井川キー
     不調による再調整のためマイナー落ちした井川慶。場内アナウンスで Kei Igawa をキー・イガワと読まれたそうです。ちなみに昨年春のキャンプ時だったと思いますが、確か松井秀喜もハイデッキ・マツイと読まれたらしいですね。それにしてもアメリカ人は固有名詞の読み方がいい加減な人が多いな。

  • 怪情報? イチローの夢
     どうもイチローの「ピッチャーをやってみたい」という談話があったみたいなんですが……なぜ、そしてどういう文脈でそういう話になったのかよくわかりません。今の段階ではちょっと怪情報の類ですね。
  • 【MLB シアトル】魔光線? いや、エイでしょ

     さて、地獄の23連戦のまっただ中、今度はタンパベイ・デヴィルレイズ (TB) との3連戦です。タンパベイはアリゾナ・ダイアモンドバックスと並んで、1998年に設立されたもっとも歴史の浅いチームです。発足当時、チーム名が発表された時は「デヴィルレイズ……悪魔の光線? なんじゃそら」と思ったものですが、実はエイのことだったんですねー。強豪チームがひしめくアメリカン・リーグ東地区で毎年チーム成績は低迷していますが、それが逆に幸いして、毎年ドラフトでの指名順が早く、才能のある若手をたくさん抱えたチームになっています。下克上の時はあと数年に迫っているのかも知れません。

    【第1戦】○ SEA 5−2 TB
     鮮やかな逆転勝利を飾りました。初回、エラーがらみでウォシュバーンが2失点したものの、中盤から終盤にかけて地道に加点していき、ゲームをひっくり返しました。こちらも主砲イバニェスが抜けて苦しいですが、あちらのチーム事情も相当苦しそうですね。岩村が復帰したら、もしかしてクリンナップに入るかも知れませんよ?

     勝ったから良いものの、今日はベルトレイが散々の日でした。初回のエラー、それに2アウト得点圏の場面で3回も凡退しています。大型契約で入団してきたから言うわけではないですが、この人が力を発揮してくれないとチームの浮上は難しいんですよね。控えめな紳士と評判の高い彼、グラウンド上では野獣となってもらいたいのですが。

     なお、イチローは5の1です。15試合連続安打となりましたが、これは自身12回目です。自身最高は23試合連続です。なお、MLB 記録(=世界記録でしょう)はジョー・ディマジオの56試合連続というとんでもないものですので、これに並ぶのは非常に難しいでしょうね。

     あと、ここまでセットアップとして大車輪の活躍をしていたリーツマが15日故障者リスト入りです。最近ちょっとおかしいと思っていたんですよね。ただ、原因は右腕の炎症とのことですから、長くはかからないでしょう。代わりに上がってきたのは、ショーン・グリーンです。最近スタメン落ちしているイバニェスは大丈夫でしょうか……。

    【第2戦】○ SEA 5−1 TB
     この日も快勝です。前日に引き続き先発が初回に点を失ったものの中盤に逆転してそのまま逃げ切りました。今日のバティスタ先生は初回1点を失い、2回も危うかったんですが、イチロー、ベタンコートの好守に助けられながらの粘りの投球で抑え、その後6回まで得点を許さずにマウンドを降りました。先生が試合を作ったら、その後は7・8回をグリーン、9回をシェリルが完璧に抑えてゲームセット。ぴりっとしまった投球内容ももちろん素晴らしいですが、登板過多気味のリリーフ投手陣をあまり使わずに勝てたことも大きいです。この23連戦、まだ中盤に入ったばかりですから、消耗は避けたいところです。(などと、この日が終わった時点では思っていたのですが……)

     イチローは5打数2安打で、16試合連続安打となりました。

    【第3戦】× SEA 12−13 TB
     最悪の壊れ試合です。初回、相手先発の徐ジェウン(WBC の時にマウンドに国旗を刺した例のバカタレです)を攻め立て2点を先制したときには、今日は楽勝かと思いました。万年最下位の TB じゃなかったら、とっくの昔にクビになっているような投手ですから、調子上向きの SEA 打線が楽に打ち勝てると思っていたんですよね。実際、徐は6回途中に1アウトも取れずに7失点でマウンドを降りています。

     しかし、それ以上にこちらの投手陣がやられました。ええ、そりゃ盛大に。先発のラミレスが初回に3点。しかも左肩の故障で2回までで降板したら、緊急登板した2番手のホワイトが大乱調の7失点、さらに3番手のデイヴィスも2失点、頼みの綱の4番手オフラハティも1失点でそれに続くものですから……。えーん、マテオ帰ってきてよー。

