2006年06月29日

新幹線からの光景

 先日、弟の2回目の結婚披露宴(不穏当発言)に参加するため、はるばる名古屋まで行ってきました。新幹線(のぞみ)だと2時間半もかかりませんね。

 暇に飽かしてぼんやり外を見るというのは、意外と面白いものです。岡山はやっぱり田舎だなーとか、あの北陽高校ってのはお笑いの北陽の出身校のアレなのかなとか(注:違います。彼女らは埼玉出身です。)、京都と言えばあいつが住んでいるなとか、地元にしても名古屋の河合塾の校舎数は異常だなとか。

 中でもちょっとオモロだったのが、恐らく関西電力の関連会社なのでしょう。名前は「かんでんエンジニアリング」。ひらがなで書かれると、どうも脳内で「感電エンジニアリング」と変換されちゃうんですが。
posted by Yosh at 22:52| Comment(3) | TrackBack(0) | ことばの広場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月25日

やっぱりすごいよセロ

 20日(火)に、ずっと前紹介した手品師セロの特番がありました。私が見逃しているだけなんでしょうけど、ほぼ1年ぶりに見ることになります。今回は、放送があることを知って、わざわざビデオを撮りました。

 今回は前回とネタがかぶっているところもありましたが(手を触れずに、手の影が割り箸を割るネタ、リング状のお菓子2粒を鎖のようにつなぐネタ)、新作もたくさんあり、見どころ満載でした。

 特に度肝を抜かれたのが、水族館でのマジック。トランプのセットの中から客が選んで名前を書いた1枚だけを投げて抽出する(1枚だけ水槽に貼り付いた)というものです。これだけでもすごいのですが、その1枚、実は単に水槽に貼り付いたのではなく、水槽の中で貼り付いていたのです。見た目には単に水槽にくっついただけに見えるんですけどね。しかもそれで終わりではなく、今度は水槽の逆側に周り、側面から手を突っ込んで(当然ガラスがあって突っ込める場所じゃないんですが)水槽の中のカードを取ってしまうという考えがたいことまでしてのけました。

 もはやタネがどうなっているのかを考える気が失せてしまい、驚きすぎて笑いが出ちゃいます。ぜひ生で見てみたいなぁ。どうやら東京では結構公演があるみたいですが、うらやましい限りです。
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2006年06月24日

96歳の私

 私は1974年(昭和49年)2月生まれで32歳。高校入学はちょうど平成元年となります。

 ……と、思っていました。実は違ったようです。高校の入学式の記憶なぞ今となっては全くないのですが、同級生の証言によると式の始まりに
「ただいまより、昭和元年度入学式を行います。」
と高らかに宣言され、
たのだそうです。

 つまり私は、実は96歳のようです。
posted by Yosh at 19:13| Comment(8) | TrackBack(0) | 雑記帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

100均コンビニ「フードスタイル」

 うちの近くに新しいタイプのコンビニができました。大手 am/pm 系列による「フードスタイル」というお店です。関東では試験的に1年前くらいから店舗展開をしていたようですが、全国展開の手始めとして(この手の実験台としてよく使われる)広島に白羽の矢が立ったようです。

 このお店の新しいところは(例外もいろいろありますが)商品が基本的に100円(税込み105円)なことです。貧乏生活時にはここで 500g で105円のスパゲティと、同じく105円のパスタソースを買って料理すると1食210円で済みます。料理にオリーブオイルを切らしていたときはとりあえず 70g で105円のヤツを買ってしのぐこともできます。

 ただし野菜やお弁当など、どうしても100円では買えないものもありますけどね。それでも2リットルのボトルド・ウォーターの中に124円のものがあるというのは魅力的です。ここで買い物を済ませるだけで節約になりますから。

 現在広島には4店舗が出店しています。女学院店(中区幟町)、十日市店、田中町店、高須駅前店(西区庚午北)です。私としてはかなり高評価なので、きっと全国展開するんじゃないかな? と思ってます。そういえばローソンも高齢者向けコンビニを出店するみたいですね。これからはコンビニも個性化の時代のようです。
posted by Yosh at 14:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 飲み食い三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サッカー日本代表、お疲れ様

