2006年07月30日

レピシエの復興を願う

 先日久々にレピシエ(ルピシア)に行ってきました。福屋広島駅前店の3階にあるお店です。昔、あそこの一風変わったスコーンが気に入ってちょくちょく行っていたのですが、しばらく足が遠ざかっていました。ですので、お店に伺うのは数年ぶりになります。

 実は足が遠ざかったのは単純に職場の問題もあったのですが、それだけではなく会社そのものが迷走をしているのが見て取れたからでもあります。最初は紅茶中心の店だと思っていたのに、段々香りつきのお茶やハーブティのスペースが広がっていき、そして日本茶にまで手を広げていった頃に何となく足が遠ざかってしまったのです。これは私が紅茶好きで、それが無下にされたからという単純な理由ではありません。幅が広がった結果、そのそれぞれの内容が薄くなってしまったからです。

 まあ元々「いろんな紅茶がある」を売りにすること自体が商売として無理があるんですけどね。雰囲気作りはできても、不良在庫を抱えて結果割高になるというのは確か以前にも書いたと思います。それでもややマニアックなお茶が置いてあったりしてニヤリとさせられるところがあったのですが、それが薄くなってしまっては魅力半減です。

 それでも久々にあのお店のスコーンが食べたくなったので、久々にお邪魔したのです。お店の方は残念ながら私が上で「迷走」と表現した状態のまま突き進んでいるようです。たとえば、スコーンのセットで選べるお茶は5〜6種類程度ありましたが、その中に私が飲みたいと思うようなお茶がないのです。具体的に言うと、「ストレートで飲むのに向いた」「香料のついていない」「紅茶」という条件を満たしたお茶が1つもないのです。確かミルクティ向けが1種類、香りつきのお茶が3〜4種類、日本茶が1種類だったかな? スコーンを食べるときくらいはせめて普通の紅茶中心でお願いしたいものです。ストレート向け2種類、ミルクティ向け2種類、フレーバードティ1種類、日本茶1種類のような組み合わせならまだバランスが取れていると思います。

 一時は好きだったお店が変貌してしまうと悲しいものです。しかし、その好きだったよしみで敢えて苦言を書かせてもらいました(本当に見どころのないお店だったらそもそも記事に取り上げません)。

 あ、お店の従業員の方には何の不満もありませんので念のため。納得いかないのはあくまで会社の方針の方です。ぜひとも基本に立ち返ってほしいものです。
posted by Yosh at 17:47| Comment(4) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月24日

その文字使っちゃダメですよ

 インターネットの世界では、使ってはいけない文字というのがあります。ご存じでしたか? 昔からインターネットを利用している方ならもちろんご存じでしょう。しかし、比較的最近から利用し始めた方の中には、あまりそれを知らない方も多いのではないでしょうか?

 使えない文字を使うのは、使っている人にはある意味では罪はないでしょう。使えないのに使えるようにしている側がいちばん悪いとは思います。が、それを責めても現状が即座に変わる訳じゃありません。そうすると、私たち利用者側が対応するよりほかないのです。

 では、どんな文字をどんな理由で使ってはいけないのか。これにはいろいろあります。たとえば、見る側のパソコンによっては別の文字に表示される場合があります。「○の中にある数字や文字」「()つき数字」「ローマ数字」「出すのが面倒な記号の一部」などといった文字は、見る側によっては別の字になってしまい、変な感じになってしまいます。ちょっと極端な例ですが、たとえば○つきの1、2、3……を別のパソコンで見たら、()つきの月、火、水……と表示されることがあります。

 それから半角のカタカナ。これは携帯電話でのメイル同士なら良いのですが、インターネットのメイルに送るとメイルの全部が意味不明の文字記号の羅列になってしまう場合があります。一応ウェブでは表示自体はできることはできます。が、誰の目から見ても明らかなように非常に読みづらいです。半角カタカナは大昔、漢字を表示できなかった時代に作られ、小昔には文字スペースやデータ量を少しでも節約するために使われていました。今となっては使う必然性のない文字と言えます。