     打つ方はがんばったんですけどね。一時は8点差もついていたところから、1点差にまで追い上げたのですから。18安打、12点を取っていますので、これで文句をつける方が間違いです。特に、普段は控えながら今日4番に座ったブルサードは5の3と期待に応えました。ホントは5の4打ったロペスも誉めてあげたいところなんですが、ホーム突入で2回もアウトになっているので、手放しには誉められません。こういう、そつのない野球ができないところが、首位のロサンジェルス・エインジェルズとの差なんですよね。

     イチローはこの試合で MLB 通算1000試合出場となりました。ヒドい試合で、散々なメモリアルデーですね。でも打つ方では、6打数3安打と今日もマルチヒットを重ねています。打率は.333で、17試合連続安打です。9回には、1点差に詰め寄るツーランホームランを放っています。

     このシリーズは2勝1敗でしたが、特に最終戦で消耗が大きい戦いをしてしまいました。まあ投手をケチって逆に損をするという、純然たる采配ミスですね。21勝22敗で借金1です。首位とは4.5ゲーム差です。

     次はカンザスシティ・ロイヤルズとの3連戦が待っています。やっとイバニェスがスタメンに戻って来るという情報もありますので、見るこちらの方も気を取り直しておこうと思います。明日はエースのヘルナンデスと、相手チームエースであり、去年までのチームメイトだったギル・メッシュとのマッチアップです。

    2007年05月24日

    ミスター Zn

     昔、ある人が「自分はダメな人間だ。何の長所もない……。」とふさぎ込んでいました。で、それを聞いた先輩格の人物が苦笑混じりにその人を励ました言葉がヒドいんですよ。
    「でも、それ言うんだったら大國君の長所って何よ。」
    それ聞いて、思わず吹き出しちゃいましたけどね。

     で、その時は「いろいろあるじゃないですか。音感鋭いとか、紅茶入れられるとか、歩く足速いとか……」「わはははは。そりゃ単なる特技だ」なんて感じになったのですが、確かに自分の長所は見つけがたいですね。少なくとも自分ではよくわかんない。それでも、いろいろ考えた挙げ句にやっと次の長所を見つけました。
  • お肌がつるつる
  • 髪がふさふさ
  • 味覚が鋭い

     最近、年より若く見られることがずいぶん増えました。間違いなく、肌のせいです。髪の毛は昔から特別なことは何もしていないんですが、いつも太くて多いですね。味覚に関しては、昔、実験協力で検査したんですが、その時に実験者に驚かれました。

     これらの共通点は……あっ、亜鉛だ。亜鉛を採らないと、この辺に影響が出るらしいしね。というわけで総合すると、私の長所は「亜鉛を適切に採っていること」になりそうです。レバーとか牡蠣とか、食べないんだけど……。

    ※注意
  • posted by Yosh at 21:30| Comment(6) | TrackBack(0) | 雑記帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年05月22日

    番組中止という無意味な“配慮”

     今日のテレビドラマ『セクシーボイスアンドロボ』ですが、放送予定だった第7話が中止され、第2話の再放送となりました。公式サイトによると、「第7話のストーリーが実在の事件を想起させるため」だそうです。おそらくは先日愛知県で起きた立てこもり事件のことでしょう。なお、この話が後日放送されるかどうかは未定だそうです。

     テレビ局の世間体はそれで保たれるかも知れませんが、まったく無意味な配慮です。この“配慮”には、穿った見方をせずに考えた場合、2つの“意味”があると想定されます。今回は、その2種類の“意味”を心理学的な観点から論破していきます。

     まず、事件の被害者の方や亡くなられた警官の方にまつわる方々への感情的な配慮という意味です。もちろんこれらの方々は大変気の毒であり、そういったことを思い出させるようなものにはできるだけ触れたくないという感情はごく自然です。

     では、「触れたくないなら触れない」のが優しさなのでしょうか。実際には逆です。たとえ触れたくないことであっても、少しずつでも触れた方が精神的には望ましいからです。以前、JR 福知山線脱線事故と PTSD 対策という記事を書いたことがあります。事故の被害者の方の多くが、その話題に触れたくないと感じているという調査結果を紹介し、そのことの弊害を嘆いた記事です。この時の記事では嘆くことしかできませんでした。なぜなら、大きなお世話というような意見も成立しうるからです。しかし今回はどうでしょう。変な配慮をする方が逆に大きなお世話です。

     以前、映画『ロード・オブ・ザ・リング』第2作目 "The Two Towers" 『2つの塔』という副題を変更するように要請する署名運動が起こったことがありました。全米同時多発テロの被害にあったニューヨークのツインタワーを想起させるというのが、その理由です。幸いにしてそのような愚かな要請は却下されましたが(変更に反対する署名運動も起きたのです)、なんともげんなりする話でした。