 日本でもそれなりに盛り上がっているサッカーのワールドカップですが、決勝トーナメント出場16チームが決まったようですね。日本は残念ながら(←やや無感情に)その中に入ることはできませんでした。がんばった選手たちには気の毒ですが、まあ順当に無理でしょう。単に番狂わせが起こらなかっただけということです。

 ……というのが私の見方。ところが世の中を見ていると、単なる雑談からラジオの投書、インターネットでの言論に至るまで、何がいけなかったのか、何が敗因だったのかなどを語る人がたくさんいます。首をかしげざるを得ません。「何を語ってるんだろう、この人たちは」というのが正直なところ。

 何が原因って、そりゃ実力で負けていたからに決まってるじゃないですか。フォーメーションをどういじったって、途中の采配をどう変えたって、あるいは精神的にいかにタフだろうと、決勝トーナメントに出場できた可能性は多くて5%程度しか上がらないと思いますよ。今回順当に決勝に上がったチームとフィールドでの動きの違いを見れば、小学生でも差がわかると思うんですが……。

 「弱いチームが番狂わせを起こすにはどうすれば良かったのか」という観点なら理解できますけどね。それならば戦術論や精神論の入る余地があります。でも、割とみんな「行けるはずだったのに……」という論調なのが妙に引っかかりますね。

 まあでも、ワールドカップはこれからがおもしろくなるところ。今後の強豪の戦いに期待したいと思います……が、さざなみさんの懸念(日本が出ないからテレビ放送はなしになる危険性がある)は私も気になるところです。
posted by Yosh at 12:17| Comment(2) | TrackBack(1) | 本とかTVとかネットとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月18日

「イチロー退屈」記事の反応

 先日、当ブログで「イチローは退屈」という趣旨の捏造記事について報告しましたが、ふと思い立ってこの記事について取り上げているブログがないか探してみました。近頃自分からはあまりトラックバックを貼っていないんですが、真に受けている人がいたら事実を知らせるのも手かなと。

 しかし、結果にくじけちゃいました。ざっと調べてみたところ、確かに真に受けた人は結構な数いました。しかし、そこにトラックバックを貼る気がどうしても起きなかったのです。

 というのも、すでに別の人のツッコミが入ってるんですよね。いや、ただツッコミが入っているだけなら良いんですが、それに対する反応が皆さん「いや、その手の記事がそういう誇張を含んでいるのはわかるんです。でも……。」と言った感じ。中には元の記事をちゃんと読んだ人もいるようですよ……って、ちょっと待て。あんたの言葉の中に「でも」が入ってる時点で「わかって」ないやん。

 どう思われます? 最初は私も「騙されたのを認めたくないんだな……みっともない」と思ってました。が、よく考えたらインターネットという公衆の面前でこれだけ盛大に騙されたのが暴露されたら、往生際の悪い態度を取ってしまいがちなのは仕方がないのかなって感じでもありますね。そういう心理状態のところにトラックバックを貼ってもきっとあちらも良い気持ちじゃないと思うんで、やめにしました。
posted by Yosh at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 本とかTVとかネットとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月15日

どこまでも打ち続けるイチローは退屈?!:また捏造

 またしてもひどい記事の話。立て続けにこれじゃ、ホントにトホホです。今回の捏造犯は夕刊フジ。地元紙『シアトル・ポスト・インテリジェンサー』がイチローに批判的な記事を書いたということなのですが、よく読んでいる私にしてみれば、そんなはずないことはすぐにわかりました。今回は全文を読んでいただきましょう。