 あとそれから、ごく一部の漢字も使えない場合があります。使う側としては迷惑な話ですが、たとえば名前なんかでよく使われる「高」や「崎」の別の形がありますよね? 「高」だったら上の口のところがはしごの形みたいになっている字。「崎」だったら、大の代わりに立になっている字。それらも表示できません。特別変わっているわけでもないのに自分の名前をインターネット上でちゃんと書けないという残念なこともあり得るわけです。

 うっかり、または知らずに使ったせいでせっかく書いた文章の意味が通じないというのは悲しいことです。お気を付けあれ。

参考リンク:機種依存文字劇場
posted by Yosh at 23:05| Comment(9) | TrackBack(0) | 本とかTVとかネットとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月22日

4足のわらじ

 最近は4つの仕事をしています。職業は? と聞かれたら何と答えたらいいのかわかりません。フリーター? いや、アルバイトじゃない仕事が2つあるので違うでしょう。ともあれ、いろんな仕事を同時にやっているってのは意外と楽しいものですね。

 ひとつは翻訳。英文和訳のお仕事を請け負っています。これは仕事量はわずかながらクライアントからの依頼を受けて就労している(雇われていない)ので、きっと法律上は個人事業に相当するんだと思います。報酬をいただくときも給与明細をもらうのではなく領収証切ってるしね。こちらは細々とやってます。ちなみにお仕事のご依頼があれば、あるいはそれを検討されるようでしたら、(あまり大々的には募集しませんが)相談には乗ります。

 それから非常勤講師として某大手の塾に行ってます。実は前職の関係で(生徒がかぶると迷惑がかかる)塾講師は容易にはできない立場なんですけど、上手いことそれを逃れることができたので。

 雇われとしてもうひとつ。“棚卸しの会社”で“カウント業務”というのをやってます。コンビニエンスストアやスーパーなどでは、いろんな事情で棚卸しを外部に委託する場合が多いようで、それを請け負う会社です。なんというか、世の中にはそんな仕事もあるのかって感じですよね。ちなみに私はコンビニに行って商品の値段と数をひたすら入力するという仕事の作業員をやってます。これがナカナカ難しくもおもしろいです。私はいわば丁稚みたいなものですが、それでも意外と頭も体もフルに使います。

 そして最後が変わり種。日本で同じようなことをしている人が果たしているのか、いたとしたらどれだけいるのかがわからないような仕事です。いや、家庭教師なんですけど、「臨床心理士」という資格の試験勉強を見ているのです。もちろん依頼者は学生ではなく、社会人の方です(この資格を取るにはまず大学院の修士課程を修了していて、しかも基本的に現場での経験も必要なのです)。世の中に心理学の家庭教師って他にいるんですかね? 当然、こんな依頼を請け負うような家庭教師派遣センターなんかありません(少なくとも広島にはね)。というわけで、これも個人事業になると思います。まあこちらは契約期間が満了したらおしまいで、金輪際こんな依頼はないとは思いますが。(あったりして)

 さて、あなたが私なら、職業を何と名乗りますか? 私は正直困ってます。
posted by Yosh at 18:02| Comment(3) | TrackBack(0) | 雑記帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月16日

頭突き

 前の記事を書いてから長いこと間が空いてしまいました。単純に公私とも忙しかったのと、単にあんまりネタがなかったのが主な理由です。とりあえず元気にはしています。

 さて、この留守の間にあったことといえば……
  • 2006年ミッドサマー・クラシック(MLB オールスター)
  • ジダンの頭突き
    が挙げられるでしょうか。

     頭突きに関してちょっと真面目に言うと、どんな理由であっても暴力行為は許されることではないし、それを億単位の膨大な人の前でやるのはますます許すべきではないと思います。たとえサッカーが“紳士のスポーツ”と称されながらも内実が野蛮なスポーツであるという事実があったとしても。そして、たとえ“被害者”のマテラッツィが何を言ったとしても。