     想定される第2の意味は、模倣犯の防止です。これも意味がないですね。近年はテレビなどのメディアの影響がよく喧伝されていますが、実はこんなにバカげた話はないのです。心理学の世界で、これまで「メディアが暴力などの犯罪行為を誘発する」ということを証明してみせた人は世界中にいません。当たり前です。そんなこと心理学で証明できるはずないんですから。

     そのようなことがまことしやかに言われるきっかけとなったのは、アメリカの心理学の世界での政治的な意図であると指摘する人もいます。まあ理由はどうでも良いんですよ。ただこの問題、心理学では直接的な証明不可能な上、比較的類似した条件での間接的な検証でも、結果は否定的なのです。ごく小さな子供に多少の影響が見られる程度で、年齢により(恐らく社会に触れることにより、という理由と想定される)その影響がどんどん減っていくことが知られています。こんな状況であるにもかかわらず、メディアと暴力との関係を断言形で肯定する人は何人もいます。正直、直ちに科学者を辞めてほしいです。

     「しかし模倣犯も現実にいるじゃないか」という反論も予想されます。が、だとしてももう遅いですよね。事件は起きてしまったんだから。それに、「きっかけ」と「原因」というのは混同されがちですが、まったく別物であることにも注意しなければなりません。

     たとえばあるテレビ番組を見て、それが凶悪事件のきっかけになることはあっても、その番組のせいじゃないですよね。完全にその人のせいです。なぜなら、そういう人は、それ以外の何かを見てもきっかけにしてしまうからです。第一、きっかけになるものはテレビ番組のような作られた物とは限りません。世界中からすべての「きっかけになりそうなもの」を消し去ることは不可能ですし、また、労多くして実りがない試みでもあります。

     メディアと暴力との関係については、以前から書きたい書きたいと思いながら実現しないでいます。でも、いずれまたきちんとした形でまとめてみたいと思います。
    posted by Yosh at 22:51| Comment(7) | TrackBack(0) | つまみ食い心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    【MLB シアトル】部族の戦士にひとひねりされた水夫

     今日は、開幕時に雪のため順延となった試合(のうちの1試合)が行われました。クリーブランド・インディアンス (CLE) との対戦です。

    ×SEA 2−5 CLE
     先発はこちらが白チャソン、あちらがエースのC. C. サバシアでした。白は6回まで2失点と好投したのですが、7回に突然崩れ3失点、計5失点でマウンドを降りています。一時は「松坂をしのぐ逸材」と呼ばれていたのですが、どうも突然崩れるクセがありますね。ここさえ何とかなれば、SEA の先発も3本柱がきっちり決まるのですが。相手のサバシアは巨漢の左腕で、投げたのは5回ながら1失点とさすがの投球。ひねられちゃいました。

     今日のイチローは7回にショートへの内野安打を放ち、5打数1安打です。これで14試合連続安打となり、打率を.329としています。4点差で迎えた9回表、ノーアウト満塁のチャンスではサードゴロに打ち取られましたが、その間に1打点を記録しました。

     ずるずるといっている感があり、マズいです。これで借金2となりました。首位とは5.5ゲーム差です。

     明日からはタンパベイ・デヴィルレイズとの3連戦が待っています。盛り返してほしいものです。また、できれば、この試合で岩村選手の元気な姿を見たかったのですが、今回はそれは叶いません。ただ、調整のためマイナーの試合には出られるようになったみたいですね。岩村選手の早期復帰も願っています。

    2007年05月21日

    【MLB シアトル】西海岸での初インターリーグ

     シアトル・マリナーズは今日までサンディエゴ・パドレス (SD) と3連戦を戦いました。今季初のインターリーグです。

    【第1戦】× SEA 1−8 SD
     大敗につき、見どころなしです。相手打線が11安打8得点に対し、こちらは10安打1得点です。2アウトで得点圏にランナーがあるケースで、7回も残塁を記録しています。ほんのちょっとの差が、大きな得点差になったんだなぁというところですね。

     そんな中イチローは4打数2安打、盗塁を3つも決めています。先日の盗塁失敗(エンドランのサインによる)で記録へのこだわりを捨てたかと思いきや、逆に燃えちゃったようですね。わはは……。

    【第2戦】○ SEA 7−4 SD
     序盤に7点を取り、6点差なら楽勝だろうと思いきや、ヒヤヒヤといういつものパターンです。とはいえ、序盤に SD 先発の“精密機械”グレッグ・マダックスを攻略できたのは大きいですね。どんな投手かというと、たとえば日本で小宮山悟や桑田真澄などの頭脳派投手がしばしば「和製マダックス」と呼ばれると説明すれば、イメージしやすいでしょうか。全盛期は過ぎたと思われますが、それでも素晴らしい投手であることは間違いありません。