イチロー14試合連続安打なのに地元紙辛口論評(ウェブ記事ですぐ消えるため全文引用)◆
2006年6月15日(木) 17時3分 夕刊フジ
 イチローのヒットは退屈!? マリナーズのイチロー外野手は15日、オークランドでのアスレチックス戦に1番・右翼で先発し、1回の第1打席で14試合連続安打となる中前打を放った。第4打席でも左前打し3打数2安打。打率を・367に上げた。5月に入ってヒットを量産。わずか1カ月で打率を1割もあげたイチローだが、地元の『シアトル・ポスト・インテリジェンサー紙』は辛口の論評を掲げている。
 「ヒット、ヒット、ヒット。本当にイチローはよく打つ。それをけなすつもりは毛頭ないが、どうも彼のヒットはセクシーさに欠ける。これが月間15本の本塁打なら街中がワーッと大騒ぎになるが、月間50本のヒットでは、ファンの反応も、肩をすくめて、それがどうしたとなる」
 選手に辛らつなニューヨークの新聞もかくは、と思われる書き方。
 記事はさらに、「記者の質問にいまだに英語で答えないし、内容も面白くない。本当に地味」と続く。
 これを受けてハーグローブ監督も同紙に「彼はアメイジングだ。ただ、あまり長い間、素晴らしいので、それが驚きではなくなってきたのかもしれない」と苦笑する。
 入念な下準備と緻(ち)密(みつ)な計算でヒットを重ねるイチローには過酷な評価だが、シアトルの一般のファンの間にはこんな雰囲気が漂ってきたのかもしれない。
 もっとも、『シアトル・タイムズ紙』は同じ日の紙面で、イチローが2ストライクを取られたあともヒットを打てる稀有なバッターだということを数字とともに示し、「今年は04年に達成した年間安打記録(262本)を越えるチャンス。球聖タイ・カップにも似てきた」と絶賛してはいる。
 さらに『インテリジェンサー紙』も、ナ・リーグのあるGMの次のようなコメントを載せてフォローは忘れない。
 「確かに、イチローのヒットは退屈かもしれない。だが、毎試合、毎試合、ヒットで出塁し、相手投手を戸惑わせる先頭打者は、どのチームでもノドから手が出るほど欲しい逸材。彼はメジャーの野球の中でも最もユニークな選手。それを理解してほしい。彼がいなくなったあと、メジャーに彼のようなバッターが出てくることは二度とないのだから、もっと現在の彼を評価してやってほしい」
 それでも全米がイチローのバットで大騒ぎするのは、イチロー自身が年間最多安打記録を更新したときか、メジャーでは1941年以来出現していない「4割打者」の可能性が出てきた場合に限定されそうな雲行きだ。(夕刊フジ特電)
[ 6月15日 17時3分 更新 ]
◆Seattle Post Intelligencer の元記事 "Hits just keep coming for Ichiro"
◆元記事の日本語訳『どこまでも打ち続けるイチロー』◆

 ぜひともリンク先に飛んで元記事を読んでください。イチローを賞賛する記事が、順番を入れ替えて妙なコメントを入れるだけでたちまち批判記事に早変わり、とそういうわけです。この手の情報操作はお手の物って? アホくさ……。

 どうもマスコミは松井秀喜を持ち上げイチローを貶めますね。こういうことは間接的に松井を貶めているとも思うんですが。あと、私はその分野に詳しくないですが、サッカーの中村俊輔とボクシングの亀田三兄弟にも同じような批判を許さない変な持ち上げ傾向が見られるとも聞きます。ホントにクズだね。

2006年06月13日

WC での日本の敗戦に……

 サッカーのワールドカップは今回もさすがに注目度が高いようで、特にきのうの日本対オーストラリアは非常に多くの人が見ていたようですね。ちなみに私はその時間、力尽きて寝ていました。ミーハー的にちょっとでも見ようと思っていたんですけど無理でしたね。で、こうしてこんな時間に目覚めてネット巡回やブログ書きなどをしている最中なのです。

 試合は終了6分前、一度に3失点を喫して日本まさかの逆転負けという展開だったそうですね。結果を調べようと思わなくても、自然にそのくらいのことが目につくくらいいろんなところで書いてありました。ええ、私が普段巡回している野球系の掲示板でも。