     少し昔のプロ野球の話になりますが、実は私は審判にボールを投げつけたバルビーノ・ガルベス(当時読売)や、審判にグラウンド上で暴行を働いた中日の立浪、大西(現読売)両選手、星野監督(現阪神 SD)についても未だに許し難い、処分が軽すぎたと考えています。これらも、たとえトラブルが多いことで知られる橘高審判がらみの事件だったという事実があったとしても、です。特に星野監督はあれだけ実績も立場も地位もあるのに、暴力行為に対して何ら悪びれることがなかったというのも非常に問題があります。これは今回のジダンにも通じるところがありますけどね。

     たとえば来年から「グラウンド内で暴行事件を起こしたら1年以上の出場停止にする」という決まりを検討しても良いんじゃないでしょうか。問題点はいろいろあるでしょうが、考えないより考えた方が良いのは確かだと思います。

     ……と言っていたら今度は相撲界でも暴力事件があったようですね。少なくとも言葉の上では重々反省しているようですからジダンや星野仙一よりはマシですが、やはりどんな理由であっても暴力はイカンですよ。

     ああ、昔からよく言われる「スポーツは代理戦争」「人間には闘争本能がある」などといった言葉についても触れましょうかね。まあ簡単にコメントすると「そんな本能なんかねーよ」の一言に尽きます。そもそも人間には本能と呼べるようなものはほとんどないのですから。この手の言葉は言い訳や説明放棄、プロパガンダの類なので一切無視するか、完全否定して構いません。

     真面目モードに疲れました。とりあえずここからは、頭突きの前にマテラッツィが何を言っていたのかを勝手に想像して楽しみましょう。どこぞで見た中でナカナカ良かったのは「俺の胸毛を植毛してやろうか?」でした。さあ、どうぞ!

    「                        」
  • posted by Yosh at 04:07| Comment(4) | TrackBack(0) | 本とかTVとかネットとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2006年07月06日

    繁華街に動物園?!

     私は酒を飲みませんし、キャバクラなどの女性目的のお店で遊ぶ趣味もありませんが、家が近いこともあっていわゆる“夜の街”を頻繁に通ります。広島の流川地区(流川や薬研堀など)といえば、聞くところによると日本最大級の夜の繁華街なのだとか。あ、これは単に面積の話ね。いわゆる中身については、さすがに東京や大阪の各スポット、福岡の中洲、札幌のすすきのなどといった有名所には足下にもおよばないらしいです。

     そんな流川で発見した妙な看板。少し遠目で見えるその看板には「ラビットパーク」と書いてあります。こんな飲み屋街でなぜにウサギの公園が?? 酔っぱらって帰る水商売のお姉さん方を対象にしたウサギ専門のペットショップでしょうか。確かに飲み屋街の少し外れには、何軒かペットショップがあります。それらの店は、明らかにその辺りの方々をターゲットにしています。でも、ウサギ専門というのはあまりになんというか……。

     で、そんな疑問を持ちながら近づいて見たところ、その正体がわかりました。何のことはないただの駐車場でした。この時ばかりは自分の変な先入観にあきれかえるばかり。この話を友人にしたところ、思い切りバカにされてしまいました。
    posted by Yosh at 05:22| Comment(3) | TrackBack(0) | 広島のこといろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2006年07月04日

    イチロー、6年連続オールスター選出

     今年もイチローがオールスターに選出されました。昨年は特に前半戦、極度の不振に陥ったことなどが祟り、キャリアで初めてファン投票の選出から漏れてしまいました(それでも外野手部門4位で、あと一歩でしたけど)。が、今年はファン投票による選出でその雪辱を晴らすことができました。