     イチローは5の2で(12試合連続安打)、またしても盗塁2を決めています。二盗を決めた直後、三盗がエラーを誘い一気にホームインして1人で1点をもぎ取っています。先日、今季の盗塁ペースが遅いと書いた矢先でしたが、早くも11個目と追いついて来ており、アメリカンリーグで5位に浮上しました。余談ですが、テキサスのケニー・ロフトンが40歳になりながら13盗塁を成功させているのもスゴいですね。

    【第3戦】× SEA 1−2 SD
     ヘルナンデスの復帰第2戦となったこの試合、5回を8安打ながら2失点と上々の出来でマウンドを降りました。その後はもはやロングリリーフのスペシャリストとなった感のあるホワイトと、若手左腕のオフラハティで0点に抑えました。投手陣は素晴らしい出来でした。が、打線の方がしめってしまい、1点しか取れずに惜敗してしまいました。特に、最終回は相手クローザーのトレバー・ホフマンを攻め立てノーアウト1・2塁のチャンスを作ったんですが、後続が抑えられて得点にできませんでした。さすがに3番イバニェス(故障)と4番セクソン(不振)、それに3割打者の城島(休養日)が欠けるのはあまりに厳しいです。

     それでもイチローは今日もよく打ち、走りました。3打数2安打で四球も含め3出塁し、1盗塁(今季12個目)を決めましたが、1盗塁死(今季2個目)もしてしまいました。このシリーズが終わって、打率は.333です。13試合連続安打で、マルチヒットも7試合連続ですね。

     チーム順位の話に移りましょう。なかなかペースの落ちないロサンジェルス・エインジェルズ (LAA) を前にして、ここでの1勝2敗は痛いです。首位の LAA とは5ゲーム差、2位のオークランド・アスレティックスとは1ゲーム差がついています。借金1です。

     さて、連戦はまだまだ続きます。しかも、しばらくはアウェイのゲームが続くことになります。まずは、開幕当初に中止になったクリーブランド・インディアンスとの試合の埋め合わせが明日にあります。相手先発はエースの C. C. サバシア。その後、タンパベイ・デヴィルレイズとの3連戦、カンザスシティ・ロイヤルズとの3連戦、ロサンジェルス・エインジェルズとの3連戦と続きます。レギュラーも欠け、非常に苦しい連戦となりましたが、何とか踏ん張ってほしいものです。

    2007年05月20日

    \∩∠クリィミーマミか!

     小学校の頃、『魔法の天使クリィーミーマミ』というアニメをやってました(今調べてみたら、1983〜84年放映ですって。しかも未だに公式サイトがあるのにびっくり。)。別に見てもいなかったのですが、ちょうど学校から帰った時間に放送していたので、よくオープニングの曲が流れているのを何となく聞いていたものです。

     そのオープニング曲。歌詞の冒頭には結構なインパクトがあります。未だに私の記憶に残っているくらいに、ね。
    男の子とちがう 女の子って
    好きと嫌いだけで 普通がないの
    『デリケートに好きして』作詞・作曲:古田喜昭
     んまあ、子供であれ、あるいは大人になって以降も「女の子」と呼ばれるくらいの世代の女性の中には、嫌いになった人をとことん嫌うようなタイプの方が一定の割合で含まれているような気がしますね。そこまで嫌わなくても……なんて意見しても「アタシ、子供だから」などと言われて突っぱねられるのがオチです。

     でも最近思うんですけど、これって案外「女の子」以外でもよくあることですよね。男性であっても、あるいは大人の女性であっても。昔から「坊主憎けりゃ袈裟まで」と言いますし、案外それが人間の性なのかもね。

     ただ、何か少し嫌なことがあったからといって、その人を全否定してしまうのは、少しいただけません。その人たち同士は、案外良いんですよ。勝手に、心おきなくケンカしてりゃ良いんだから。面倒なのは周囲の方です。険悪になった2人に対し、どういう態度を取ればいいのか。片方に味方すればもう片方とは意味もなく険悪になります。どっちつかずの場合はコウモリ扱いです。下手をすると「私に味方をしないと、あなたを敵と見なす」的な宣言をされかねません。ああもうっ、めんどくせえ。

     そんなわけで、もうちょっと頭を柔らかくして、「あなたのここの部分は嫌いだけど、人格そのものは全否定しない」とか、その辺りで手を打ってほしいものです。白黒つけがたいところ、あるいは白黒つけられないはずのところを安易に白黒つけるのは、あまり知的なこととは思えませんし、また、周囲にも迷惑がかかります。

     そんな状況の時、いつも心の中で「\∩∠クリィミーマミか!」とツッコんでいます。世の中、クリィミーマミ多すぎです。

     え? 何かあったのかって? いや、別に特別なことは何もありません。強いて言うなら、(よく観察してみると)このようなことはいろんな所で起きています。それにちょっとツッコみたい気分になっただけです。みなさんも、何かあったらツッコんでみてください「\∩∠クリィミーマミか!」と。
    posted by Yosh at 15:32| Comment(6) | TrackBack(1) | 雑記帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年05月19日