 ただ、それに対する感想が「なんかマリナーズみたいだね」ってのはあんまりだ……。

珍しいトリプルプレーにあの人の影が……

 6月11日、カンザスシティ・ロイヤルズとタンパベイ・デヴィルレイズとの試合で珍しいトリプルプレーがありました。トリプルプレー自体も珍しいのですが、今回はその中でも特に珍しい形で完成しました。

 2回表タンパの攻撃、ノーアウト走者1・3塁のケースで、打者が浅いセンターフライを打ち上げました。3塁ランナーはタグアップ(日本で言うタッチアップ)し、送球が後ろに逸れたこともありホームへ生還しました。悪送球を見た1塁ランナーはすかさず2塁へ進塁をしようとしますが、逸れた球をバックアップしていた投手がキャッチ、そのまま2塁送球アウトとなりました。

 これだけなら1点入って2アウト走者なしなのですが、そこで映像が途切れてなぜか3アウト。どうやら映像が途切れたあと、3塁にボールが渡りそのままベースタッチ、三塁手によるアピールアウトが認められたようです。アピールの内容は「タグアップの離塁が早過ぎた」というもの。これでトリプルプレー、当然得点も失効と相成りました。サードはランナーをよく見ていました。素晴らしいファインプレーです。

 なお、アピールを認めた三塁塁審はボブ・デイヴィッドソンです。

トリプルプレーのシーンの映像が見られます。残念ながらこの映像では真偽は判断できませんが)

2006年06月10日

松井とメルキー:翻訳というより捏造

 現地時間で7日、ニューヨーク・ヤンキーズのメルキー・カブレラという弱冠21歳のレフトがファインプレーを見せました。ホームラン性の飛球をフェンスに上って捕球したのです。これがスタンドに入っていたら、同点となっていたケースでした。試合はそのまま点が動かず、2-1の僅差でヤンキーズが勝ちました。状況から考えてもビッグ・プレーです。まあそれ自体は良いのですが。

 問題なのは、このファインプレーについて書かれた記事です。私自身は最初知らなかったのですが、別のところでこれがとんでもないことになっていることを教えてもらいました。どういうことかというと、このプレーについてのトーリ監督のコメントがひどく歪められているのです。最初は何かの間違いかとも思ったんですが、私もこの目で確かめてみました。

◆問題の記事◆
スポニチの記事
トーリ監督は「マツイでもあの打球に追いつくだろう。ただ、ああいうプレーはしない。メルキー(カブレラ)には運動能力の高さがある」と感心。


 ところが、このインタビューを掲載した現地の新聞(New York Times を含む)には、細かい言い回しこそ違えど全てこう書かれています。
NY Times の記事
松井にはあの打球は絶対に追いつけない。彼にはカブレラほどのスピードがない」


 これはあまりにもひどすぎます。多少なりと翻訳をやっている人間としては許し難い物があります。今さらながらですが、「マスコミってのはこんな物だ」くらいの認識でちょうど良いのかも知れませんけどね。

mixi 始めました

 きっかけは「とある情報がほしかったから」というただそれだけですが、さる方に招待していただき、mixi に登録しました。ただ SNS、特にその最大級とされる mixi は決して評判は良くないみたいですね。その辺は前々から聞いていたので、ひょっとしたら ROM っぽくなるかなと思いつつも、ちょこちょこといじってます。

 今の段階で良いところはいったんは連絡が取れなくなった人とか、あまり諸々の理由で表に出るのが不都合な人(例:奥ゆかしい人、普通のブログや掲示板などでスパムにねらい打ちされている人)とか、そういう人と連絡がとれることかな。そんだけですけど、それで十分です。mixi の売りのひとつは新しい人の輪を広げられることでしょうけど、それには全く魅力は感じないなぁ。