     ここ数年のアメリカン・リーグの外野手はほとんどメンバー固定の感じですね。まずはロサンジェルス・エインジェルズの5ツールプレイヤー(巧打・長打・俊足・堅守・強肩の5拍子揃った選手のこと)ヴラディミール・ゲレーロ。恐るべき打棒でボストン・レッドソックスを強豪たらしめている強打の、そして思わず笑っちゃう下手くそ守備の人気者マニー・ラミレス。そして我らが日本を代表するアスリート、キャリア5年半ですでに殿堂入り確実とさえ言われるイチロー・スズキ。本来なら素晴らしい選手は他にもたくさんいるのですが(ヴァーノン・ウェルズやジャーメイン・ダイ、ジョニー・デーモンなどなど……)、この3人には敵わない感じです。

     ちなみに、仮にファン投票での選出に漏れたとしても、監督・コーチ・選手間投票という枠がありまして、ここでもイチローはアメリカン・リーグ外野手部門で堂々の、そしてダントツの1位を獲得しましたから、出場できること自体は決まりだったのですけどね。

     そして、今年はシアトルから監督推薦でもう1人選ばれました。今年、めきめきと頭角を現した若きセカンドベースマン、ホゼ・ロペスです。今年のシアトルは9番ショート、ユニエスキー・ベタンコート、2番セカンド、ホゼ・ロペスという布陣でスタートしました(現在はロペスは3番が主)。若い二遊間の2人がイチローを挟む打線は、WBC での川崎と西岡のことを彷彿とさせます。2人とも、晴れの舞台を大いに楽しんでほしいものです。

    2006年07月02日

    月刊「みんなのおにいちゃん」

     ちょっと前(2年くらい前?)に、書籍通販の Amazon で週刊「わたしのおにいちゃん」という雑誌(?)を売っているのを発見しました。デアゴスティーニが草分けとなったコレクション的なコンセプトの雑誌がありますよね。そのタイプなんだと思います。タイトルを見て、オタク女性向けのいわゆる「兄萌え」ものなのかなと思いきや、そうではなく「妹萌え」をターゲットにしたものだったようです。今回の記事タイトルはそれのパロディですが、内容は全然関係ありません。

     5月の終わりに弟の結婚式・披露宴があったことを以前書きました。この日、よくあるパターンですけど二次会があったのですね。若者たちが集う場所なんで年齢が微妙なのと、知人がほとんどいない中、接点がない初対面の方々とお話しするのはあまり得意ではないので遠慮しようかと思ったんですけど、弟の友人に引っ張られて行くことになってしまいました。で、
    A子タン「二次会どうだった?」
    ワシ「ん? 若い子にちやほやされて楽しかった♪」
    A子タン「……」(←基本的に質問しても答えには興味がない人)
    あゆみ「接待だ、接待」
     なぜか気がついたらみんなに「おにいちゃん」「おにいちゃん」と呼ばれるようになってました。「おにいちゃん、マイク」「おにいちゃん、飲み物どうぞ」「おにいちゃん、はい、歌本」……これが「おじいちゃん」だったらまるで介護施設だ。

     そして約1ヶ月後の先日、今度は義妹の実家にほど近い名古屋に行って、今度はあちら在住の方々のための披露パーティにも参加しました。こちらもまた打ち上げがありましてまたまた同じように引っ張られて行きました(この時はある程度知った顔も多かったから、会があれば行きたいと思ってたけどね)。打ち上げ会場はカラオケボックス。で、部屋に入ったら義妹の職場の方々や弟の大学の同期生(今日初対面)に……
    「ほら、おにいちゃん。席空けときましたよ」
    「おにいちゃん。英語の歌、歌って」
    「おにいちゃん。"Say Yes" 一緒に歌いましょう」
    ……って、あれ? この展開はなんか前と一緒だ。帰り際に
    義妹「結局、『みんなのおにいちゃん』になっちゃったね」
    なんて言葉が出たのでした。この時に思ったのが、まあ、今回の記事タイトルという訳です。
    posted by Yosh at 09:11| Comment(3) | TrackBack(0) | 雑記帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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