    【MLB シアトル】決戦・マイク対マイク

     さて、同地区の首位チーム、ロサンジェルス・エインジェルズ (LAA) との3連戦がやって来ました。大事なシリーズです。ちなみに記事タイトルは監督の名前から取っています。SEA の監督がマイク・ハーグローブ、LAA の監督がマイク・ソーシアで、どちらもマイクだという、ただそれだけです。

     戦評に行く前に、チーム内の移動について書いておきましょう。故障の癒えたエース、フィリックス・ヘルナンデスがついに戻ってきました。ショーン・グリーンと交代で故障者リストから復帰します。また、先日クリーブランド・インディアンズから獲得したジェイソン・デイヴィス投手も昇格し、代わりにオージー左腕、ライアン・ローランド=スミスが(結局上では一度も投げずに)降格しています。降格した両投手はいずれも AAA タコマ・レイニアーズに配属されます。

    【第1戦】○ SEA 11−3 LAA
     ファンの誰もが待ちわびたヘルナンデスの復帰戦を見事に勝利で飾りました。打線が爆発し、先発全員出塁で大量11得点を奪っています。しかもイチローが大当たりで、5打数5安打です。久しぶりですね。これで5−5は通算6度目となり、これは現役最多の数です。1打点と1盗塁を記録しています。連続盗塁成功記録は44に伸びました。今季だけで言うと、盗塁は5つ目です。

     当のヘルナンデスは4回途中3失点、78球でマウンドを降りています。最初は故障の再発かと心配したのですが、最初から球数を制限して投げることになっていたようです。もともと以前から、大事に育成していこうという方針があり、年間200イニング(だったかな?)制限を付けたり、一部の変化球を敢えて使わなかったりしている選手です。次回も90球前後の登板予定となっています。話を試合に戻すと、ヘルナンデスの後を受けたホワイトは8回まで1人もランナーを出さずぴしゃりと抑えてくれました。大差がついていたのもあるのでしょうが、それでも大変立派です。9回はトレードで獲得したばかりのデイヴィスが閉めました。

     なお、勝ち投手になったホワイトは、MLB 初勝利を記念し、J. J. プッツにひげそり用のジェルを塗りたくられるという手荒い“お祝い”を受けています。プッツがクローザーの心構えを学んだというエディ・グァルダード(現シンシナティ・レッズ)から、やり過ぎのイタズラ心も同時に学んでいたようです。

    【第2戦】× SEA 0−5 LAA
     今シーズン、ちょくちょく見せる負けパターンです。打てないときはとことんダメっていうね。SEA が白チャソン、LAA がジョン・ラッキー(いつ見てもおめでたい名前です)という先発で始まったこの試合、ラッキーが6回4安打無失点という好投で完璧に SEA 打線を押さえ込みました。後続のモーズレイとシールズにも無安打無失点に抑えられています。白は7回途中3失点とまあまあだったんですが、無得点ではさすがに勝てません。

     イチローは4の2で好調をキープしています。盗塁も1つ決め、記録を45に伸ばしています。記録だからという訳ではないのですが、成功率にこだわるのは大変良いことですね。盗塁は成功すれば得ですし、失敗すれば損ですが、どのくらいの盗塁成功率だと得と言えるのかご存じでしょうか? この損益分岐点は、ノーアウト1塁の場合だと成功率60%くらいの所にあります。大ざっぱに言って、成功率60%に満たないようであれば、盗塁はしない方がいいのです(数値的に言えば、の話ですけどね)。

    【第3戦】× SEA 3−7 LAA
     こちらの左腕エースと元サイヤング賞投手の投げ合いでしたので、緊迫した展開を想像していました。予想は見事に外れて計23安打が乱れ飛ぶことになりました。それで、この得点になったのは、やはり野球の巧さの差なのかなと思わされます。

     相手は12安打が良い形で出ています。1番が出て、2・3番で返す。返しきれない分は下位打線がある程度すくうという。それに対して SEA は残塁の山を築きます。2アウトで得点圏という状況から、5回も凡退しているのです。

     イチローは今日も4の2です。いい調子ですね。10試合連続ヒットとなり、また MLB 通算1400本安打を達成しました(2本打っているので1401安打)。NPB オリックス・ブルーウェーブ時代には1278本ほど打っていますので、例年のペースで行けば今季で日米通算2800本が期待されます。おっと、忘れちゃいけない。今季の打率はこれで.320です。