 逆にこういう使い方だと、世間で言われるような悪い点は出てこないですね。今のところは少なくとも。まあ様子見です。果たして人が悪いのか、道具(mixi)が悪いのか。現段階では人の方が悪いように見えますが、まだまだ結論は出せませんね。
posted by Yosh at 00:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 本とかTVとかネットとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月07日

MLB 新人ドラフト開催中

 今年も MLB ではドラフトが始まりました。日本では秋口に開催されますが、あちらではこの時期に開催されます。時期だけじゃなく、指名される人数と制度も日本とは大きく異なっていますね。

 指名される人数は毎年、各球団で何十人にもおよびます。そのため今年は6月6日〜7日(現地時間)の2日間に渡って実施されています。今日の段階で、18巡目が終わり全30球団が18名を指名しています。

 制度も複雑ですが、理に適っています。まず指名できる順番は前年の勝率の低い順を基本とします。その上で、オフシーズンで FA により選手を獲得したチームは、その選手の元の所属チームに1巡目の指名権を譲るのです。その指名権の譲り方は獲得選手の格(独自の基準で格付けされる)によっても左右されます。MLB 選手の上位 30% と見なされるクラス A の選手(イチローや松井秀喜なども含まれます)を流出したチームは、獲得チームから1巡目指名権を受け取れるだけでなく、2巡目の前にもう1回の指名ができる、つまり、1.5巡目が得られます。

 今季のシアトルは、1巡目(全体で5番目の指名)にカリフォルニア大学の速球派右腕ブランドン・モロー投手を指名しました。映像で見たところ、なかなかに長身の投手で、スピードも95マイルくらい(約 150km/h)をコンスタントに出せるみたいですね。99マイルを計測したこともあるらしく、結構なスピードガンナーですね。

 あ、「アメリカのドラフト選手のビデオを見てるってどんだけマニアックやねん」と思われたかも知れません。違うんですよ。実はこのくらい上位の選手であれば、MLB 公式サイトでスカウティング用のビデオを見られるんです。単に MLB の情報提供が進んでいて、日本のプロ野球が遅れているだけです。

2006年06月06日

イチロー、“週間 MVP”に選出

 イチローがアメリカン・リーグの Player of the Week、つまり日本語に敢えて訳すとすれば“週間 MVP”に選ばれました。ここ最近のイチローはコンスタントにヒットを重ねており、1試合に複数のヒットを打つ「マルチヒット」を量産しています。それが認められてか、なんとホームランを1本も打っていないのに選出されてしまいました。打者でホームラン0なのに PoW に選ばれるというのは、珍しいことだと思います。ここ1ヶ月の好調により、打率も今日の時点で.341となり、アメリカン・リーグ4位、MLB 全体でも7位まで順位を上げてきました。このままなかなか順調にはいかないかとは思いますが、それでも自身3度目の首位打者が見えてきた感がありますね。ちなみに今季のここまでのヒット数は85で、1番打者であることとほとんど休ませてもらえない監督の采配とがアシストしているのも大きいですが、ダントツのトップです(2位はボルティモア・オリオールズの“鉄人”ミゲール・テハダで77本ですから、8本も差があります)。

 ところでそのイチロー選手ですが、球場に来た女児が持っていた応援プレートにこんなことが書かれていました。
HUG_Ichiro.gif
「イチロー、3歳のお誕生日にだっこして黒ハート

 どうやらイチローはちっちゃな女の子にモテモテみたいですね。そういえば2004年の球団 CM でもイチローヴァージョンでは女の子が出演してますし。(リンク先で CM が見られます。音が出るので注意! でもユーモラスなような感動的なような、なかなかいい CM だと思うんで、ぜひ見てみてください)

2006年06月03日

3打数3安打大当たり! イチローじゃないよ?