     今日はヒットエンドランのサインが出た場面で結果として盗塁失敗を喫してしまい、連続成功記録が途絶えてしまいました。この記録を切るとしたら知将ソーシア監督率いる LAA かなと思っていましたが、その通りになりましたね。残念といえば残念ですが、イチローは、発言の上ではあまり細かな記録は気にかけていないようなことを言っていても、内心ではこだわっているように見えるので(例:日本時代の連続無三振)、逆に良かったのかも知れません。1度失敗しても盗塁成功率が大幅に下がるようなことはないと思いますので、今後も好判断で盗塁を繰り返してほしいですね。

     それにしても公式サイト、ちょっとヒドいです。イチローはこの試合で10試合連続ヒットとなって好調をキープしていますが、それを紹介する見出しが「イチローの打撃、普通に戻る」ですもん。確かに今月の初めの約10試合ほどは不調でしたが、その後はほとんどの試合でマルチヒットを記録しています。この素晴らしい結果を「普通」というのはちょっと感覚が狂いすぎです。もっとも、全ての感覚を狂わせるイチローさんがいちばん悪いんだけどね。

     さて、LAA に上手くあしらわれて1勝2敗で終えたこのシリーズ、結果として首位 LAA と3ゲーム差をつけられてしまいました。勝率を5割に戻して、2位です。といっても、3位にはゲーム差なしでオークランドが迫っています。今季最初の踏ん張り所かも知れません。明日からはインターリーグ、日本で言う交流戦もちょくちょく入ってきますね(日本と違って、決まった時期に交流戦「だけ」をやったりはしない。また、年によって対戦するチームと対戦しないチームがあるなどの違いもある。)。割と仲良しな感じのサンディエゴ・パドレスと3連戦を戦います。

    2007年05月18日

    流行りの「ストーリー志向」に苦笑した話(その1)

     最近の迷惑メイルは凝っています。私の元に来る、日本語の迷惑メイルのほとんどは2種類に分類されます。出会い系へ誘い込む形か、ワンクリック詐欺です。バレバレのものばかりで、もちろん引っかかるようなことはないのですが、ここ数年は別の意味で手が込んできているものが見受けられます。

     最近、出会い系の迷惑メイルに、ストーリー性のあるものがあるんです。ストーリー性って言っても、
    やっほ〜、優香だよ♪今のメアドが使えなくなるから、新しいのを
    例の掲示板に書いといたよ。
    ↓↓アクセスしてね↓↓
    http://***.com/heart-love.cgi
    のようなちゃちなものではありません。たとえばこんな感じです。

    ◆1通目◆
    お世話になります。出会い友の会の副会長、加藤美樹と申します。
    山瀬仁美様(会員番号E9231、42歳、Eカップ、年収1200万)からメッセージを承っています。
    直ちに専用掲示板に書き込んで(以下略)
     1通目? そう思われたことでしょう。そう、実はこの迷惑メイル、連作なのです。以降、こんな感じに続きます。無視しても、お構いなく続きます。

    ◆2通目◆
    出会い友の会の副会長、加藤です。
    山瀬様へのご連絡はお済みでしょうか。
    ここだけの話ですが、山瀬様は(以下、ややエロい話になるため中略)
    直ちに専用(以下略)
    ◆3通目◆
    出会い友の会の加藤です。
    山瀬様はお気に召さなかったようですので、他の女性をご紹介します。
    天野聡子様(会員番号N2437、25歳、Bカップ、年収800万)から次のようなメッセージを承っています。
    「最近、夫が(以下、中略)」
    直ちに専(以下略)
     とまあ、こういうのがしばらく続くわけですよ。仕事ばかりで安らぐ時間がほしい30代前半の自営業の女性とか、親がうるさくて自由がないと嘆く社長令嬢だとか、なぜかそういうお金持ちの女性ばかりを紹介してくれる「出会い友の会」です。で、しばらく無視して、メイルが途切れたなーと思っていたら、不意を打ってこんなのが届くわけです。

    ◆6通目◆
    お世話になります。出会い友の会の会長、須藤清孝です。
    加藤の方が貴方様の出会いを演出できなかったようですので、加藤に代わり会長の私が担当させていただくことになりました。(以下略)
     おお、今度は会長さんが出てきたよ。さすがに少し笑いました。でも、そこ代え(変え)ても一緒だと思うんやけど。そして、須藤会長もいろんな女性を紹介してくれます。高収入の女性を演出するためにリアリティを追求したつもりなのか、会長さんは熟女ばかり紹介してくれますが。

     しばらくすると、会長さんもあきらめてくれます。数週間して、この出会い友の会のことを忘れかけた頃、また新たなメイルが来ました。

    ◆12通目◆
    お世話になります。出会い友の会の副会長、加藤美樹と申します。
    実は私・・・こうやっていつも人様の紹介ばかりで、自分自身には出会いがないんです。
    貴方様のプロフィールを見て、正直興味を持ちました。
    よければ、私と会っていただけませんか。

    私、会社では会計もやっていますので、お金なら会社からいくらか持ち出しできます。
    この掲示板を使えば内緒で連絡が取り合え(以下略)
     こ、これはオモロい。ただ、手が込んでいてオモロいのと、巧妙なのとはまったく関係ありません。作っている側も、引っかけようとしていると言うより、悪ノリしてる風にも思えますね。

     さすがにこれ以降はネタが切れてしまったのか、このシリーズは終わってしまいました。楽しみにしていたのに残念です。

     お話はその2に続きます。次回は、このシリーズとはまた別のストーリーを紹介します。

    ※ちなみに、メイルの文面はイメージです。ただし、記憶を元に「だいたいこんな感じだった」というのを再現しているという意味で「イメージ」と言っているだけで、変な脚色は一切していません(あまりリアルにしすぎるのも人格を疑われそうなので、エロ表現を控えめにしていますけどね)。基本的には事実をありのままに書いています。
    posted by Yosh at 01:42| Comment(3) | TrackBack(0) | 本とかTVとかネットとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年05月17日

    44歳のタフガイが「いい感じだ」って……

     ニッカンスポーツさんのウェブ記事を見て、ちょっと笑っちゃいました。野球の記事なんですが、44歳の大ベテラン、ロジャー・クレメンス投手についての記事です。現在、本格始動に向けて調整中なのですが、その時の彼の言葉です。
    帰り際、調整具合をたずねた報道陣に「いい感じだ」とだけ返答。
    クレメンス、ヤンキース施設で始動(5月15日18時5分配信 日刊スポーツ)より引用
     44歳のタフガイ、ごっついアメリカ人であるロジャーさんに10年前の流行語である「いい感じ」なんて言葉をしゃべらせるその翻訳センスはいかがなもんでしょうか? 日刊スポーツさん。

     まあ「いい感じ」自体は流行語の枠を離れて、今でも使われますけどね。独特のニュアンスがあるとはいえ本来は普通の日本語であること、テレビでは30前後の芸人さんなんかが時々使っていたりすることなどから、死語化しなかったのでしょう。ただ、そうは言っても40代半ばの外人さんにしゃべらせる言葉じゃないよね。

     ホントは何と言っていたのでしょうか? ご想像の通りです。"good" と、ひとこと言ったんですね。この記事の元ネタはチーム(ニューヨーク・ヤンキーズ)の公式サイトでした。

     この記事に限らず、いや、文字ベースに限らずなんですが、外国人の発言はほぼすべて「ですます調」にならないんですよね。スポーツ選手がインタビューに答える訳ですから、本来なら、当然「ですます調」で訳すべきです。外国人の言葉をとにかく、アメリカ映画の吹き替え風にフランクにしゃべらせるのは、日本の翻訳の悪しき習慣ですね。「調子は良いです。」「上々です。」「悪くないですね。」などとすべきでしょう。

     それにしても、この長い記事をさらっと数行にまとめておしまいかー。楽な仕事だなぁ。まあ、ウェブ記事、それも MLB の記事は片手間なんでしょう。その分本業の方が大変なんでしょうから、そっちをがんばってください。
    posted by Yosh at 02:00| Comment(2) | TrackBack(0) | ことばの広場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2007年05月16日

    【TV ドラマ】『セクシーボイスアンドロボ』第6話・ZI

     マトモにいい話でした。実は私、家族ものに弱いです。とんちの効いた木皿節も復活し、私としては文句の付け所が少ない第6話でした。その数少ない文句の付け所というのは、子役の演技です。私は幼い子供にプロの演技は無理だと思っているので、不満を感じたりはしませんけどね。ぜひ、将来的には良い役者になってください。

     それと、あとで知ったのですが、ロボの母役は白石加代子さんでしたか。全然イメージにない役だったので、気がつきませんでした。

     次回のゲストはモロ師岡さん、久々におっさん成分が増強されます。しかも、これまでのようにやや若くて渋いおっさんではなく、ホンマモンのおっさんですから、ちょっと楽しみです。

     そして不気味であり、なおかつ楽しみなのが第8話9話のゲストです。小林聡美さん、もたいまさこさん、ともさかりえさんです。木皿さんが脚本をやったコメディ『やっぱり猫が好き』のうちの2人がいますね。そしてこの3人が、8・9話両方とものゲストってところも、気になるところです。どんな仕掛けが隠されているんでしょうね。
    posted by Yosh at 00:18| Comment(5) | TrackBack(1) | 本とかTVとかネットとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    【MLB】ダイスケダイス?