 今日のシアトルは43歳の大ベテラン、ジェイミー・モイヤー投手が2安打完封という素晴らしいピッチングを披露しました。残念ながらこの目で見ることはできなかったのですが、おかげでちょっとした興奮状態になり、そのまま16時から開始する広島市民球場になだれ込むことに決めちゃいました。たった1回の野球観戦ですら金銭的に無謀な状態なのに、ついやっちゃいました。試合は天罰が当たったのか、バカ試合となってしまいましたとさ。しょんぼり。

 それはさておき、なんかサンディエゴ対ピッツバーグの試合で朴チャンホが3打数3安打2打点という大当たりだそうです。ビックリしました。

 普段 MLB を見ていない人は何がどうビックリなのかと思われるでしょう。そして、WBC を見られていた方なら聞き覚えのある名前だと思います。サンディエゴ・パドレスの朴チャンホは、あの韓国チームの抑えとして、あるいはアメリカラウンドでの日本戦(つまり日韓対決の第2戦目)で先発投手として好投したあの朴投手です。すげーな。日本で言うと元阪神−オリックスのトレイ・ムーアや元広島のクリス・ブロック、今なら千葉ロッテの小林宏之辺りは打率3割の成績を残していたりしますが、朴は今日の4安打で打率を4割ちょうどに上げています。なんじゃそら。

転がる石とか性の機関銃とか

 ちょっと目を引く音楽の話題が2つほどあったので。

 まずは海外のニュースから。キースが完全復活宣言だそうです。生ける伝説「ローリング・ストーンズ」のキース・リチャーズ (62) が怪我から復帰し、世界ツアーを再開する模様です。

 キースはフィジーだかどこかの南の島で、観光アトラクションのやしの木登り中に転落して頭を強打、そのまま病院に搬送され一時は再起不能説まで流れていました。個人的にはそんなに好きなバンドというほどでもないんですが、それでもやはり上にも書いたように「生ける伝説」ですからね。ほっとしてます。

 ちなみに最初の報道が流れていた時点では、やしの木登りが観光アトラクションだということを知らなかったので、単なる奇行かと思ってました。ゴメンよ、キース。


 もうひとつの話題は桜塚やっくん。案の定というか CD デビューだそうです。この手の話(本職じゃない人の歌手デビュー)には普段はあまり興味がないですし、「あること」を知るまでは実際に「歌手・桜塚やっくん」の方にも興味がありませんでした。そのあることというのは、プロデューサーを意外な人物が務めるということです。

 誰のことかというと、SEX MACHINEGUNS の ANCHANG(あんちゃん)ですよ。曲のタイトルも「ゲキマジムカツク」だそうで、もうこれだけで ANCHANG 節バリバリなのが容易に想像つきますな。実際の曲を聴いていない以上最終的な判断はもちろんできませんけど、それでもやっくんに ANCHANG とは良い人選だと思いますね。ちょっとだけ楽しみになってきました。
posted by Yosh at 12:39| Comment(2) | TrackBack(0) | こだわり! 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月02日

なぜか身の回りで嫌われる宝塚歌劇団

 今日たまたま知ったのですが、女優の黒木瞳さんって宝塚歌劇団出身だったんですね。なんか初めてテレビで見たときから当然のように人気女優の扱いだったので、ちょっと不思議に思ってはいたのですよ。当時は単純に私が物知らずだっただけで最初からみんな知ってたんだと思っていたのですが、それとは別の意味で物知らずだったようです。

 宝塚出身といえば天海祐希さんも大人気ですね。視聴率の女王なんて異名もつくくらい勢いがあります。テレビ女優に成り立ての頃は『太陽にほえろ』のスペシャル続編(主演:館ひろし)とか変な番組によく出てた印象が強かったのですが、やはり『女王の教室』のインパクトが大きかったんでしょうか。

 で、そんなことを思っていると、また宝塚歌劇を見たくなってきました。実は一度だけ観に行ったことがあるんですよね。といっても自分の意志ではなくて社員旅行で行ったんですけど。ただ、実際に見てみたらナカナカ気に入っちゃいまして、いつかもう1回くらいは見に行きたいと思ってます。あの歌と踊りと変な衣装のコラボレーションは何ともいえずたまらんものがあります。