     ネット上をうろついていたら、少し変わったモノを紹介しているブログ記事が見つかりました。→Dice K

     リンク先をご覧になっていただければわかるのですが、松坂大輔投手がボストン・レッドソックスに入団した記念の、Dice-K ダイスです。K の文字が目になっているサイコロですね。わはははは……。

     ただ、記事に書かれている「ボストンの人たちって阪神ファン並みやな…。」はちょっと……。それではまるで「エリック・クラプトンって柳ジョージに似てるよね。」とか「KISS って聖飢魔IIみたいだよね。」です。

    2007年05月15日

    【広島のお店】クラークシーゲル

     先日、母親に買っていったクラークシーゲルのケーキがあまりに美味そうだったので、自分でも食べてみることにしました。買って、うちに帰って食べてみても良かったのですが、せっかくだからカフェに行ってお茶の方も試してみようと思い、鉄砲町店(ここが本店なのかな?)に行ってみました。パンフレットによると、お店は4店舗あるようです。なお、リンク先は地図です。

  • 広島鉄砲町店:カフェ併設/19時閉店
  • 三越広島店:19時30分閉店
  • ダイヤモンドシティ店:20時閉店
  • 名古屋三越・星ヶ丘店
  • 通信販売:公式サイト

     ケーキは、母親に買っていったのと同じイチゴのシフォンにしました。ロールケーキの1きれのような形にカットされていますが、なかなか大ぶりです。お値段は410円、決して安くはないですね。ただ、街中でケーキを買うとなるとこんなもんでしょう。口に入れてみると、ふわっとした食感の中にしっとりとした感じも……美味いです。あっさりしすぎていないのも私好みですが、ちょっと年上の人にはしつこく感じられるかも知れませんね。(とは言え、うちの母親も美味いって言っていたから、案外大丈夫なのかもね。)ともあれ、気に入りました。

     実は紅茶の方も少し期待していました。こちらは一度、日本紅茶協会の認定するおいしい紅茶の店に認定されたことがあるからです(*)。メニューはアッサムとアールグレイのみ。いずれも、ストレート、レモン、ミルクが選べるようになっています。私はもちろんアッサムをストレートで。もちろん、ティーポットが出てきました。確かに美味かったですが、ティーポットの中に茶葉が入っていない形だったので、そこがちょっと不満かな。でも、敢えてメニューを絞っているところは好感度大です。ちなみに多分アイスティやコーヒー、ジュースなどもあるのでしょうが、うっかりその辺を注意して見るのを忘れていました。今度行くときにはメモを取っておきます。

    *註:日本紅茶協会のサイトによると、実は現在、クラークシーゲル鉄砲町店は認定店から外されています。が、だからといってそれが即クオリティが落ちたということを意味しません。今、日本紅茶協会の認定制度に関して紅茶業界は内輪もめしているっポイです。この「認定」が紅茶の美味さ以外の政治的部分で与えられたり、取り消されたりしている現状は、ちょっと調べてみればおおっぴらに語られているのがわかるはずです。
  • posted by Yosh at 19:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    【紅茶】広島でラプサンスーチョンを買う

     ちょっと別のところで、「ラプサンスーチョンってどこに行ったら売ってるの?」という話題が出ました。そういえば特別レアってほどじゃないにしても、そんなにどこに行っても手に入るものじゃありません。ちょうど先週、仕事帰りに母の日ケーキを買いに行く便があったので、ついでに売っていそうな所を見て回りました。

     おっと、ラプサンスーチョンというのは、中国の香りつき紅茶です。松の香りを付けた薫製紅茶という、一風変わったものですね。この香りはかなり強烈で、好き嫌いがはっきり分かれます。私は嫌いじゃないですよ。

     余談ですが、スーチョン=四川なのかな? と思っていたら全然違いました。正山小種と書くのだそうです。産地も中国南東部にある福建省で、西部にある四川省とは正反対の模様です。

     とりあえず行って、見てみたところを列挙していきますねー。未調査のところは、後日行ってみて、追記します。(または、ご存じの方はぜひコメントで教えてくださいませ)

    ◆広島駅地区
  • 福屋広島駅前店・ルピシア……あり
  • ジュピター・広島駅新幹線口店……未調査

    ◆八丁堀地区
  • 三越広島店・ハロッズ……なし
  • 天満屋広島八丁堀店・ルピシア……あり
  • 天満屋広島八丁堀店・ウェッジウッド……なし
  • 福屋本店・リッジウェイ……なし
  • 福屋本店・ペニシュラ……あり

    ◆紙屋町地区・本通り地区
  • そごう・デパ地下……未調査
  • ジュピター・シャレオ店……なし
  • アンデルセン……なし
  • lip 1階・ルピシア……未調査
  • 午前10時午後3時……なし

    ◆ダイヤモンドシティ・ソレイユ
  • アバンセ……未調査
  • カルディ・コーヒーファーム……未調査
  • マザーリーフ……未調査

    ◆その他の地区
  • プラムフィールド……未調査(多分あり)
  • posted by Yosh at 19:13| Comment(6) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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