 ただ、不思議なことにその話をちょっとだしただけで、ほとんどの友人たちはものすごい拒絶反応を示します。別に誘ってる訳じゃなくても、単に「また観に行きたいなぁ……」と半分独り言みたいにつぶやいただけでも、
小川「行くわきゃない」
あゆみ「行かんよ」
といった有様。唯一賛同してくれたのが……
4-woods「あー観に行きたいね」

 というわけでもしかしたら、数年後おっさん2人で宝塚歌劇を観劇するという世にもスバラシイ計画が実現するやも知れませぬ。
posted by Yosh at 23:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 雑記帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月01日

ファン投票なんてやめてしまえ! 日本のオールスター

 今年も日米でオールスターのファン投票が始まりました。日本のファン投票は例によってというか、相変わらずというか、がっかりさせられるような票の入り方をしているようです。

 ひとつはいわゆる組織票という奴です。毎年、中間発表で阪神タイガースの選手に突然不自然な票が大量に投じられます。これははっきりとわかる例ですが、もしかしたら他の球団にも同じようなことが起きているのかも知れません。組織票というのは特定の団体がその団体のメンバーを使って票稼ぎをすることを言うわけですが、要は別に見たくもない選手に仕事なり義務なりで投票をしているということになります。つまりファンの意志が反映されているとはとても言い難いノイズ票が大勢を占めるという不健全な投票と言えます。

 もうひとつは好きな球団の選手にだけ票を入れる狂信的なファンの存在です。オールスターというのは各リーグのスターが勢揃いして対決するというもので、「夢の競宴」と呼ばれるのはそこからです。それを「夢のない競宴」にしてどうするんですか。

 このように言うとこのように反論する人がよくいます。「実力の審査じゃなくて人気投票なのだから、好きな選手に投票して何が悪い。文句があるならファン投票をやめればいい。」と。この意見には、大きな間違いと大きな真実の両方が含まれていると思います。

 まず、単にひいきチームの選手に投票するのは明白に悪いことです。実力(たとえ半年や1年というような短期的な好調であっても)を伴っていること、あるいは何らかの形で敬意を払われるような偉大な選手であること、これは必須条件です。そもそもオールスターが MLB で始まったきっかけは、ある少年の次のような手紙からでした。
「カール・ハッベルが投げて、ベーブ・ルースが打つのを見たい」
リーグを分かれているが故に実現しないスーパースターの対決を望む純真な心が MLB のオールスター“ミッドサマー・クラシック”の始まりでした。

 したがって、単に好きなチームのノミネート選手に票を投じるだけというのは、オールスターの理念そのものに反している害悪に他なりません。実はファン投票というのは、単なる人気投票ではなく実力審査の意味が強くあるべきなのです。もちろん多少のひいき目はやむを得ないし、構わないと思います。ただ、不振にあえいでいたり故障して試合に出ていなく、当日まで回復の見込みのないような選手などに、単にマークシートに名前があるからという理由で投票するのは野球ファンのやることではありません。

 昨年のカープの例で言うと、サードにはグレッグ・ラロッカがノミネートされていました。しかしラロッカは故障により長期欠場し、復帰後も休み休み出場するような形になりました。ポジションもセカンドを守ることが多くなりました。代わりに台頭したのが新井貴浩で、ご存じのように最終的にセリーグのホームラン王になりました。このケースで「ラロッカのファンなのでセカンドとして投票した」ならアリだと思います(ご存じのようにラロッカも素晴らしい選手ですから)が、「サードは脊髄反射的にラロッカに入れた」というカープファンを私は軽蔑します。

 さて、私は上記の意見の中に「大きな真実がある」とも言いました。それは何かといいますと、「ファン投票なんてやめればいい」という点です。上で挙げた2つの問題点により、ファン投票が機能していないのは明白です。たとえば日米野球などのエキシビジョンゲームの選抜メンバーもファン投票がないことが多く、それで問題が起きるほど大きな不満は出ていないですし、やめちゃった方がいいんじゃないですかね。スポンサーのサンヨーさんは困るでしょうけど。
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